2019年4月25日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
様々な大口径広角レンズを思案中?
- 【公開番号】特開2019-66586(P2019-66586A)
- 【公開日】平成31年4月25日(2019.4.25)
- 【発明の名称】単焦点レンズおよび撮像装置
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社*無限遠時の数値を掲載しています。
焦点距離 F値 画角 像高 全長 BF 実施例1 20.50 1.45 46.54 21.64 100.04 38.32 実施例2 18.52 1.31 49.44 21.64 106.98 38.97 実施例3 14.69 1.85 55.82 21.64 104.15 38.33 実施例4 22.69 1.24 43.63 21.64 107.46 38.32 実施例5 24.10 1.24 41.92 21.64 108.28 38.33 実施例6 14.69 1.85 55.82 21.64 139.44 30.62 実施例7 22.70 1.24 43.63 21.64 148.02 24.44
特許のコンセプトが「広角・小F値・小型軽量・高光学性能」の単焦点レンズと言うこともあり、すごいF値の実施例ばかりとなっています。
特に14mm F1.8や18mm F1.4が気になるところ。シグマが既に「14mm F1.8 DG HSM」を発売していますが、それ以外ではあまり見かけないレンズスペックですねえ。
バックフォーカスが長めのレンズが多いため一眼レフ用でしょうか?実施例7のみミラーレス用のようなバックフォーカスとなっています。
Canon Watchは「EOS M用大口径レンズ」と判断していますが、像高やバックフォーカス、そして全長を考えるとEOS M用では無いと思うのですが…。
ちなみに似たような特許出願が同日公開されており、そちらでは
- 16mm F1.4(フルサイズ・一眼レフ用?)
- 16mm F1.8(フルサイズ・一眼レフ用?)
- 17mm F1.7(フルサイズ・一眼レフ用?)
- 18mm F1.8(フルサイズ・一眼レフ用?)
と言った実施例もあるようです。広角単焦点に心血を注いでいるようにも見えますが果たして…。
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参考:EFマウントの広角単焦点レンズ
当ブログで紹介ページが存在するキヤノンEFマウント広角単レンズをリストアップ
- EF14mm F2.8L II USM
- EF20mm F2.8 USM
- EF28mm F1.8 USM
- EF24mm F2.8 IS USM
- EF24mm F1.4L II USM
- EF28mm F2.8 IS USM
- EF28mm F1.8 USM
- EF35mm F2 IS USM
- EF35mm F1.4L II USM
- 14mm F1.8 DG HSM
- 20mm F1.4 DG HSM
- 24mm F1.4 DG HSM
- 28mm F1.4 DG HSM
- 35mm F1.4 DG HSM
- SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
- SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
- Milvus 2.8/15
- Milvus 2.8/18
- Milvus 2.8/21
- Milvus 1.4/25
- Milvus 2/35
- Milvus 1.4/35
- Otus 1.4/28
- XP14mm F2.4
- 14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical
- AF 14mm F2.8 EF/F
- 24mm F1.4 ED AS IF UMC
- XP 35mm F1.2
- Laowa?12mm F2.8 Zero-D
- Laowa 15mm F4.0 WIDE MACRO 1:1
- Irix 15mm F2.4
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