このページではニコンの一眼レフカメラ「D780」について情報を収集しています。
最新情報
- ニコンが「Z 5」「D780」用の最新ファームウェアを公開 2024年4月17日
- ニコンがD780用ファームウェアVer1.10を公開 2023年8月8日
- 楽天スーパーSALEでニコン D780が数量限定で114,000円 2023年6月10日
- ニコンが「D780」用のファームウェアアップデートVer1.03を公開 2022年3月17日
- 「Z 6II」と「D780」の外観やスペックの違い 2020年10月19日
- 「Z 5」と「D780」の外観やスペックの違い 2020年7月24日
- ニコンD780はまだ一眼レフを捨てられない人にとっておススメの1台【海外の評価】 2020年3月7日
- ニコン「D780」とキヤノン「EOS 6D Mark II」の外観・スペックの違い 2020年2月23日
- ニコンD780はほぼクラス最高の動画性能を備えた一眼レフカメラ【海外の評価】 2020年2月20日
- ニコンD780はあらゆる状況に対応できる優れた一眼レフカメラ【海外の評価】 2020年2月19日
データベース
- ニコン「D780」と「D750」の外観・スペックの違い
- ニコン「D850」と「D780」の外観・スペックの違い
- ニコン「D780」と「Z 6」の外観・スペックの違い
- ニコン「D780」とキヤノン「EOS 6D Mark II」の外観・スペックの違い
- 「Z 6II」と「D780」の外観やスペックの違い
レビュー
- DPReview
・所感
・ハンズオン(訳) - Mobile01
(抄訳記事) - Lesnumeriques
- Photographylife
(抄訳記事) - 価格コム
レビュー/口コミ
参考サイト
- 公式
- デジカメwatch 速報
- デジカメwatch
・外観・操作編
・使いこなし - DPReview
・レビュー(訳) - ePHOTOzine
(抄訳記事) - PhotographyBlog
(抄訳記事) - Photons to photos
- IMAGING RESOURCE
購入早見表
D780 ボディー | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
e-BEST | ヤマダ | ノジマ | PayPay |
更新履歴
- 2020-05-14:Photons to photosがD780のダイナミックレンジテストの結果を公開しています。
- 2020-04023:ファームウェア 1.01が公開されました。
- 2020-02-20:DPReviewがレビューを公開しています。
- 2020-01-30:DPReviewがサンプルギャラリーを公開しています。
- 2020-01-28:ePHOTOzineがサンプルギャラリーを公開しました。
- 2020-01-07:ニコンが「D780」を正式発表しました。
- 2020-01-05:Nikon D780と思われる製品画像が出回り始める【噂】
- 209-12-31:ニコン新型一眼レフ「D780」は近日発表でほぼ確定か?【噂】
- 2019-11-13:D750後継モデルに関する初期のスペック情報
- 2019-08-15:ニコンの未発表新型カメラはFX一眼レフ2台とFX・DXミラーレスが1台存在する?【噂】
- 2019-06-12:Nikon D760がエントリーモデルとして2020年第一四半期に登場する?【噂】
- 2018-12-08:ニコンD760は2019年にエントリークラスの一眼レフカメラとして登場する?【噂】
- 2018-03-06:Nikon D760は2400万画素の4K動画対応カメラとなる?【海外情報】
海外の評価
Photographylife
紹介
- ライブビューで毎秒12コマの連写撮影が可能で、4K 30pのフル画角に対応している2400万画素センサー搭載の一眼レフカメラだ。Z 6から像面位相差AFを含む多くのライブビュー機能を受け継いでいる。
- D780はとても見事な一眼レフシリーズの第3弾だ。前身となるD700・D750はいずれも優れたカメラであり、今でも素晴らしいカメラである。D750は中古市場で最もお買い得な一眼カメラの一つだ。
- 表面的にD780はD750と良く似ている。2400万画素・51点AFシステム・ボディデザインなどだ。そしてD750で便利だった機能がいくつか無くなっている(内蔵フラッシュや縦位置グリップの接点)のは残念だ。
- しかし、長時間の使用でスペックシートからは見えてこない多くの改良点があることに気が付いた。D600→D610のような変更では無く、D800→D810のような違いに近い。
- 動画機能は全く新しくなっている。オーバーサンプリングでフル画角の4K、FHD 120fps、HDMI出力での10bit N-log機能は言うまでもない。現時点でニコン一眼レフとしては最高の動画用カメラだ。Zカメラはさらにボディ内手ぶれ補正と電子ファインダーを利用できる。
- 動画以外で興味深いのはシャッター速度の範囲が~900秒まで拡張していることだ。このような長秒シャッターを備えているのは前代未聞である。
操作性
