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コニカミノルタ「16-30mm F2 for APS-C」の特許出願だが、実はLEICA DG 10-25mm用?

2020年11月26日付けでコニカミノルタの気になる特許出願が公開。APS-C用「16-30mm F2」「13-30mm F2」ですが、個人的にはパナソニックの「LEICA DG 10-25mm F1.7」用ではないのかなと。

LEICA DG 10-25mm F1.7はコニカミノルタ設計?

  • 【公開番号】特開2020-190679(P2020-190679A)
  • 【公開日】2020年11月26日
  • 【発明の名称】ズームレンズ、撮像光学装置およびデジタル機器
  • 【出願日】2019年5月23日
  • 【出願人】
    【識別番号】000001270
    【氏名又は名称】コニカミノルタ株式会社
  • 【課題】広角端での広い画角およびズーム全域での小さいF値を有するとともに、収差が良好に補正されたズームレンズ、およびそのズームレンズを備えた撮像光学装置及びデジタル機器を提供する。

実施例1 実施例2 実施例3
焦点距離 16.149-31.839 13.523-31.838 13.523-31.840
F値 2.000 2.200 2.200
半画角 41.326-24.036 46.400-24.037 46.399-24.036
像高 14.200 14.200 14.200
全長 191.408-203.700 195.068-208.161 211.113-223.025
BF 37.853 19.850 37.733

APS-C用の大口径ズームレンズですね。開放F値が「F2」と非常に明るく、シグマ「18-35mm F1.8 DC HSM」を彷彿とさせるスペックです。シグマと比較して広角側の画角が広く、特に実施例2や3では13mm(フルサイズ判で言うところの20mm)をカバーしています。

今のところ、この設計を採用したAPS-C用交換レンズは世に出てきていません。

個人的に気になったのがレンズ構成。果てどこかで見たことあるような……。
と感じて思い出したのが、パナソニックのマイクロフォーサーズ用レンズ「LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH」です。

レンズ構成を確認してみると、まぁ綺麗に一致していますね。ミノルタの特許出願はAPS-C用ですが、これをフォーサーズフォーマットに換算してみると、見事に合致します。おそらくミノルタが設計に絡んでいるとみて間違いないのではないかなと。

これは何も驚くことではありません。ミノルタは現在でもニコンの一部レンズを共同開発(Z 85mm F1.8Z 35mm F1.8)していたと思われ、パナソニックは一部レンズの設計をシグマなど外部に委託していると思われます。過去にはLEICA DG 45mm F2.8の設計もミノルタだったと言われていますね。

実は私もLEICA DG 10-25mm F1.7ユーザーでした(過去形:重すぎデカすぎで手放してしまいましたが…)
出自はどうあれ、良いレンズです。

管理人のLEICA DG 10-25mm F1.7レビュー

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