「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」のレビュー第二回 解像チャート編を公開。
簡易的なまとめ
40-150mm F2.8 PRO ほど高性能ではないものの、中央から広い範囲でシャープな結果が得られるレンズです。40mmから150mmまで弱点と指摘するような領域が無く、使い勝手は良好。
周辺や隅まで最大かした状態で撮影したい場合はF5.6-8まで絞るのが良い感じ。ベストを意識しなければ、F4から全体的に実用的な画質。PROシリーズらしい性能と言えるでしょう。
While not quite as high-performance as the 40-150mm F2.8 PRO, this lens delivers sharp results across a wide area starting from the center. There are no noticeable weak points across the entire range from 40mm to 150mm, making it very user-friendly.
If you want to maximize sharpness all the way to the edges and corners, it’s best to stop down to F5.6–8. Even without aiming for the absolute best, the image quality is generally practical starting at F4. You could say it delivers the kind of performance you’d expect from the PRO series.
*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROのレビュー一覧
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO レンズレビューVol.2 解像チャート編
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO レンズレビューVol.1 外観・操作・AF編
Index
解像力チャート
撮影環境

テスト環境
- カメラボディ:LUMIX DC-G9M2
- 交換レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
- パール光学工業株式会社
「【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)」
- オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
- 屋内で照明環境が一定
- 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
- RAW出力
- ISO 100 固定
- Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
・シャープネス オフ
・ノイズリダクション オフ
・色収差補正オフ
・格納されたレンズプロファイル(外せない) - 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
(像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェック) - 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)
補足
今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性あり。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。
40mm
テスト結果

- 中央:回折の影響で低下するまでの絞り範囲が狭いものの、絞り開放から非常に良好。
- 周辺:中央と比べると少し低下。絞ると改善し、F8で中央とほぼ同じ。
- 隅:周辺とほぼ同じ傾向。顕著な低下が無く、F8まで絞るとフレーム全体で均一性の高い結果。
ハイレゾモード

- 中央:F4から良好、F5.6まで絞ると大幅に改善。
- 周辺:中央に近い結果。
- 隅:中央や周辺と比べると低下するものの非常に良好。絞っても改善しません。
数値確認
| Center | Mid | Corner | |
| F4.0 | 3484 | 2628 | 2365 |
| F5.6 | 3852 | 3177 | 2747 |
| F8.0 | 3144 | 3308 | 3026 |
| F11 | 2955 | 2819 | 2704 |
| F16 | 2458 | 2458 | 2293 |
| F22 | 1857 | 1728 | 1768 |
70mm
テスト結果

- 中央:引き続き非常に良好。
- 周辺:絞り開放から中央に近い良好な性能。F5.6まで絞るとほぼ同水準。
- 隅:非常に良好ですが、絞っても大きな改善はありません。
ハイレゾモード

- 中央:F4から優れた結果。
- 周辺:絞り開放から中央に近い良好な性能。
- 隅:非常に良好ですが、絞っても中央や周辺には及びません。
数値確認
| Center | Mid | Corner | |
| F4.0 | 3668 | 3260 | 3066 |
| F5.6 | 3658 | 3574 | 2938 |
| F8.0 | 3455 | 3647 | 3158 |
| F11 | 2631 | 2897 | 3066 |
| F16 | 2439 | 2487 | 2462 |
| F22 | 1851 | 1851 | 1911 |
150mm
テスト結果

- 中央:広角側・中間と比べると数値が低下。絞っても改善しません。
- 周辺:中央と比べるとややソフト。絞ると中央に近い結果が得られます。
- 隅:周辺とほぼ同じ。画質の顕著な低下はありません。
ハイレゾモード

- 中央:引き続きF4から非常に良好。
- 周辺:中央と比べると見劣りするものの、非常に良好。
- 隅:ハイレゾの恩恵が少ないものの、良好な結果。
数値確認
| Center | Mid | Corner | |
| F4.0 | 3668 | 3260 | 3066 |
| F5.6 | 3658 | 3574 | 2938 |
| F8.0 | 3455 | 3647 | 3158 |
| F11 | 2631 | 2897 | 3066 |
| F16 | 2439 | 2487 | 2462 |
| F22 | 1851 | 1851 | 1911 |
40-150mm F2.8 との比較
少なくとも解像チャートテストにおいて、150mmはF2.8 PROの圧勝。フレーム中央から隅まで非常にシャープで、96MPハイレゾモードを十分に活かせる性能を備えています。
まとめ
40-150mm F2.8 PRO ほど高性能ではないものの、中央から広い範囲でシャープな結果が得られるレンズです。40mmから150mmまで弱点と指摘するような領域が無く、使い勝手は良好。
周辺や隅まで最大かした状態で撮影したい場合はF5.6-8まで絞るのが良い感じ。ベストを意識しなければ、F4から全体的に実用的な画質。PROシリーズらしい性能と言えるでしょう。
購入早見表
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作例
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