- 従来のニコンユーザーであればD780の外観とボタンレイアウトはすぐに慣れるだろう。既存の一眼レフカメラとよく似ており、変更点はわずかだ。
- 背面はライブビューや動画の切替スイッチが使いやすい位置に移動し、専用のAF-ONボタンが追加されている。これまでAF-ONボタンはハイエンドカメラのみ搭載していた機能だ。
- 操作系統で欠けているものがあるとすればジョイスティックだ。なぜジョイスティックをD780に導入しなかったのか理解できるが、出来るだけ多くのニコン製カメラでジョイスティックを使いたいと思っている。同価格帯のZ 6にはジョイスティックを搭載している。
- カメラ上部のデザインはとてもよく似ている。大きな違いは測光ボタンをISOボタンに置き換えたことだ。(ただし、背面の縮小ボタンで測光を設定することが可能だ)
個人的にこの変更は歓迎すべきものであり、D780を片手で操作しやすくしている。多くのフォトグラファーは測光よりISOを操作する頻度が高いはずだ。 - 従来の測光ボタンが必要ば場合はボタンカスタマイズで動画ボタンに測光を割り当てると良いだろう。
- ライブビューの撮影体験が大幅に向上している。高速AF・広いカバーエリア・完全電子シャッターなどだ。ライブビュー性能はまるでZ 6のようである。Zカメラにファームウェアアップデートで導入した「動物瞳AF」以外でD780と区別することは出来ない。
- ライブビューはさらにタッチパネルに対応し、高解像モニターとなり、遥かに優れた低照度AF性能を備えている。とは言え、個人的にライブビュー性能を重視するのであればZ 6をおススメしたい。
- バッテリーライフは従来通り良好だ。スペックシートの撮影枚数はフラッシュ非搭載が故の改善なので期待し過ぎは禁物だ。USB経由での充電に対応しているのも歓迎すべきポイントだ。ただし充電可能なバッテリーは「EN-EL15b」である。
- メニューシステムはマイナーチェンジと機能追加を除いて従来通りの配置だ。機能を大きく変化できる5つのボタンカスタマイズを備えている。
- ISO AUTOは最大ISO感度を設定できる他、焦点距離に応じた限界シャッター速度の調整が可能だ。Fnボタンに「マイメニュー」を登録して、一番上の項目に設定機能を登録しておくと非常に便利だ。
- 最大900秒のシャッタースピード設定はD780の仕様で最も興味深い。バルブモードで撮影することも可能だが、いちいちタイマーで確認するよりカメラでシャッタースピードを設定したほうがずっと便利である。利用できるシャッタースピードは以下の通りだ。
・30秒
・60秒
・90秒
・120秒
・180秒
・240秒
・300秒
・480秒
・600秒
・720秒
・900秒
1/3段から1段までの間隔にバラつきがあるのは奇妙だが。より高精度な操作が必要な場合はタイム撮影を使用すると良いだろう。(訳注:シャッターボタンを1回押すと露光が始まり、2回目の操作で露光が終了するバルブモード) - 900秒の撮影が可能だが、ファインダーにはアイピースシャッターが搭載されていない点に気を付ける必要がある。
- D780の大きな改良点の一つとして、大幅なバッファ拡張を挙げることが出来る。UHS-IIカード対応が大きいと思われるが、高速処理を実現したEXPEED 6の恩恵もあると思われる。14bit RAWで68コマ、12bit RAWで100コマの撮影が可能だ。これは7fpsでおよそ10秒の連続撮影を意味しており、とても見事な性能だ。
ライブビュー時は12コマ秒の連写が可能だが、12bit RAW限定となり、約8.3秒の連写が可能だ。D750と比べて動体写真の適正が大幅に向上している。 - 縦位置バッテリーグリップが必要な場合、D750を使い続けるか、D810/D850へジャンプする必要がある。単純なバッテリーグリップをリリースする可能性は残っているが、電子接点が無いのでボタンやダイヤルは付かないと思われる。
- 内蔵フラッシュの欠如はもう一つの注意点だ。フラッシュを使わなくとも、コマンダーとして役に立っていた。フラッシュが無くなったことでコマンダーを別に用意する必要がある。
- Z 6と似たスペックのカメラだが、バッテリーライフが長く、光学ファインダーを備えている。ただし、便利な電子ファインダーや幅広いAFエリアをファインダーで利用することが出来ない。そして、D780は多くの一眼レフより軽量だがミラーレスと比べると大きく重い。ボディ内手ぶれ補正も非搭載だ。
オートフォーカス
- Z 6と同じく像面位相差AFに対応している。ライブビューにおけるオートフォーカスは大幅に高速化した。そして優れた精度も両立している。
- 並外れた低照度性能を備えており、F2のレンズでも-6EVの検出輝度に対応している。他のどの一眼レフよりも低照度に強いカメラだ。
- 拡張ローライトAFを利用する場合はメニューでオンにしておく必要がある。それ以外の場合は-4EVまでに対応している。ローライトAFはそれほど高速フォーカスでは無いが、-6EVのAFに対応しているのは注目に値する。
- ライブビュー時のAF-Cは上手くいくものの、いくつか問題を抱えている。
・フォーカスエリアが合焦中でも赤色枠のまま
・3Dトラッキングに代わる直感的な追従モードが無い
