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銘匠光学 TTArtisan AF 32mm f/2.8 Z 徹底レビュー Vol.2 遠景解像編

銘匠光学「TTArtisan AF 32mm f/2.8 Z」のレビュー第二弾を公開。今回は恒例の撮影地点からレンズの遠景解像性能をチェックしています。

このレンズについて

今回は発売前に焦点工房よりお借りしたレンズを使用してテストしています。今回のレビューにあたり、同社から金銭の授受はなく、レビュー内容に関する指示・規制も無し。ちなみに「レビューして欲しい」と言った話もなく、「使ってみる?」のみであることを先に明言しておきます。

TTArtisan AF 32mm f/2.8 Zのレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2022年7月5日 微風 くもり
  • カメラ:Nikon Z 7
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:Leofoto G4
  • 露出:絞り優先AE ISO 100
  • RAW:Lightroom Classic CCで現像
    ・シャープネスオフ
    ・そのほかは初期設定

注意

このレンズは小絞り側の絞りが甘く、設定値通りに撮影すると露出オーバーとなる傾向が見られる。個体差なのか不明だが、撮影後に露出の平準化を手動で実施している点で従来のテストと少し異なる。

テスト結果

フレームの大部分はシャープであり、F2.8から実用的な画質を実現。2万円台の手ごろな価格の広角レンズとしては大いに評価できる性能である。

中央

F2.8から非常に良好な結果となり、絞っても目に見える改善は期待できない。開放からF8まで性能のピークが続き、F11~F16で回折の影響が僅かに強くなる。細かいことを抜きにしたら絞り値全域で実用的な画質だ。

周辺

中央と比べると僅かにコントラストが低いようにも見えるが、基本的には絞り開放から実用的な画質だ。F4まで絞るとコントラストが改善し、F5.6-F8でピークの性能に達する。F11もほとんど同じ結果を期待できるが、F16のみ回折の影響で僅かに低下する。

四隅

中央や周辺部と比べるとF2.8の画質はややソフトだ。極端な画質の乱れはないが、キレのある結果を得たいのであれば絞った方が良い。F4まで絞ると全体的に改善が見られ、F5.6-F8でシャープな結果を得ることができる。小絞り時の回折は見られるが、それでも絞り開放付近よりも良好な結果だ。小型軽量な広角レンズとしては評価できる解像性能だが、倍率色収差の影響が残っているので、ハイコントラストな領域では少し補正が必要となるかもしれない。

まとめ

AFに対応する初めてのTTArtisanレンズだが、予想よりも遥かに良好な結果となった。AFに適した光学設計を採用しつつ、優れた遠景解像性能を実現している。F2.8からフレームの大部分が実用的なパフォーマンスであり、F5.6~F8までしっかり絞ることで隅から隅まで良好だ。

競合レンズである「NIKKOR Z 28mm f/2.8」も良好な解像性能であり、TTArtisan AF 32mm f/2.8 Zの遠景解像が強みになるとは言えないが、少なくともニコンより周辺減光が穏やかで、光学的な歪曲収差も良く抑えられている。場合によってはTTArtisanのほうが使い勝手が良いと感じるかもしれない。

購入早見表

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