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「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」は良好な解像性能と色収差補正の小型軽量マイクロレンズ

Xitekが先日発表されたばかりのニコン「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」のレビューを公開。小型軽量なマイクロレンズですが、ピント距離に関わらず優れた解像性能と色収差補正を実現しているようです。

Xitek:挂机多面手 尼康Z MC 50mm f/2.8评测

レンズの紹介:

  • ニコンは2018年にZシステムを導入して以来、Zレンズラインアップを更新し続けていた。単焦点レンズは20mmから85mmまでをカバーするまでになったが、それでもマクロレンズは不足している分野の一つだ。
  • ニコンは最新レンズとして「Z MC 50mm F2.8」「Z MC 105mm F2.8 S」を発表した。
  • このZ MC 50mm F2.8はS-Lineではない多目的な小型軽量マクロレンズと位置付けられている。
  • ニコンのマクロレンズで50mmの焦点距離は比較的珍しい仕様だ。従来は60mmを採用していたが、今回は標準単焦点として50mmを選んだようだ。

ビルドクオリティ:

  • レンズは非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚を採用した7群10枚構成だ。
  • 外観はサイズが非常に小さいことを除けば他のZ単焦点レンズと同じだ。鏡筒に目立った装飾は見られず、全体的に黒を基調とした落ち着いたデザインである。
  • Zマウントの自由度の高さを活かした効果的なレンズ構成により光学性能や逆光耐性が向上している。
  • レンズ前面にはフッ素コーティングが施されている。
  • S-Lineのレンズと比べると外装のプラスチック感が強い。
  • レンズマウントは金属製である。
  • レンズは中国製だ。

携帯性:

  • スペック的にはソニー「FE 50m F2.8 Macro」と同じ小型軽量タイプだ。全長が66mmとソニーよりも短い。
  • AF-S 60mm F2.8と比べると全長は約26%減、重量は約39%減である。
  • フィルターサイズはわずか46mmで、ソニーよりも小さい。

操作性:

  • フォーカスリングは比較的滑らかだ。表面は硬質なゴム製で質感はやや劣る。
  • フォーカスリングはカメラ側の設定で特定の機能を割り当てることが出来る。
  • 側面にはAF/MFスイッチとAFリミッターを搭載している。

オートフォーカス:

  • ステッピングモーター駆動の前群繰り出し式だ。繰り出し式を採用することでレンズの小型化を実現している。
  • 内筒には撮影距離と撮影倍率を示すプリントが施され、正確な操作が可能だ。
  • 最短撮影距離は0.16mであり、レンズ先端からの距離は約5cmだ。
  • ピント位置の変化で画角は大きく変化する。ニコンもこのレンズに関してフォーカスブリージングを抑えているような主張はしていない。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • MTFチャートを見る限りではAF-S 60mm F2.8よりも僅かに優れているように見える。ソニーFE 50mm F2.8と似ているが、フレーム端はより良好である。
  • Z 7IIと組み合わせてテストした。
  • マクロ距離でも絞り開放から高いシャープネスを得ることが出来る。絞ると中央はシャープネスとコントラストが改善する。
  • F16でもシャープネスは良好だが、F22まで絞ると低下する。F29の最小絞りでは回折の影響で顕著にソフトとなる。
    (訳注:このレンズは無限遠の最小絞りがF22、MFDでF32となります)
  • 遠景も絞り開放から良好なシャープネスだ。F4~F8まで絞るとさらにシャープとなり、コントラストも良好だ。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 自然で柔らかいボケだ。
  • 玉ボケは比較的丸く、輪線ボケは目立たない。

色収差:

  • 絞り開放から軸上色収差の影響は見られない。ニコンの主張通りであり、トップクラスの性能だ。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • わずかな糸巻き型歪曲だ。
  • 実写で歪曲収差が良く抑えられているように見える。

周辺減光:

  • 絞り開放では周辺減光が目立つ。
  • F4まで絞ると改善し、F4.5で少なくなる。
  • フィルターサイズが46mmと小さいことを考えると予想できる影響量だ。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 効果的なレンズ構成だがナノクリスタルコートとアルネオコートは採用していない。
  • フレアの影響は少ないが完璧ではなく、絞るといくらかゴーストが発生する。

総評

ピント距離に関わらず、解像性能と色収差補正が優れたマクロレンズだ。周辺減光やブリージングは適度にコントロールしている。しかし、このレンズは小型軽量な非S-Lineであり、完璧を求めるべきでは無い。

従来の60mmマクロレンズよりも画角が広く、ストリート・ポートレート・風景など多目的に利用することができる小型軽量レンズである。開放F値はF2.8と大口径ではないが、接写性能を活かしてボケを大きくすることが可能だ。

優れたマクロレンズだが、価格設定はソニーの同クラスよりも高い。とは言え、105mm F2.8 VR Sと比べると安価な選択肢である。

とのこと。
標準マクロとしては少し高価に見えますが、同社の「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」と似たような価格設定の最新Zレンズですね。非S-Lineで初となる単焦点レンズですが、光学性能は良好である模様。実写作例を確認しても、撮影距離を選ばずにシャープで、色収差もよく補正されているように見えます。
ステッピングモーター駆動の繰り出し式フォーカスが速いのか遅いのか気になるところですが、Xitekではパフォーマンスについて言及していません。高速性を求めてはいませんが、一般的な撮影距離で快適に撮影できるくらいには速いと良いなと。レンズは6月25日発売予定で、明日6月4日 午前10時から予約販売が始まります。

ニコン「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」交換レンズデータベース

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