・便利なフォーカスエリアモードが無い(D21やD51など) - ライブビューAF-Cの性能が悪いわけでは無く、他のニコン一眼レフと比べると遥かに優れている。光学ファインダーのAFに匹敵するパフォーマンスを期待してはいけない。
- D780のファインダーフォーカスシステムはD4で使われていた素晴らしいセンサーと、D5から継承したアルゴリズムを組み合わせている。動く被写体を効果的に捕捉し、従来の51点AFより明らかに優れている。D5譲りのアルゴリズムが上手く機能しているのだろう。D750・D810と比べて優れていると確信している。
- 残念ながら51点AFには問題が一つある。フォーカスエリアが狭いのだ。ファインダーAFはスポーツ写真に適しているが、全身をフレームに写したい場合に顔がフォーカスエリアから外れてしまうことがある。もう少し広いカバーエリアだと良かった。
- ファインダーAFでも顔検出に対応しているが、瞳まで検出することは出来ない。
画質・動画
- D780に搭載されている2400万画素 裏面照射型CMOSはニコンのラインアップで最高となるセンサーだ。Z 6と同じく優れた画質となる。
- 高感度性能は2400万画素クラスとしては最も優れている。ISO 6400までは使いやすい画質となり、ISO 12800や25600で著しく悪化する。ISO 51200以降には設定したくない。
- D750と比べて、ISO12800は明らかにD780のセンサーが良好だ。この傾向はISO25600も同様である。全体的に見て1段ほど優れた高感度画質だ。
- 常用感度はISO12800までに設定し、ISO6400でも満足のいく画質だ。緊急的にISO25600を使うかもしれない。
- Z 6と同様、とても見事なダイナミックレンジを備えている。前世代の2400万画素センサーと比べて僅かに良好だ。
- D780で高速連写中、完全に露出不足(真っ暗)な状態のカットが混じっていた。
- タイムラプスモードが僅かに改良されている。
・各撮影前にフォーカス機能
・静止画+タイムラプス動画の生成
特に前者はフォーカスモードを切り替え忘れた時に有効だ(AF状態で低照度のタイムラプスを実行すると悲惨な結果となる)。「オフ」に設定しておくことでフォーカスモードを切替忘れてもピントがずれる心配が無くなった。
後者は従来まで静止画RAWと動画静止の両立が出来なかった点が改善している。 - D780は優れた動画用カメラとなる。クロップ無しのオーバーサンプリング4Kで高水準なディテールの動画撮影が可能だ。Z 6と同等、そして全てのニコン製カメラより優れている。
- 動画撮影時のISO感度は高くても良好な画質だ。ISO6400まではとても優れており、ノイズは最小限である。ISO32000でさえ実用可能な画質だ。
- 動画撮影時に像面位相差AFを利用できるのは大きい。追従性能は高速かつ正確だ。
- 動画撮影時に電子手ぶれ補正やパワー絞り、フォーカスピーキング、ゼブラ表示など便利な機能を利用できる。ただし、ミラーレスのように電子ファインダーやボディ内手ぶれ補正は搭載していない。
カメラ比較
- D750
1500ドルと安く、中古は800ドル以下となることがある。遥かに小さなバッファや動画仕様は妥協する必要があるものの、依然として優れた一眼レフカメラには違いない。 - Z 6
カメラのパフォーマンスはとてもよく似ている。レンズラインアップやフォーカス性能、携帯性をよく検討すると良いだろう。今のところZレンズはとても良好なので、今からレンズを集めるのであればZカメラがおススメだ。既にFマウントレンズを所有しているのであればD780が適しているだろう。特に動体を重視するのであればファインダーAFの使用をおススメする。旅行や風景の撮影であればZ 6が最適だろう。 - D850
ライブビューや動画機能はD780有利だが、他の点ではD850が圧倒している。もちろん価格に差があるので、同じターゲット層のカメラでは無いことが分かる。コストを気にしないのであればD850を買いたい。
ぱっと見は新鮮味の無いカメラだが、見事な一眼レフだったD750をさらに改良し、とても洗練されたカメラだ。重要な仕様が5年以上前のD750から変更されていないのも事実だ。依然として2400万画素、51点AFシステムを採用、メカシャッターの連写速度は7fpsだ。
しかし、高感度やダイナミックレンジが良好となり、D5譲りのAFアルゴリズムを実装している。さらにバッファが非常に大きくなっているので連写撮影に優れたカメラへと変化している。見出しとなる仕様を最大化せず、重要な補助機能を改善することに注力したカメラである。カジュアルな購買層には訴求力が低いかもしれない(価格設定も相まって)。
長所:2400万画素クラス最高のISO性能・高速で捕捉性の高いファインダーAF・優れたビルドクオリティ・豊富なFマウントレンズ群・価格を考慮すると最高クラスの動画機能・大きく改善したライブビュー・最長15分のシャッタースピード・AF-ON専用ボタン・12コマ秒の連写速度・バッファの大容量化・タイムラプス機能・フルサイズ一眼レフとしては小型軽量・優れたバッテリーライフ・致命的な欠点がほとんど無い洗練されたカメラ
短所:従来通りの51点AFセンサー・内蔵フラッシュや縦位置グリップが無い・ファインダーAFがとても狭い・バリアングルモニタでは無い・ミラーレスよりも重くて大きい・高速連写で露出が不安定となる場合があった・ニコン Z 6と比べて少し高い。
