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タムロンが年内に発表予定の新レンズ3本はエキサイティングな高性能・小型モデルとなる?

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Phototrendがタムロンのインタビュー内容を記事として発信しています。

Phototrend:KENJI NAKAGAWA, TAMRON : « NOS FOCALES FIXES SONT UNE PORTE D’ENTRÉE VERS TAMRON »

  • 日本を旅行中に埼玉県にあるタムロン本社を訪れた。そこで企画マネージャーと研究開発部門の中心人物と会うことが出来た。
  • 今回のインタビューでは最近発表された20mm・24mm・35mm F2.8、そして70-180mm F2.8について聞いてみた。

ミラーレス用レンズについて

  • 28-75mm F2.8からミラーレスレンズを始めることを考えていたが、この種のレンズにはとても懐疑的だった。発売後に売上は急上昇し、生産ラインをすぐに増やすことが出来なかった。
  • 2017年はじめ頃の時点で2019年にここまで増収するとは予想していなかった。この結果には素直に驚いている。
  • 現時点で2020年に導入する新レンズについて発表する準備は整っていない。3本のレンズは年内発売を目標としている。(CP+で発表する可能性はあった)
  • 新しい3本のレンズは「エキサイティングで高い光学性能・コンパクト・リーズナブル」という重要なコンセプトを組み込んでいる。
  • 一眼レフ市場は縮小している。APS-C以下のミラーレスも落ち込みが激しいものの、フルサイズは同水準を保っている。
  • 28-75mm F2.8や17-28mm F2.8は全ての国でとてもよく売れている。とは言え、一眼レフ市場の縮小は続いており、厳しい状況となるだろう。
  • 20mm・24mm・35mm F2.8は同じフィルター径を採用し、リーズナブルな価格設定で高性能なレンズとして導入した。
  • 72mmフィルター径は少し大きすぎるので、本当に実用的な67mmフィルターで統一した。
  • ソニーEマウントはレンズプロトコルが公開されている。マウント仕様に従えばだれでもEマウントシステムを利用可能だ。仕様に従う必要があるものの、ゼロから始めるよりは比較的簡単だ。
  • キヤノン・ニコン・パナソニックはプロトコルを公開していない。これらに対応するレンズを開発するにはリバースエンジニアリングでゼロから始める必要がある。

70-180mm F2.8 Di III VXDについて

  • 70-200mmのズームレンジはレンズサイズが遥かに大きくなる。そのため我々は180mmを選択した。それに67mmフィルター径を実現するには180mmが理想的な数値だったのだ。
  • 70-180mm F2.8 Di III VXDに三脚座は無い。手ぶれ補正も搭載していないが、ボディ内手ぶれ補正が有効となるだろう。レンズに組み込むことも可能だが、レンズサイズと重量は大きく増えてしまう。
  • 70-180mm F2.8はタムロン初となるボイスコイルモーターを使用している。これは我々が2年間開発してきた技術を使用している。大きなフォーカスレンズを動かす強力なアクチュエーターだ。独立した2つのレンズ群が磁石とボイスコイルで制御される。
  • 70-180mm F2.8のオートフォーカスはとても静かで正確だ。フォーカシング速度は本当に驚いている。
  • 17-28mm F2.8や28-75mm F2.8はステッピングモーターを使用している。70-180mm F2.8はリニアモーターを使うのでさらに静かで正確だ。特に望遠ズームレンズで効果的なアクチュエーターである。
  • ネジ山の粗い制御となるステッピングモーターと比べて機械的接点を持たないリニアモーターは遥かに滑らかで正確だ。
  • VXDエンジンは市販されているが、2つの光学系を動かす内部制御の開発に時間がかかった。
  • 動画撮影の場合、滑らかなフォーカシングを実現するため、可能な限り小さなフォーカスレンズで設計する必要がある。70-180mm F2.8はそのようなニーズも満たすようにVXDモーターを使用している。

ミラーレス用単焦点レンズについて

  • 20mm・24mm・35mm F2.8は外観こそ同じだが、光学設計は異なっている。35mmは比較的コンパクトなレンズ構成であり、外観の統一性を重視しなければよりコンパクトに設計することが出来た。
  • すでに20mm・24mm・35mmの競合レンズが多く、個性を出すために「1:5」の撮影倍率を導入した。
  • F2.8ズームとF2.8単焦点はパラメータが被っているかもしれないが、用途が異なるので棲み分けが出来るはずだ。個人的にはコンパクトな単焦点レンズが好みだ。
  • 単焦点「1:2」のハーフマクロを実現しようとすると、50mm F2.8で同じサイズを維持するのは難しい。ベースは「35mm」となっており、それに派生して20mm・24mmを作っている。50mmを作るにはもっと長い鏡筒が必要だ。
  • 単焦点レンズの需要はあると思うが、ズームレンズと比べるとかなり少ない需要となるだろう。単焦点レンズ3本を同時発表したのは市場の注目を我々に向けるためだ。
  • ミラーレス用45mmを投入するかどうかはまだ分からない。一眼レフ用で「45mm F1.8」を投入したのは「50mm F1.8」との競合を避けるためだ。さらに45mmの視野角が人間の視界によく似ているからでもある。

今後について

  • キヤノンRF・ニコンZ用レンズの開発には時間がかかる。需要がどうなるかもわからない。ライカLマウントの需要はまだ調査していない段階だ。技術的には可能だが、じっくり検討する必要がある。
  • ソニーEマウントが最も狭いので、大口径キヤノンRFやニコンZマウントに合わせることは可能だ。ただし、マウントごとに電子回路のデザインを変える必要がある。
  • 一眼レフ市場は縮小している。我々はミラーレス用レンズの開発に注力している。
  • 我々の工場は広東省にあり、スペアパーツの販売業者も中国だ。新型コロナウイルスの影響はある。ただし、日本やベトナムにも工場があるので被害を最小限に抑えようと努力している。

とのこと。
年内発表5本の新レンズのうち、既に発表済みの「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F050」「70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056):開発発表」が含まれています。残り3本が気になるところですねえ。

F2.8ズームが完成しているので、大口径単焦点となるか、超望遠ズーム・高倍率ズームとなるのか…。個性的なミラーレス用レンズが多いので、今後のタムロンレンズにも期待したいところ。

ちなみに私は「フルサイズ Di III」は全て使ってきました。どれも良いレンズですが、単焦点F2.8シリーズは少し癖が強いので注意(AFやAFやAF)。70-180mm F2.8も突撃したいところですが、コロナウイルスの影響が気になるところですねえ。

70-180mm F2.8のオートフォーカスはデュアルリニアモーターとのこと。

…などなど、最新の70-200mm F2.8はフォーカスレンズを分割するのが主流となっている模様。このクラスでデュアルリニア駆動は珍しいので、タムロンがどのうなフォーカス速度を実現しているのか非常に気になる所ですねえ。オリンパスのデュアルVCMが滅茶苦茶高速なので期待しています。

インタビュー内容を見る限りでは、まだキヤノンRF・ニコンZ用レンズは期待薄の模様。キヤノン「EOS R5」の登場でミラーレス市場のシェアが動くと、タムロンも機に乗ずるかもしれませんね。

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