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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO レンズレビューVol.6 周辺減光・逆光編

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」のレビュー第六回 周辺減光・逆光編を公開。

簡易的なまとめ

望遠側の絞り開放で周辺の光量低下が少し発生するものの、基本的には無視できる範囲内。レンズプロファイルによる補正も簡単であり、特に心配する必要はありません。

40-150mmレンズで強い光源をフレーム内に入れることは少ないと思いますが…。
光源をフレームに入れたとしても、ゴーストやフレアは良く抑えられています。絞っても綺麗でシャープな光条は期待できません。

Although there is a slight drop in light intensity at the edges when shooting at wide-open aperture on the telephoto end, it’s generally within a negligible range. Correcting this with a lens profile is easy, so there’s no need for particular concern.

I don’t think you’ll often include strong light sources in the frame with a 40-150mm lens, though…
Even if you do include a light source in the frame, ghosting and flare are well controlled. However, you shouldn’t expect beautiful, sharp sunstars even when stopping down.

*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROのレビュー一覧

周辺減光

周辺減光とは?

周辺減光とは、画面の中央に比べて四隅や周辺部分が暗く写る現象。英語では「ビネッティング(Vignetting)」とも呼ばれる。

本来は画面全体が同じ明るさで写るのが理想ですが、レンズの構造上、周辺部へ届く光の量が中央より少なくなることがあります。その結果、写真の四隅がわずかに暗くなり、特に青空や白い壁など均一な被写体を撮影すると目立ちやすい。

周辺減光は広角レンズや大口径レンズで発生しやすく、開放F値付近で最も強く現れることが多い。レンズを1〜2段ほど絞ると改善する場合が多く、近年のミラーレスカメラではソフトウェア補正によって自動的に軽減。

一般的には欠点として扱われるものの、必ずしも悪い現象とは限りません。画面の四隅が暗くなることで視線が中央へ集まりやすくなり、ポートレートやスナップ写真では雰囲気作りに役立つ場合もあります。そのため、あえて補正せずに利用する写真家もいるくらい。

ソフトウェアで簡単に補正できる現象ですが、露出不足を後処理の補正(増感)で補うため、センサー由来のノイズが発生する原因となる点には注意。特に夜景や星空の撮影などで高感度ISOを使う場合はノイズが強く現れる可能性あり。

40mm

全体的にF4から穏やかな影響です。無視できる範囲内。

最短撮影距離

無限遠

70mm

40mmよりも良好な結果。

最短撮影距離

無限遠

150mm

他の焦点距離と比べると、F4における周辺の光量低下が少し目立ちます。しかし、F5.6まで絞るとほぼ解消。過度に心配する必要はありません。

最短撮影距離

無限遠

逆光耐性

逆光とは

逆光耐性とは、太陽や強い照明が画面内、または画面のすぐ外にある状況で、画質をどれだけ維持できるかを示す性能。

逆光下では、レンズ内で光が反射・散乱することで「フレア」や「ゴースト」が発生。フレアは写真全体が白っぽくなってコントラストが低下する現象で、ゴーストは光源の形をした模様や色付きの像が画面内に現れる現象。

逆光耐性が高いレンズは、強い光源が画面内にあってもコントラストや色の再現性を維持しやすく、フレアやゴーストの発生も少ない。近年のレンズでは特殊コーティングの採用により大幅改善。

ただし、逆光耐性が優れていても完全にフレアやゴーストをなくすことは難しい。特に超広角レンズやズームレンズでは光学設計上の制約から発生しやすい場合があります。

レンズレビューで「逆光耐性が優秀」と評価される場合、太陽を画面に入れた撮影でも画質の低下が少なく、安定した描写が期待できることを意味しています。

40mm

絞り全域で光源付近のフレアは良く抑えられています。絞った際のゴーストも少なめ。

70mm

40mmと同じ傾向。

150mm

他の焦点距離よりもフレアが少し目立ちます。

光条

光条とは

光条とは、太陽や街灯などの強い点光源から放射状に伸びる光の筋のこと。英語では「サンスター(Sunstar)」とも呼ばれる。

光条は主にレンズを絞ったときに発生しやすく、絞り羽根の枚数や形状によって見え方が変化。例えば、夜景の街灯が星のように見えるのは光条の効果によるもの。

光条がシャープで均一なレンズは、風景写真や夜景写真を好む撮影者から高く評価されます。一方、光条が太かったり不揃いだったりすると、見栄えがやや不自然。

一般的に開放F値では光条はほとんど目立たず、F8〜F16程度まで絞ると現れやすくなる。ただし、絞りすぎると回折の影響で解像感が低下するため、光条の強さと画質のバランスを考慮する必要があります。

レンズレビューで「美しい光条が得られる」と評価される場合、夜景やイルミネーション撮影で点光源を印象的に表現しやすいことを意味しています。逆に「光条が不規則」と評価される場合、光の筋の長さや形が揃わず、やや雑然とした印象になることを示しています。

実写で確認

絞っても先細りする光条とはなりません。本レンズで光条を期待する場合はクロスフィルターを導入したほうが良いでしょう。

まとめ

望遠側の絞り開放で周辺の光量低下が少し発生するものの、基本的には無視できる範囲内。レンズプロファイルによる補正も簡単であり、特に心配する必要はありません。

40-150mmレンズで強い光源をフレーム内に入れることは少ないと思いますが…。
光源をフレームに入れたとしても、ゴーストやフレアは良く抑えられています。絞っても綺麗でシャープな光条は期待できません。

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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