長所・短所どちらもたくさんあるが、最も懸念すべきは価格設定だ。2300ドルあればここ最近登場した素晴らしいカメラも検討可能だ。特に最新テクノロジーを取り込んだミラーレスが数多く存在する。
比較してD780は目新しさに欠けるが、私が使って来た中で最も使いやすいカメラの一つだ。
PhotographyBlog
Nikon D780?Review
- もし一眼レフの分厚い感触と操作性を好むのであれば、もしくはミラーレスへの切替を躊躇っているのであれば、おそらくNikon D780のようなカメラが好きになるだろう。
- 大きさはD750とそれほど違わず、D750の操作性が好きな人にとって朗報だ。従来通り、満足のいくグリップとコントローラーレイアウトである。
- コントロールレイアウトでD750と大きな違いはライブビューボタンの位置だ。
- ライブビュー時はファインダーよい遥かにAFエリアが広い273点のAFシステムを利用可能である。チルトモニタを使ってローアングルやハイアングルの撮影も可能だ。
- USB-C端子経由でボディ内充電が可能となっている。
- XQDカードスロットでは無く、従来通りデュアルSDカードスロットだ。
- ファインダー・ライブビューどちらのAFシステムも良好に動作する。フォーカスは高速かつ正確だ。大部分の状況で迷うことは無い。
- バッテリーライフはミラーレス「Z 6」より遥かに良好だ。
- D780はZ6と似たようなセンサー・プロセッサーを搭載しており、画質はほぼ一致すると予想できる。実際、大部分の画質は一致している。ただし、Z 6はボディ内手ぶれ補正を搭載しているので、D780よいシャッタースピードの低い撮影が可能である。
- 画質は優れており、色は鮮やかで大胆だ。多くの撮影条件で豊富なディテールを持ち、ホワイトバランスは正確だ。ただし、いくつかの条件では露出不足となることがあった。
- 高感度ノイズはISO3200まで最小限に抑えられている。これを超えるとノイズが出始めるが、ウェブや通常のプリントサイズでの影響は最小限だ。ISO25600でもかなりまともな結果である。
ニコンは一眼レフを見捨てていないようだ。ミラーレスへ移行する多くの理由があり、そして一眼レフに執着することにも多くの理由がある。光学ファインダーは多くのフォトグラファーに好まれ、デュアルSDカードスロットはシングルXQDカードスロットより安心感を得られる人もいる。
もしAPS-Cからフルサイズへのステップアップを検討しているのであれば、D780・Z6両方のカメラを試用してみるのがおススメだ。
現時点でD780はZ6より多く売れている。やや高価だが、既に一眼レフ用レンズを所有している場合は追加投資が少なくて済む。
全体的に見て、プロフェッショナルとハイアマチュアの両方に適した素晴らしい万能カメラだ。また、D850など高画素機ユーザーのサブカメラとして優れているかもしれない。
DPReview
Nikon D780 Review
Like | ・優れた解像性能、DR、ISO性能 ・愛しいJPEG色 ・ずば抜けたビルドクオリティ、耐候性 ・優れたファインダーAF ・良好な顔検出 ・瞳AFは信頼できる ・大容量のバッファ ・オーバーサンプリングの美しい4K UHD ・HDMI出力の10bit Log機能 ・静止画と動画で設定の区別が可能 ・ローリングシャッターの影響が最小限(DX時) ・サイレント撮影が実用的 ・WiFIとBluetoothの操作が簡単 ・マイク端子とヘッドホン端子 ・USB充電 ・優れたバッテリーライフ |
Dislike | ・ライブビューの追尾機能は信頼性が低い ・ジョイスティックが無い ・ファインダーAFのカバーエリアが狭い ・ライブビューとAFエリアの種類が違う ・12コマ秒連写時は電子シャッターの影響が顕著 ・初期設定の感度ノイズ低減機能が強すぎる ・スローシャッターでシャッターショックが目立つ ・ボディ内手ぶれ補正があると良かった |
- D780はとても優れたカメラだ。2400万画素センサーの画質はクラスをリードするものであり、RAWは優れたダイナミックレンジとノイズパフォーマンスを備えている。
- 動画撮影でも魅力的なカメラだ。4K動画は優れたクオリティであり、ほぼクラス最高レベルだ。機能性も組み合わせて本当に見事な仕上がりだ。D750と異なり位相差AFに対応している。ボディ内手ぶれ補正は非搭載だが、×1.1クロップで電子手ぶれ補正を利用可能だ。
- ビルドクオリティは優れており、快適な手持ち撮影が可能だ。ポップアップフラッシュや縦位置グリップは無くなってしまったが、応答性が非常に高いタッチパネルやUSB充電機能を備えている。
- マウントにはAIリングがあるので古いニコンレンズも快適に動作する。
- AFジョイスティックが無いのは残念だが、方向ボタンでも十分だと思う。
- パフォーマンス面でも魅力的なカメラだ。ファインダー時は7コマ秒であり、驚くような速さでは無いが大部分のユーザーにとって十分な連写速度である。さらにバッファは100コマと深く、メモリーカード次第で連写が途切れることは無い。
- オートフォーカスも全体的に優れている。ファインダーはD750を継承し、ライブビューはZ 6を継承している。前者は信頼性が高い追従AFで、後者はカバーエリアが広いものの、追従AFには一貫性が無い。どちらも顔検出が可能だが、ライブビューのみ瞳AFに対応している。
