Canon Rumorsがネット上で噂となっている「EOS R100(R10の下位モデル)」について見解を示しています。噂そのものは「CR1」と否定的ですが、R10下位モデルが登場する可能性は高いと言及。
Canon Rumors:Is a Canon EOS R100 coming next year? A budget EOS R APS-C camera [CR1]
先日、待望のEOS R7とEOS R10、そして新しいRF-Sレンズが発表され、キヤノンはAPS-C RFマウントカメラに全面的に取り組んでいることが明らかとなった。
今のところはこれで終わりなのか?
そうではない。EOS R100に関する最初の噂が出始めている。 我々はEOS R10の下位モデルについて可能性は非常に高いと考えている。それはEOS Kiss M2やEOS M6 Mark IIのような形状になるのだろう。
EOS Mのラインアップは、PowerShotグループによって設計されているが、PowerShotのラインアップがほぼ出揃ったので、その人たちが新しいチームに移ったのだろう。キヤノンの超小型ミラーレスがどのようなものか、あらためて想像することができる。
これはまた、"Rebel(日本ではKiss) "の名称の進化を示唆するものかもしれない。
EOS R100の噂
(訳注:これはCRの情報ではなくTNCの情報を引用しているものと思われます)
- 2420万画素 APS-C CMOSセンサー
- 4k 30p 8bit
- EOS R10のようなHDR PQモードはない
- 14fpsの連続撮影速度
- 3.0型 104万ドットのバリアングルモニタ
- 2023年第1四半期?第2四半期に発売予定
とのこと。
あくまでも元ネタはThe New Camera(もしくはTNCが参考としているソース)の信憑性の低い情報であり、今現在、EOS R100に対する過度な期待は禁物。とは言え、今回の情報が不正確だったとしても、将来的にEOS R100に相当するような(EOS R10の下位モデルとして)カメラは登場すると、個人的には予想しています。
中国でのインタビュー記事を読む限り、まだまだEOS Mシリーズを引っ張るように見えます。現在、日本や中国市場ではEOS Mシリーズが小型ミラーレスの分野を牽引しており、シェアはEOS Rを上回っています。この状況でMシリーズを引っ込めるはずがありません。
ただ、既に研究開発のリソースはRシステムへ移行しているらしく、EOS Mシリーズで画期的な新モデルが登場する可能性は低いと思われます。となると、どこかのタイミングでEOS MシリーズをRFマウントシステムに統合する日が来るのかなと。
ちなみに、Canon RumorsはEOS MシリーズはPowershotのグループが開発を担っていると言及しています。どこかで聞いたような話ですが、元ネタを確認することは出来ませんでした。ただ、EOS Mのコンセプトとして、Powershotで培ってきたユーザーインターフェースを導入したのは確かなようです。(参考:デジカメwatch インタビュー:キヤノンに訊く「EOS M」の戦略)
以前から言及していますが、EOS Kiss Mのボディに被写体認識AFが実装されればパパ・ママカメラとしては完璧だと思うのですよね。EOS Kiss M3で実現しても良いと思いますが、もしもRシステムで実現するのであれば、EOS Kiss Mのようなカメラに仕上げて欲しいなと願っています。EOS R10がほぼそれに近いですが、ほんのちょっぴり、サイズが大きく感じるのです。(EOS R10は予約しているので、手元に届いたらレビュー予定)
噂のまとめ
コードネーム一覧
- DS126841:?
- DS126842:?
- SKU:4111C005:交換レンズ:RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- SKU:4112C005:交換レンズ:RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- SKU:4113C005:交換レンズ:エクステンダーRF1.4×
- SKU:4114C005:交換レンズ:エクステンダーRF2.0×
- SKU:4234C005:交換レンズ:RF85mm F2 マクロ IS STM
- SKU:4318C005:交換レンズ:RF70-200mm F4 L IS USM
- SKU:4514C005:交換レンズ:RF100mm F2.8L MACRO IS USM
- SKU:4515C005:交換レンズ:RF50mm F1.8 STM
- SKU:4857C005:交換レンズ:RF14-35mm F4 L IS USM
- SKU:4858C005:交換レンズ:
- SKU:5051C005:交換レンズ:RF16mm F2.8 STM
- SKU:5050C005:交換レンズ:RF100-400mm F5.6-8 IS USM
- SKU:5055C005:交換レンズ:RF800mm F5.6 L IS USM
- SKU:5056C005:交換レンズ:RF1200mm F8 L IS USM
- SKU:5554C005:交換レンズ:RF5.2mm F2.8 L
- SKU:5564C005:交換レンズ:
- SKU:3450C005:交換レンズ:RF85mm F1.2L USM DS
- SKU:3792C005:交換レンズ:RF70-200mm F2.8L IS USM
- SKU:3986C005:交換レンズ:RF600mm F11 IS STM
- SKU:3987C005:交換レンズ:RF800mm F11 IS STM
EOS R1
- 2022年Q3~Q4に登場
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
エントリー フルサイズEOS R
- EOS RPの上位・下位のモデルがある
- 999ドル以下
ミドル フルサイズEOSR
- 2022年に登場
EOS Kiss M3
2022年Q4
- 24.1MP APS-C CMOSセンサー
- DIGIC X イメージプロセッサー
- UHD 4K30p SD (標準画質) (ノンクロップ)
- UHD 4K30p HQ(高品質)(1.6倍クロップ済み)
- FullHD 120動画撮影
- デュアルピクセルCMOS AF II(瞳・動物検出AF付き)
- Wi-FiおよびBluetooth、Webカメラ機能
- 拡張ISO 51200、10fps撮影。
その他噂
- 新しいメニューシステムが開発中
- EOS R8
・Vlogger向けAPS-C - EOS R9
・エントリーAPS-C - EOS R5の高解像タイプ
・登場する可能性が高い
・EOS R5の2倍の解像度
・9000万画素
・R5より高解像なファインダー
・登場時期は不明→2022年内に登場する - RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
レンズ
- TS-R 14mm F4L
・2021年後半
・高画素モデルと共に登場 - TS-R 24mm F3.5L
・2021年後半
・高画素モデルと共に登場 - RF10-24mm F4 L USM
- RF18-45mm f/4-5.6 IS STM
・もともと2021年第一四半期で発表される予定だったが延期 - RF24mm f/1.8 IS STM Macro
・コンパクトな広角マクロは第4四半期に登場予定だった
・計画は2022年まで延期された - RF35mm F1.2 L USM
・2021年Q4 - RF135mm F1.4 L USM
- RF300mm F2.8
・2022年 - RF400mm F4 DO IS USM
・2022年 - RF500mm F4 L IS USM
・2022年
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