Irixレンズ レンズ 海外の評価

Irix 11mm F4は全体的に優れたレンズだが絞り制御が不安定【海外の評価】

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Digital Camea WorldがIrixの一眼レフ用交換レンズ「Irix 11mm F4 Blackstone」のレビューを掲載しています。

Irix 11mm f/4 Blackstone review

  • スイス設計・韓国製造のレンズだ。キヤノンEF・ニコンF・ペンタックスKマウントのフルサイズ一眼レフに対応している。
  • 金属外装のBlackstone版とプラスチック外装のFirefly版は全く同じ光学設計のレンズである。
  • フォーカスリングのストロークは長く、正確なフォーカシングが可能だ。さらにフォーカスリングをロックしたり校正する機能を備えている。
  • オートフォーカスは利用できないが、電子接点を持つのでMFアシストを利用可能だ。
  • 鏡筒にはピント距離・被写界深度・過焦点距離の表示がある。
  • (実写では)中央シャープネスは優れており、フレーム四隅も良好だ。色収差や逆光耐性も同様に見事である。画角を考慮すると歪曲収差はとても小さい。
  • テストした個体の電磁絞りは露出が不正確となる傾向がある。絞った時に露出不足となることが判明した。
  • (ラボテストでは)中央領域のシャープネスは抜群であり、特に絞り開放が際立っている。フレーム端は比較して平凡だが、超広角レンズとしては一般的に苦戦するポイントだ。
  • 色収差はフレーム端で目立つものの、超広角レンズとしては予想の範囲内だ。
  • 歪曲収差は目に付くが、超広角レンズと考えると良く補正されている。

純正の高価な超広角レンズにお金を出せない場合、Irix 11mm F4 Blackstoneは良い選択肢となるだろう。さらに手ごろな価格設定を望む場合、Fireflyという選択肢もある。

画質・ビルドクオリティ・操作性は優れている。唯一の欠点は絞り操作による露出不足だ(これがテストした個体の問題では無い場合)。

長所:優れたビルドクオリティ・良好な価格設定・優れた中央シャープネス

短所:色収差と歪曲収差が目立つ・露出精度が不安定・MF限定

Digital Camea World:Irix 11mm f/4 Blackstone review

とのこと。
国内では10万円前後とやや高めですが、海外から個人輸入すると500?600ドルで手に入るレンズですね。11mmの稀に見る広い画角と海外の価格設定を考慮するとコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。広い画角ながら解像性能も優れている模様。色収差補正や歪曲収差補正は完璧と言えませんが、11mmの画角を考慮すると健闘しているはず。

気になるのは絞った際の露出不足。国内でも絞り制御で不具合があったという声を聞いています。購入後はすぐに動作を確認したほうが良さそうですね。

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