- D750:D780の強みはライブビュー・動画・JPEG画質・通信機能だ。これらが重要であればD780を選択すべきだが、RAWの静止画がメインであればD750でも良いだろう。
- Z 6:D780はバッファが深く、デュアルカードスロット、優れたファインダーAFやバッテリーライフを備えている。静止画の場合はD780のほうが優れた選択肢となるはずだ。ただし、Z 6はボディ内手ぶれ補正を搭載しており、動画撮影でより優れた選択肢となるはずだ。全体的に小型軽量で電子ファインダーを好む場合もZ 6が良いだろう。
- α7 III:どちらも優れたRAW画質と見事な4K動画を利用可能だ。どちらも強みがあり、弱点もある。2機種からどちらを選ぶのかは難しいが、光学ファインダーか電子ファインダーかで選ぶのが簡単だろう。
長年愛されてきたカメラをきちんとアップグレードしたカメラだ。解像性能やAFシステムに変更が無いと不満を感じるかもしれないが、ライブビューや動画機能は大きく改善している。D750とZ 6が交じり合って競争力を高めた1台である。
ePHOTOzine
Nikon D780 Tested To The Limits Review
- Z 6にも搭載している裏面照射型2400万画素センサーを使用している。これは他の一眼レフカメラと比べて最高の2400万画素センサーだ。優れた低照度性能を発揮する。
- 像面位相差AFに対応しているため、ライブビューでの高速AFが利用可能だ。
- 電子シャッターによる12fps連写にも対応している。
- D750と主な違いは以下の通りだ。
・HDR JPEG+RAW出力
・フォーカスシフト撮影
・像面位相差AFに対応したライブビュー
・AF/AE追従で7コマ秒連写
・12コマ秒のサイレントモード
・ISO204800まで利用可能な拡張ISO
・18万RGB測光センサー
・900秒?1/8000秒のシャッタースピード
・4K UHD動画
・Bluetooth内蔵
・USB C端子
・2260コマのバッテリー寿命 - マグネシウム合金ボディでしっかりとした感触のカメラだ。グリップは十分快適である。
- 重量は840gなので、ミラーレスと比べるとかなり重い。しかし、24-70VRのようなレンズと組み合わせる時、バランスは良好だ。
- バッテリーやメモリーカードコンパートメントは頑丈で十分な耐候性を備えている。悪天候でテストしたが、カメラは完璧に動作した。
- D850やD500などに備わっているボタンイルミネーションやジョイスティックは搭載していない。
- 小さなOKボタンは手袋を装着していると押し辛いかもしれない。
- オートフォーカスはファインダーで51点、ライブビューで273点のフォーカスシステムを採用している。ファインダーでは顔検出、ライブビューでは瞳検出まで可能だ。
- ファインダーAFは-3EVの低照度まで対応しているが、非常に暗い場所ではまだ苦労することがある。ライブビューAFは-4EVまで対応しており、ローライトAFをオンにすることで-6EVまで利用可能だ。
- モニターは230万ドットと高解像だ。リフレッシュレートは適切だが、我々が見てきた中で最速とは言えない。視野角は優れており、明るい屋外でも視認性はとても良好だ。自撮りには対応していない。
- 写真と動画のメニューシステムは探している設定が見つけやすい。ソニーなど他社もこれを見習ってくれることを望む。
- バッテリーライフは2260コマだが、BluetoothやWiFiを利用すると短くなる。
- ファインダーの顔検出は必ずしも正確という訳では無い。ライブビューの顔検出・瞳検出は問題無く機能する。
- 多くの場合露出は信頼できるが、ファインダーとライブビューで僅かな違いがある。ライブビューはより正確で後処理の必要性が少なかった。
- ISOノイズ
・ISO100?3200で優れたパフォーマンスを発揮する。
・ISO6400でディテールの低下が始まる。
・ISO12800でさらに低下するが、依然として良好な画質だ。
・ISO25600はノイズが目立つものの、使用可能な画質だ。
・ISO51200は彩度が低下するので使いたくない場合がある。
・H1以上は避けるべきだろう。
・D750と比べてノイズ耐性が大きく向上している。 - 屋外でAWBは優れている。
- 4K UHDは全画素読出しで良好な画質である。さらに像面位相差AFは良好に動作する。
ニコン一眼レフの優れたエルゴノミクスと操作性に加え、ミラーレスZシステムの最新技術も組み込んだカメラだ。ほぼ全ての撮影シーンに対応でき、優れた結果を生み出すことができる。フルサイズ一眼レフを検討しているのであれば有力候補だ。特に低照度におけるノイズ耐性が優れているので、ウェディングや夜間での撮影が多い場合に重宝するだろう。
長所:優れたノイズ耐性・優れた画質・4K動画の見栄え・見事なバッテリーライフ・頑丈で信頼性の高いボディ・内蔵ヘルプシステム
短所:ファインダーのAFと測光はライブビューほど正確ではない・Bluetoothオンの状態だとバッテリーライフが低下する・内蔵フラッシュが無くなった
Mobile01
Nikon D780 全新世代數位單眼 LiveView對焦大幅躍進!
