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20-40mm F/2.8 Di III VXDの広角側は抜群の解像性能

Phototrendがタムロン「20-40mm F/2.8 Di III VXD」のレビューを公開。40mmに向かって性能低下が見られるものの、20mmは抜群の解像性能を発揮し、小型軽量で扱いやすいF2.8ズームと評価。

Phototrend:Test Tamron 20-40 mm f/2,8 Di III VXD : un zoom plein format inédit, petit mais costaud

(基本的なスペックなどの紹介は割愛しています)

外観・構造:

  • 簡易防滴に対応している。
  • USB-Cポート経由でファームウェアの更新やレンズのカスタマイズに対応している。ただし、スイッチ類がないのでカスタマイズは限定的だ。
  • 外装にはポリカーボネートが多様されている。
  • シリーズで統一された67mmフィルター径を採用している。

携帯性:

  • α7R IVとの組み合わせで、わずか1㎏だ。一日中携帯できる。
  • 40mm時にレンズは最も短く、20mmで最も長くなる。レンズが伸びている状態でもバランスは良好だ。

操作性:

  • 小型軽量化の代償として、コントロールが驚くほどシンプルだ。
  • AF/MFスイッチやAFLボタンが無い。
  • ソニーEマウント用のタムロンレンズとしては初めてズームリングがフォーカスリングの後方に配置されている。

フォーカス:

  • VXD駆動のAFは無音で高速な動作だ。
  • フォーカスブリージングはゼロではないが、よく抑えられている。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 20mmはF2.8から抜群のパフォーマンスだ。フレーム端における画質低下はあまりない。F5.6-F8まで絞ると完璧だ。
  • 24mmや28mmも中央の性能は維持されているが、20mmから離れるほど四隅の性能が低下する。1~2段絞る必要が出てくる。
  • 35mmや40mmのパフォーマンスが最も悪い。中央は十分だが、他のズーム域と比べると見劣りする。均質性を高めるにはF8まで絞る必要がある。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • ボケを得にくいレンズだ。
  • 40mm側のボケはやや騒がしい。

色収差:

  • 良好に補正されている。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 20mmの樽型歪曲、40mmの糸巻き型歪曲が目立つ。
  • 歪曲収差は過度ではないが、陣笠状の歪みがある。

周辺減光:

  • 周辺減光は常識の範囲内に収まっている。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 逆光時にゴーストやフレアの影響を受けやすいのは残念だ。

総評

とても好印象なレンズだ。16mmの広大な風景や70mmの圧縮効果は得られないが、適度なズーム域をカバーして、小型軽量でレスポンスの良いAFを搭載している。

一方で、ズーム後半の均質性が悪く、逆光耐性は平凡で、歪曲収差が目立つ場合がある。また、コントロールが不足している点が残念だ。また、16-28mm F2.8 DG DNや17-28mm F2.8 Di III RXDが899ユーロであることを考慮すると、20-40mm F2.8が999ユーロなのは少し高いと感じる。

欠点もあるが、汎用性や携帯性が高く、多くのフォトグラファーやビデオグラファーにアピールできるレンズに仕上がっている。

  • 長所
    ・小型軽量
    ・20mmで抜群のシャープネス
    ・AF性能
    ・統一された67mmフィルター
    ・画期的なズームレンジ
    ・防塵防滴
    ・ズームリングの配置が正常
    ・動画機能
  • 短所
    ・歪曲収差
    ・逆光耐性
    ・AF/MFスイッチがない
    ・AFLボタンがない
    ・ズーム後半の均質性
    ・999ユーロはやや高い

とのこと。
広角20mmから標準40mmまでをカバーした珍しいズームレンズ。広角ズーム・標準ズームと比べるとどっちつかずなズーム域ですが、超広角や中望遠を妥協できるのであれば便利なズーム域をカバーしたレンズを感じるかもしれません。個人的にも風景からカジュアルな行楽写真まで様々な状況で活用できるレンズと考えています。

フレーム隅がややソフト(絞れば改善する)と指摘するレビューを散見しますが、Phototrendでは、特に望遠側の隅でパフォーマンスの低下が顕著であると言及しています。一方で20mm時の性能はとても良好で、絞り開放から満足のいく結果が得られそうですね。

私もα7R VやR IVなどに装着して使用。20mmは確かにフレーム隅まで非常に良好な解像性能を発揮し、望遠側へズームすると隅に向かって画質が低下する傾向が見られます。絞れば改善するので過度に心配する必要はなく、風景撮影などはF5.6-F8あたりを使うのがおススメ。

タムロン 20-40mm F/2.8 Di III VXD 最新情報まとめ

20-40mm F/2.8 Di III VXD
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2022年10月27日 初値 87,120円
マウント E 最短撮影距離 0.17-0.29m
フォーマット 35mm 最大撮影倍率 1:3.8-1:5.1
焦点距離 20-40mm フィルター径 67mm
レンズ構成 11群12枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F2.8 テレコン -
最小絞り F22 コーティング BBAR-G2
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ74.4×86.5mm 防塵防滴 簡易防滴
重量 365g AF VXD
その他 USB-Cポート
付属品
レンズフード

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