スポンサーリンク
2020年6月4日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。「RF35mm F1.8 Macro IS STM」と同じくハーフマクロに対応した明るい85mm・100mm単焦点レンズのようですね。
- 【公開番号】特開2020-86307(P2020-86307A)
- 【公開日】令和2年6月4日(2020.6.4)
- 【発明の名称】光学系およびそれを有する撮像装置
- 【出願日】平成30年11月29日(2018.11.29)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】??迅速なフォーカシングを可能としつつ高い光学性能を得ることである。
- 70mm F1.8
- 85mm F1.8
- 100mm F2
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 82.79 82.50 82.50 F値 1.86 1.86 1.86 半画角 14.64 14.70 14.69 像高 21.64 21.64 21.64 全長 101.21 101.23 89.44 BF 15.89 16.35 14.42 最大倍率 ×0.5 ×0.5 ×0.5 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 98.50 71.09 82.81 F値 2.05 1.86 1.86 半画角 12.39 16.93 14.64 像高 21.64 21.64 21.64 全長 104.21 92.50 101.83 BF 25.00 13.04 14.49 最大倍率 ×0.5 ×0.5 ×0.5
長焦点で「大口径」と「最短撮影距離」を重視した場合のレンズ設計に関する特許となっている模様。
ざっと見た限りでは「RF35mm F1.8 Macro IS STM」と同じく、レンズ繰り出し式フォーカスの明るい単焦点のようですね。やはり0.5倍の最大撮影倍率に対応している模様。光学手ぶれ補正について言及していませんが、このような特許出願では明記していないこともしばしばあります。
過去にも「RF85mm F1.8」と思われる特許出願がありましたが、その時はインナーフォーカス式の一般的な中望遠単焦点でした。果たしてキヤノンがどちらも採用するのか不明ですが、個人的にはハーフマクロに対応していると面白いなと。
参考:現行のキヤノンRFレンズ
RF ズームレンズ
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
RF 単焦点レンズ
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン 樹脂レンズ使用の光学系「28-105mm F4」「24-35mm F2」に関する特許出願
- コシナ ミラーレス向け「50mm F1.4」「50mm F1.5」光学系の特許出願
- 富士フイルム「伸びる50-135mm F2.8」「18-135mm F3.5-5.6」「18-300mm F3.5-6.3」光学系の特許出願
- ニコン 「85-135mm F1.8-2.8」を想定したような光学系の特許出願
- タムロン「200-800mm F6.7」「200-600mm F5.6」を想定したような特許出願
- キヤノン「20mm F1.4」「24mm F1.4」「28mm F1.4」光学系の特許出願
- キヤノン 魚眼レンズと歪曲を抑えるリアコンバージョンレンズに関する特許出願
- キヤノン 電動制御を意識したインナーズーム式の広角レンズ光学系の特許出願
- タムロン 70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD用と思われる特許出願
- キヤノン インナーズームタイプ「180-600mm F5-6.3 IS」「200-700mm F5-7.6 IS」特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。