- D780とD750を見比べて外観の主な違いはペンタ部の形状だ。D850のように両側を削り僅かに高くなっている。
- 赤外線受光部が無くなったのでML-L3リモコンは使えない。その代わり、Bluetooth接続によりスマートフォンから操作可能だ。
- グリップの形状が再設計されレンズ装着時の負担が均等に分散している。24-70mm F2.8装着時のグリップはより快適と感じる。
比較してZ 6はグリップが小さいものの、ボディが軽いので依然として快適と感じる。 - ニコン一眼レフで初めてUSB-C端子を導入したモデルだ。D750はMini-B端子だ。
USB経由で充電が可能となっているが、バッテリーは最新の「EN-EL15b」を使用する必要がある。古いタイプのバッテリーでは充電不可である。 - HDMI・3.5mm端子・独自のリモコン端子を引き続き備えている。統一されたデザインは評価に値する。
端子カバーのデザインが変更されている。個人的にはD750のほうが好みだった。 - ファインダーは従来通りだ。Z 6は電子ビューファインダーだが、ミラーレスカメラの中では最高のクオリティだ。
- 背面モニタは125万ドットから236万ドットまで解像度が向上している。これも先進的な仕様だ。例えばソニーα7R IVは依然として144万ドットである。
- SDカードスロットはUHS-II対応のデュアルスロットだ。
- バッテリースロットはカメラに対して斜めに配置されている。問題は無いが特殊なデザインだ。
Z 7やZ 6と同様、カメラ下部に電子接点は存在しない。バッテリーグリップは存在しないか、Zカメラと似たようなものになる可能性が非常に高い(ボタンが無い、ただのバッテリー拡張パック)。
縦構図で撮影することが多いのであれば注意が必要だ。 - 便利な内蔵フラッシュが無くなっている。コマンダー機能も搭載していただけに残念だ。
- 24-70mm F2.8E装着時のオートフォーカスは非常に高速で迷うことは無い。
ファインダーでも顔検出が可能となっているが、そもそもカバーエリアがミラーレスより狭いので自由度は低い。 - ニコンとは思えないライブビューフォーカス速度だ。これは大きな飛躍である。これまではニコンのライブビューは「最後の手段」だったが、これからは気軽に利用することが出来る。D750とは雲泥の差だ。
- ライブビューのフォーカス速度はZ 6とほど同等だ。私は違いが無いように感じる。顔・瞳検出は良好である。
- 動画撮影時にAF-Fを利用するとフルオートで追従する。AF-CはAF-ONボタンを押さないと追従しないので注意が必要だ。
- 低照度AF性能は非常に良好だ。AF補助光をオンにする必要は無い。
- 同じ色温度でもD750やD610は黄色被りするのに対し、D780やZ 6は比較して白い。これはZ 6と同世代の色である。
- ISO3200でD610との差が大きくなる。Z 6と同じでカラーノイズがほとんど無い。
全体的に見て、D780は一眼レフとミラーレスのハイブリッドモデルだ。ミドルクラスの一眼レフに違いないが、従来のニコン一眼レフとは一線を画すライブビューAF性能を持つ。
ニコン一眼レフやFマウントレンズが多く、そしてライブビューを使う必要のある全てのカメラマンにおススメできる。
長所:チルトモニタ・ニコン一眼レフで最速のライブビューAF・広いフォーカスエリア(LV)・ライブビューで顔瞳検出対応・動画にも最適なライブビュー性能・非常に優れた低照度フォーカス・バッテリーライフ・D750よりも優れたグリップ・長秒露光
短所:縦位置グリップが無い・4K 60pが無い
DPReview
Hands on with the Nikon D780
- デジタルカメラの心臓部であるイメージセンサーは2400万画素と高解像では無いが、大部分のユーザーには十分な解像度となるはずだ。裏面照射型のデュアルゲインISOに対応している。
- D780はセンサーとミラーユニットが再設計され、連写速度は7コマ秒まで、最速シャッタースピードは1/8000秒まで向上している。しかし残念ながらフラッシュ同調速度は1/200秒のままである。
- フラッシュと言えば、従来まで内蔵していたポップアップフラッシュが無くなった。これにより耐候性を高めたと主張しているが、素早く利用できるフラッシュが無くなったことを意味している。Creative Lighting Systemを利用するためには専用のトランスミッターやスピードライトが必要だ。
- サブ液晶モニタはほぼ同じだが、電源レバー周囲のボタンは入れ替わっている。
- カメラ背面は見慣れたレイアウトだが、AF-ONボタンが追加され、静止画/動画切替レバーが操作しやすくなっている。さらに「i」と「INFO」ボタンの配置が入れ替わっているので慣れるまで時間はかかるだろう。
- 光学ファインダーの仕様やオートフォーカスは従来通りだ。ミラーレスの進化と見比べるとかなり狭く感じるかもしれない。とは言え、測光センサーの更新とD5譲りのアルゴリズムで精度と追従性能の向上が期待できる。
- D750と同じチルト機構だが、解像度は236万ドットまで向上し、さらにタッチ操作にも対応している。
- ライブビュー時はニコンZ 6のように使うことが出来る。D750の遅いコントラストAFと異なり、273点の像面位相差AFに対応している。さらに4K動画に対応しており、Z 6と非常によく似ている。
