SIRUI カメラ レンズ 海外の評価

SIRUI Sniper 23mm F1.2 ポートレートに適した描写だがAFは要改善

Sony Alpha Blogが「Sniper 23mm F1.2」のレビューを公開。滑らかなボケでポートレートに最適としつつ、解像性能やシグマやVILTROXのほうが良好で、AFが要改善と指摘しています。

Sony Alpha Blog:Sirui 23mm F1.2 Sniper / 24mm T1.2 Nightwalker

  • 外観:ブラックのほか、シルバーやホワイトのカラーリングあり。シネレンズの「Nightwalker」シリーズも同一の光学系を採用。
  • 構造:更新用USB-Cポート。
  • 携帯性:記載なし。
  • 操作性:記載なし。
  • AF:見ショットやAFCでのハンチングなど、良くなかった。AFSはまずまず。動画撮影では比較的良好だがVILTROX 27mm F1.2のほうが遥かに良い。
  • MF:フォーカスブリージングは中程度。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:中央はF1.2からGood、F2.8でExcellent。隅はF1.2でBad、全体的にはF5.6でExcellentとなる。ポートレートのF1.2は少しソフト。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:F1.2-2で丸みを帯びた玉ボケ。後ボケは非常に柔らかい描写。F4で少し騒がしいが競合製品よりも良好。
  • 軸上色収差:中程度。
  • 倍率色収差:中程度。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:大きな樽型。
  • 周辺減光:F1.2でかなり目立つ。F2.8で目立たない。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:良好。
  • 光条:F16でいくらか発生する。
  • 作例集
  • 総評:良好なシャープネスと滑らかなボケだがAFは要改善。好みが分かれる。
  • 競合について:SIGMAやVILTROX F1.4よりも大きく重い。光学性能はシグマが最も良好で、SIRUIが最も悪いがポートレート向け。VILTROXは中間。
  • 備考

とのこと。
SIRUI初となるAFレンズの一つ。APS-C用のAFレンズとしては大口径の「F12」を採用し、23mm・33mm・56mmで同じ形状となっています。これによりジンバルなどでバランスを再調整する必要がなく、使い勝手の良いレンズ交換システムを構築することが可能となっています。また、大口径レンズとしては手ごろな価格を実現しており、導入しやすいのも魅力的なポイント。

Sony Alpha Blogのレビューでは、F1.2の光学性能がまずまず良好となっているものの、シグマやVILTROXと言った競合製品と比べると少し見劣りする結果となっているようです。その一方でボケはとても滑らかで柔らかい描写となっている模様。

SIRUI Sniper 23mm F1.2 / 33mm F1.2 / 56mm F1.2 最新情報まとめ

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レンズの仕様

  • 発売日:2023年11月
  • 初値:299ドル
  • マウント:Sony E / Fujifilm X / Nikon Z
  • フォーマット:APS-C
  • 焦点距離:23mm / 33mm / 56mm
  • レンズ構成:11群12枚 / 10群11枚 / 11群12枚
  • 絞り: F1.2-F16
  • 絞り羽根:11枚
  • 最短撮影距離:0.3m / 0.4m / 0.6m
  • 最大撮影倍率:不明
  • フィルター径:58mm
  • 手ぶれ補正:-
  • テレコン:-
  • コーティング:不明
  • 全長:92.2mm
  • 重量:380g / 398g / 419g
  • 防塵防滴:
  • AF:対応

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