VILTROX カメラ レンズ 特許情報

VILTROXの大口径レンズに関する特許出願

2024年7月12日付けでVILTROXの気になる特許出願が公開されているようです。大口径と高画質を維持しながら、高速で安定したフォーカシングを実現するための光学系のようですね。

概要

  • 出願公開番号:CN118330863A(Via 独立摄影师联合会
  • 申請発表日:2024.07.12
  • 出願日:2024.06.12
  • 出願人:深圳市雷影光电科技有限公司
  • [0002]
    写真産業の発展に伴い、大口径の写真レンズは、画像が明るいため、シャッタースピードを効果的に上げることができ、また、夜間撮影にも適している。
  • 同時に、大口径レンズは、浅い被写界深度による良好な背景デフォーカス効果を提供することができ、この効果は、被写体を強調することができ、被写体を撮影することができる。
  • この効果により、被写体が強調され、より芸術的な写真を撮影することができるため、写真業界でますます人気のあるレンズとなっている。
  • [0003]
    しかし、既存の市場では、大口径レンズ製品はあるものの、それぞれいくつかの限界特性がある。 これらのレンズの中には、小型で携帯可能なものもあるが、画質が比較的悪く、高画質を求める現代の写真家のニーズを満たすことが困難である。
  • 現代の写真家による高画質撮影の要求。 その他のレンズの中には、大口径、高シャープネス、低分散で、優れた画像結果を提供できるものもある。
  • [0005】
    本発明は、体積が大きく、合焦速度が遅く、結像効果に不満足であるという既存の大口径写真レンズの問題を解決することを目的とした大口径オートフォーカス写真レンズを提供する。
  • 大口径と高画質を維持しながら、高速で安定したフォーカシングプロセスを実現し、設計と製造の簡素化を実現することができる。

既存のVILTROXラインアップにはない構成の大口径レンズですね。最終的にどのようなレンズとなるのか分かりませんが、VILTROXは既にF1.2 / F1.4 大口径レンズ群のリリースを予告しています。(画像右端の「135mm F1.2」は「135mm F1.8」の間違い)純正やシグマに匹敵する大口径レンズのラインアップを予定しており、これが実現したら中国レンズメーカーの中でも頭一つ抜けた存在となりそう(既にそうなりかけていますが)。

参考:現在のVILTROXレンズラインアップ

フルサイズ

APS-C

VILTROX 噂のまとめ

  • VILTROX AF 35mm F1.2 LAB
  • VILTROX AF 50mm F1.2 LAB
  • VILTROX AF 85mm F1.2 LAB
  • VILTROX AF 135mm F1.8 LAB E/Z
    ・今四半期
    ・「通常であればXマウント用も登場」
    ・NAB Show
  • VILTROX AF 35mm F1.4 Pro
  • VILTROX AF 50mm F1.4 Pro
  • VILTROX AF 85mm F1.4 Pro
  • 新しいAPS-CフォーマットのF1.2レンズ

ポイント

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