- ファインダー操作時にタッチパネルを操作してAF測距点を移動させる機能は無い。
- ZマウントのようにXQDカードスロットにはならなかったが、SD UHS-IIに対応するデュアルカードスロット仕様だ。テストは未実施だが、D750より長く連写できることを期待している。
- 従来機のようなバッテリーグリップには対応していない。ただし、バッテリー一つでCIPA規格2260コマの撮影が可能だ。
- D780はUSB-C端子経由での充電に対応している。
- BluetoothとWiFiを搭載しているので通信接続はD750と比べて遥かに簡単だ。
- HDMI出力は4K 4:2:2 10bitに対応。さらにマイク・ヘッドホン端子とリモート用端子を備えている。動画撮影にも最適な一眼レフカメラだ。
エルゴノミクスやファインダーAFは従来通り素晴らしい状態を維持しつつ、4K動画やライブビュー、タッチ操作、通信接続などを更新している。特にFマウントレンズユーザーの一部にとってエキサイティングなカメラとなるだろう。
DPReview
D700を締めくくる完成された一眼レフ
- 5年以上愛用しているNikon D750ユーザーとして、D780に興奮している。リニューアルしたこの新モデルは本質的に「Z 6」の一眼レフ版だ。
Z 6やZ 7に興味はあるが、まだ全く新しシステムに移行する準備が出来ない人々に最適な1台である。 - 3DトラッキングはZシステムの追従AFより優れた実績と信頼性を備えている。AF測距点は特に変化が無いものの、D5のAFアルゴリズムを継承しているので改善が期待できる。
これからZシステムの追従性は改善していくだろうが、カメラで仕事をしている人にとって実績や信頼性は重要である。 - Z 6はシングルカードスロットだが、D780はデュアルカードスロットを備えている。
- いくつかの点で期待通りでは無かったことがある。
・引き続きAFジョイスティックは非搭載。
・タッチパッドAFに対応していない。
・高感度性能は向上したかもしれないが、解像度が上がって欲しかった。
しかしそれでも
・4K動画
・タッチパネル
・高速連写
・より良好なAF
の実装は本当に便利だと感じる。 - D700から続く確かな一眼レフシリーズだ。もしこのカメラが「D700サーガ」の最終章であったとしてもきちんとした幕引きのように見える。「スカイウォーカー夜明け」とは違う。
DPReview:Opinion: Why I'm excited about the D780 and what it means for the future of Nikon
噂情報まとめ
赤色=期待度大・緑色=期待度中・青色=期待度低・黒字=未確認
発売時期 価格情報 |
・D610系と統合したエントリーモデル ・2020年Q1に登場する ・1月前半に正式発表予定(未確認だが1月7日、CES開催前後) ・1999?2199ドル |
画質関連 | ・2400万画素センサー ・ISO100-51200 ・改善された2400万画素 裏面照射型 ・大きく改善したプロセッサー ・高感度ISOはD850より優れている |
AF関連 | ・測距点数が変わる ・51?153点のAF(105点の可能性が高いと言われている) ・低照度AFの改善 ・本当に良好な動画用AF |
ドライブ関連? | ・8コマ秒連写 ・RAW出力の連写性能改善 |
機能性・操作性 | ・D500と同じボタンレイアウト ・AF-ONボタンの追加 ・3.2型 210万ドット チルト ・WiFi・Bluetooth内蔵 ・デュアルSD UHS-IIカードスロット ・D750よりも少し小さく軽いボディ ・EN-EL15bバッテリー |
動画関連 | ・4K 24-30p、FHD 24-120p |
更新履歴
Nikon D780と思われる製品画像が出回り始める【噂】
Nikon Rumorsがニコンの新型一眼レフ「D780」と思われる製品画像を公開しています。
Nikon Rumors:Here are the first leaked pictures of the Nikon D780 DSLR camera
これらは来るNikon D780に関してリークされた最初の画像だ。
ペンタブはD850を踏襲し角ばったデザインとなっていますね。カメラ側面にフラッシュボタンがあるので引き続き内蔵フラッシュを搭載している模様。
操作系統は全体的にD750を踏襲しているようですが、一部のボタンが置き換わったり移動したりしています。サブセレクターを導入しなかったのは少し残念ですねえ…、従来通り立ち位置はミドルクラスと言ったところでしょうか。
スペック情報は公開されていないものの、以前の噂では「裏面照射型2400万画素」「デュアルUHS-II SDカード」「210万ドット背面モニター」と言った情報が流れています。ただし、「フラッシュ非搭載」という情報が今回リークした画像の情報と一致しないので真偽不明。
Nikon D780は裏面照射型2400万画素センサーを搭載して1999?2199ドルで登場する?【噂】
Nikon Rumorsがニコン一眼レフ「D750」後継モデルに関する噂情報を発信しています。
Nikon D780に関するスペック情報を更新する。
- 改善された2400万画素 裏面照射型センサー
- 3.2型 210万ドット チルト背面液晶モニター
