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サムヤン「AF 24mm F1.8 FE」は少し絞ればシャープな小型軽量レンズ

PhotographyBlogがサムヤン「AF 24mm F1.8 FE」のレビューを公開。絞り開放が少しソフトなものの、少し絞るとシャープで、小型軽量・低価格とおススメしやすいレンズに仕上がっている模様。

PhotographyBlog:Samyang AF 24mm f/1.8 FE Review

レンズの紹介:

  • ソニーEマウントのフルサイズ対応広角レンズだ。
  • 8群11枚のレンズ構成には2枚のEDレンズと3枚のHRレンズ、そして2枚の非球面レンズを採用している。
  • AF駆動はステッピングモーターを使用し、最短撮影距離は0.19m、最大撮影倍率は0.21倍だ。
  • AFLボタンや無限遠で点灯するLEDインジケータ表示が可能である。

ビルドクオリティ:

  • とても良好なビルドクオリティだ。
  • 外装にはプラスチックを使用し、マウントには金属を使用している。
  • 5か所の防塵防滴仕様だ。

携帯性:

  • 重量は230g、全長は7.15cmだ。フルサイズ用の広角レンズと考えると小型軽量だ。
  • AF 24mm F2.8 FEと比べると重量・全長は約2倍である。
  • 花形レンズフードを装着しても、α7R IVとの組み合わせでバランスは取れている。

操作性:

  • フォーカスリングは幅広く心地よい使い勝手だ。
  • アストロフォーカスモードはAFLボタンを押したままレンズをカメラに装着する必要がある。これで自動的にアクティブとなり、鏡筒側面のLEDが緑に点灯する。既にカメラにレンズが装着されている場合、AFLボタンを押したままカメラの電源をオンにする。
  • アストロフォーカスモードでは自動的にMFモードへ移行し、フォーカスポイントは無限遠に設定される。この場合にフォーカスリングを操作すると、無限遠から外れてLEDは赤色に点灯する。さらにAFLボタンを押すと、フォーカスポイントが無限遠へ回帰し、緑色に点灯する。
  • フォーカスリングを回転して無限遠にピントを合わせ、AFLボタンを3秒押し続けることでピント位置を記憶することも可能だ。カメラのモニタが点灯し、LEDが緑に変化すると記憶完了だ。
  • 通常時はAFLボタンの機能をボディ側でカスタマイズ可能だ。
  • カスタムモードスイッチは初期設定で1がMF、2が絞り制御となっている。将来的にファームウェアアップデートでさらなる機能が追加される予定だ。

オートフォーカス:

  • ステッピングモーター駆動のAFは高速だ。α7R IVとの組み合わせで被写体のロックに0.15秒ほどである。
  • さらに静かに動作するので動画撮影にも適している。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 中央は絞り開放でソフト、F2で僅かにソフト、F2.8~F11まで良好だ。F16で回折が始まり、F22で特に影響を受ける。
  • 端ほどシャープでは無く、F2.8からF11で最もシャープになる。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 個人差があると思うが、我々の見解では素晴らしいボケ味に見える。

色収差:

  • 特にF1.8で撮影すると、コントラストのある領域で色収差が多くみられる。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • JPEG・RAWで明らかな樽型歪曲が発生する。
  • この収差はカメラで自動的に補正されない。

周辺減光:

  • F1.8でかなりの減光が見られる。
  • F5.6まで絞ると解消する。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • F16-22まで絞ると良好な光条が発生する。
  • 光源をフレームに入れてもフレアは良く抑えられている。

作例集

総評

AF 24mm F1.8 FEは、「α」用の手頃な価格の高品質な広角レンズだ。革新的なアストロフォーカスモードを搭載しており、特に天体写真家の方にお勧めだ。APS-Cカメラでは、35mm判のクラシックな画角のレンズとして使用できる。

画質面は、F1.8の絞り開放で全体的にシャープネスがやや不足しており、許容範囲内のシャープな結果を得るためにはF2.8まで絞る必要がある。また、特にF1.8では色収差がはっきりと見られ、開放時には明らかな周辺減光と樽型歪曲が見られる。ただし、これは他の広角レンズにも見られる現象だ。後処理で簡単に補正できるが、色収差は少し難しい。
太陽に向かって撮影してもフレアは良く抑えられており、F16とF22で非常に美しい光条が得られる。

これまでレビューしてきたSamyangのAFレンズと同様、ビルドクオリティは非常に良好で、金属レンズマウントと高品質なプラスチック製鏡筒が高級感を高めている。さらに防塵防滴仕様だ。
手頃な価格にもかかわらず、とても良好なレンズケースときちんとした花型レンズフードが同梱している。

本レンズをテストしたα7R IVでは、AFが非常に素早く、ほぼ無音だ。新しいアストロフォーカスモードは、使い方が少し複雑だが、何度も使えば自然に使いこなせるようになるだろう。それに無限遠にフォーカスポイントを設定して視覚的に確認するため、迅速で信頼できる方法だ。

F1.8の大口径、F2.8からのシャープな結果、広角レンズにしては美しいボケ味、良好なビルドクオリティ、耐候性、そして高速で静かなオートフォーカスを考えると、間違いなく非常に魅力的なレンズだ。

主なライバルは同社のAF 24mm F2.8 FEだ。比較してこのレンズは約2倍のサイズと重量だが、明らかにレンズ口径は大きい。そして便利なカスタムモードスイッチ、フォーカスホールドボタン、耐候性を備えている。
主な代替品はFE 24mm F1.4 GMだが、価格は1450ポンドと、AF 24mm F1.8 FEの3.5倍だ。
全体的に見て、ソニーαのフォトグラファーにとって、小型軽量の広角AFレンズとして、サムヤンAF24mm F1.8 FEをお勧めする。

とのこと。
低照度での撮影に役立つ機能を搭載しているものの、絞り開放のシャープネスが少し低下しているのは気になるところですね。この辺りは他のレビューサイトの見解が気になるところ。ネット上の実写作例はまだ少なく、特に四隅の点光源を確認できるものは見当たりません。PhotographyBlogのF1.8で撮影した作例を見る限り悪くはなさそうですが…。少なくともF8まで絞った際は四隅まで非常にシャープで、風景撮影などで満足のいく結果を得られそうに見えます。(色収差の影響はありますが)ボケもまずまず綺麗。

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