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Irix 11mm F4 Firefly 万人向けでは無いがしっかりとした設計・製造のレンズ【海外の評価】

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ePHOTOzineがIrixの一眼レフ用交換レンズ「Irix 11mm F4 Firefly」のレビューを掲載しています。

Irix 11mm f/4 Firefly Review

  • 出目金レンズだが、プラスチック製レンズフードによって保護されている。このフードは鏡筒と一体になっており、取り外すことは出来ない。
  • 円形フィルターの装着はできない。
  • マニュアルフォーカスリングはフード手前に配置されたロックリングで固定可能だ。
  • フォーカスリングはとても滑らかに動作する。過焦点距離表示があるので絞り値と組み合わせることでパンフォーカスに合わせやすい。
  • Fireflyの印字は単なるプリントだが、Blackstoneは蛍光塗料が施されている。
  • 基本的にFireflyとBlackstoneのレンズ構成は同じである。
  • 中央シャープネスはF4からとても良好だ。F5.6?F8まで絞ると優れたパフォーマンスを発揮する。F11でも依然として非常に良好、F16で良好な性能を維持している。F22まで絞るとソフトだ。
  • 端のシャープネスはF4で良好、F5.6~F8で非常に良好、F11で良好、F16でソフト、F22でとてもソフトとなる。
  • 倍率色収差はフレーム端で目に付くが、ソフトウェアで対応可能だ。
  • 逆光時にコントラストが少し低下するものの、実用的な耐性を示している。
  • 歪曲収差は-3.70%だが驚くような収差量では無い。このような超広角レンズとしては予想できる収差量だ。
  • このレンズでボケを発生させるのは難しい。
  • 価格は635ユーロで比較できるレンズは存在しない。

しっかりと設計・製造されたレンズであり、非常に広い画角で新しい世界を開くことが出来るレンズだ。MF限定で万人向けとは言い難いが、創造力を刺激し、撮りがいのあるレンズとなることだろう。

長所:とても良好なシャープネス・きちんと補正された中央領域の色収差・最も画角の広いレンズ・逆光耐性・防塵防滴・手ごろな価格設定

短所:フレーム端の色収差・MF操作

ePHOTOzine:Irix 11mm f/4 Firefly Review

とのこと。
高解像な「EOS 5Ds R」で解像力のテストを実施していますが、四隅まで良好なパフォーマンスを発揮している模様。実写作例を確認しても四隅までシャープな描写ですね。四隅に向かって倍率色収差が目に付きますが、補正しやすい収差なので問題無いでしょう。(Adobe Camera RAWにもレンズプロファイルが存在します)

Irix 11mm F4 Blackstone/Firefly 交換レンズデータベースはコチラ

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