- 大きく改善したプロセッサー(D750比)
- RAW出力の連写性能改善
- 4K 24-30p、FHD 24-120p
- 本当に良好な動画用AF
- WiFi・Bluetooth内蔵
- 内蔵フラッシュなし
- 高感度ISOはD850より優れている
- デュアルSD UHS-IIカードスロット
- 51?153点のAF(105点の可能性が高いと言われている)
- Zシリーズのように更新されたインターフェース
- D750よりも少し小さく軽いボディ
- EN-EL15bバッテリー
- 1月前半に正式発表予定(未確認だが1月7日、CES開催前後)
- 1999?2199ドル
とのこと。
以前の噂通り、1月CESに向けて正式発表される可能性が高まってきたようです。思い返せばNikon D5は2016年のCESで発表していますので、可能性としては大いにあり得る話のように聞こえます。
噂のスペックが正しいと仮定するならば、D750の正統な後継モデルと言ったところですね。解像性能・高感度・インターフェース・携帯性など、全体的にバランスの取れたFX一眼レフとなりそう。価格はD750とそう変わらない、もしくは若干高くなるかもしれないようです。
CESが1週間後に迫ってきているので、間もなく噂の真相が明らかとなるでしょう。
Nikon D750後継モデルは「D770」「D790」と呼ばれる可能性がある?【噂】
Nikon Rumorsがニコン一眼レフ「D750」後継モデルに関する噂情報を発信しています。
Nikon D750後継モデルに関するスペック噂情報を更新する(訳注:太字が更新箇所)
- D750の後継モデルの型番は「D770」または「D790」となる可能性がある。
D700とD800シリーズは統合する。(これが何を意味しているのか分からない)- 2400万画素裏面照射型センサー
- 210万ドットチルトモニタ
- D750から顕著なプロセッサーの改善
- RAW出力の連写速度改善
- 4K 30p-24p
- FHD 24-120fps
- WiFi/Bluetooth内蔵
- 内蔵フラッシュなし
- 高感度ISO(D850よりも優れている)
- デュアルSD UHS-IIカードスロット
- 51?153点AF(105点かもしれない)
- Zシリーズのように更新されたインタフェース
- EN-15bバッテリーを使用
D750よりも小型軽量- 2020年にリリース予定
(CP+を目指して早期発表となる可能性があるが未確認)いつも通り、このような初期の噂情報は100%正確でないかもしれない。正式発表へ近づくにつれ精度が上がっていくだろう。
Nikon Rumors:Updated set of specifications for the Nikon D750 replacement
とのこと。
以前の情報と比べて大きくスペックは変化ありませんが、Zカメラのように高解像な背面モニターや連写速度の改善は歓迎できそうですね。
以前の情報から「D750よりも小型軽量」の項目が消えているので、ひょっとしたらD750と同程度のサイズ感は健在なのかもしれません。AFセンサーはD5相当のモデルを使用するのか、D750のAFセンサーを踏襲するのか気になるところですねえ。
D750後継モデルに関する初期のスペック情報
Nikon Rumorsがニコン一眼レフ「D750」後継モデルに関する噂情報を発信しています。
Nikon D750後継モデルに関する最初のスペック噂情報は以下の通りだ。
- D750の後継モデルは「D760」とはならない。モデルナンバーは大きく変化する。(D760とD800の間)
- D700とD800シリーズは統合する。(これが何を意味しているのか分からない)
- 2400万画素裏面照射型センサー。
- 4K動画対応(60pなし)
- FHD 120fps
- WiFi/Bluetooth内蔵
- 内蔵フラッシュなし
- 高感度ISO(D850よりも優れている)
- デュアルSD UHS-IIカードスロット
- 51?153点AF(105点かもしれない)
- タッチパネル
- Zシリーズのように更新されたインタフェース
- D750よりも小型軽量
- 2020年にリリース予定
いつも通り、このような初期の噂情報は100%正確でないかもしれない。正式発表へ近づくにつれ精度が上がっていくだろう。
Nikon Rumors:First set of rumored specifications for the Nikon D750 camera replacement (D760?)
とのこと。
2014年に登場して長らくリニューアルの無い「D750」ですが、ぼちぼち後継モデルに関する噂情報が出始めましたね。今のところニコン最新モデルに期待するスペックが登場しているだけですが。これがどこまで本当のスペック情報なのか気になるところですねえ。
D700系とD800系が統合するという噂がどこまで真実味を帯びているのか分かりませんが、D600系では無く、売れているD800系というのが不思議なところ。AFジョイスティックを搭載すると良いですねえ。D750より小型ボディとなると、しっかりとしたAFセンサーはあまり期待しないほうが良いかもしれませんね。
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