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サムヤン AF 50mm F1.4 IIはソニーの半値で80%の光学性能

Sony Alpha Blogがサムヤン「AF 50mm F1.4 II」のレビューを公開。ソニー純正レンズの1/2~1/3の価格で80%の光学性能と評価しています。主な弱点は逆光耐性と色収差補正とのこと。

Sony Alpha Blog:Samyang 50mm F1.4 AF II

外観・構造:

  • サムヤン初となるEマウント用AFレンズ「AF 50mm F1.4 FE」の完全リニューアルモデルだ。
  • ビルドクオリティは全体的にとても良好である。高品質なプラスチックと非常に優れた表面加工が施されたフォーカスリングを搭載している。
  • ビルドクオリティは良好だが、ソニーやシグマと比べると見劣りする。

携帯性:

  • 420gと驚くほど軽量だ。

操作性:

  • エルゴノミクスはとても良好だ。フォーカスリングと、リングの機能を切り替えることが出来るカスタムスイッチを搭載している。
  • AFLボタンもあるが、AF/MFスイッチは無い。
  • フォーカスリングをクリックレスの絞りリングとして使うことが出来る。

フォーカス:

  • 95%の確率で高速かつ正確に動作する。
  • 瞳AFは困難な状況(雷雨)でピントが眉に合っている場合がある。
  • 連写性能は良好だが、ソニーレンズと比べて接近時にピントを外すことがあった。75%の成功率である。
  • フォーカスブリージングは良く抑えられている。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • F1.4の時点で中央は巣gる得た性能だ。F2まで絞るとコントラストが少し良好となる。
  • 少なくとも3m未満の距離では隅の性能が大きく低下する。
  • 遠景は隅が中距離よりも良好だ。
  • ポートレートでのシャープネスは非常に良好だ。F2まで絞るとコントラストが明らかに向上する。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 玉ボケは良好だ。
  • 玉ねぎボケの兆候は見られないが、F2.8まで絞ると絞り羽根の角張が見える。
  • 後ボケはF2.8まで非常に良好だ。F4まで絞ると騒がしくなる。
  • 発色は自然で、とても良好だ。

色収差:

  • とても目立つ。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 非常に小さな糸巻き型歪曲だ。

周辺減光:

  • F1.4で目立ち、F4付近で解消する。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 問題ないが、あまり良くない。
  • 絞ると光条が発生するものの、ハッキリと描写されない。

競合レンズ比較

  • 50mm F1.4としては最も軽量だ。
  • 初代と比べて遥かに軽量で、AFは遥かに優れている。
  • エルゴノミクスはこの価格帯のレンズとしてはきちんとしている。特にクリックレスの絞り操作が可能となっているのは大きい。
  • オートフォーカスはソニーほど良好ではない。特に追従連写時の成功率が低い。
  • 最もシャープなレンズはFE 50mm F1.2 GMとFE 50mm F1.4 ZAだ。
  • サムヤンV2は良好な中央解像を備えているが、隅の性能が低い。
  • ボケはとても良好だ。ソニー2本の描写に近い。シグマDG HSMやソニー55mm ZAよりも良好だ。
  • 後ボケも良好だが、F4まで絞るとGMやZAよりも騒がしくなる。
  • サムヤンは周辺減光があまり良くないが、歪曲収差の補正状態は最高だ。
  • 色収差や逆光耐性はソニーレンズと比べて見劣りする。

初代と比べて大幅なアップグレードとなり、ソニーGMやZAよりも低価格で、全体的に優れた性能のレンズである。主な弱点はAF効率と絞った際のボケ描写だ。

作例集

総評

非常に優れた超軽量の50mm F1.4だ。価格はソニーの1/2-1/3ながら、80%のパフォーマンスを発揮する。妥協しなければならないのは、少し効率の悪いAFと、F2.8で丸くない玉ボケ、少し高い色収差、あまり良くない隅のシャープネスだ。

しかし、フォーカスブリージングを最小限に抑え、クリックレスの絞りリングとして設定できるフォーカスリングを備えており、動画にも非常に優れている。
この価格帯での主な競合製品は、Sonnar T* FE 55 mm F1.8で、このレンズはAFがやや良好で、隅のシャープネスもやや良好だが、玉ボケ、後ボケ、動画用のエルゴノミクスが劣る。

予算に余裕があれば、FE 50mm F1.2 GMとPlanar T* 50mm F1.4 ZAが明らかに優れているが、劇的に優れているわけではない。ソニーレンズによってもたらされた改善点が、あなたの用途において2倍3倍の高価格化を正当化するのに十分なほど価値があるかは、あなた次第である。

  • 長所
    ・優れた中央シャープネス
    ・F2.8まで滑らかなボケ
    ・とても良好なコントラスト
    ・F1.4-F2で良好な玉ボケ
    ・とても良好な発色
    ・肌の描写
    ・静止体相手のAF
    ・軽量
    ・防塵防滴
    ・価格
    ・フォーカスブリージングが抑えられている
    ・低歪曲
    ・最短撮影距離が短い
  • 平凡
    ・F1.4の周辺減光
    ・ビルドクオリティは良好だがプラスチック製
    ・隅のシャープネス
    ・F2.8以降のボケ
    ・F4以降の騒がしいボケ
  • 短所
    ・色収差
    ・逆光耐性

とのこと。
非常に軽量な50mm F1.4レンズですね。AF 50mm F1.4 FEから大幅なアップグレードが施され、光学性能やAFに改善が見られる模様。それでもソニーほどのパフォーマンスでは無いみたいですが、この価格帯の大口径レンズとしては良好な選択肢となりそうです。国内ではまだ販売開始していませんが、海外では750ドルで予約販売が始まっています。前モデルと比べると200ドルほど高価ですが、FE 50mm F1.4 ZAやFE 50mm F1.2 GMと比べると遥かに手ごろな価格設定を実現しています。弱点が許容範囲内であれば、コストパフォーマンス高そうですねえ。

サムヤン AF 50mm F1.4 II FE 最新情報まとめ

AF 50mm F1.4 FE II
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