2020年4月9日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-56995(P2020-56995A)
- 【公開日】令和2年4月9日(2020.4.9)
- 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】令和1年7月5日(2019.7.5)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】??広画角で全系が小型で高い光学性能を有す光学系を得ること。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 8.10 8.05 8.05 F値 4.00 4.00 4.00 半画角 90.84 90.96 90.07 像高 11.50 11.50 11.40 全長 66.13 68.06 70.43 BF 13.21 15.95 16.93
とのこと。
像高が11.50mmなのでイメージサークルがフルサイズより小さいですね。直径(像高×2)がちょうどフルサイズセンサーのサイズとなるので円周魚眼レンズを想定している模様。バックフォーカスの短さを考慮するとRFマウント用でしょうか?
フォーカスは全群繰り出し式。そこそこ手頃な価格で楽しめる魚眼レンズを想定しているのかもしれません。とは言え非常にニッチな需要だと思われるので実用化はされないのかなと。
参考:現在のRFマウントラインアップ
RF ズームレンズ
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
RF 単焦点レンズ
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