キヤノンのRFマウント用交換レンズ「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」レビューページにボケ・軸上色収差についてのレビューを追加掲載しました。
ボケ・軸上色収差のダイジェスト
まずまず良好なボケ描写
ズームレンジの大部分はニュートラルで前後のボケ質に大きな差はありません。
球面収差の補正が完璧ではなく、玉ボケに縁取りが発生。これはシチュエーションによって「2線ボケ」と感じる描写へ繋がる可能性あり。
85mmから105mmにかけて球面収差の影響が強くなり、手前が硬く、奥が柔らかいボケ質へと変化しています。とは言え開放F値が「F7.1」と非常に暗いので、ボケ量が少なく接写しないと物足りないと感じるかも。
じっくり観察するとボケの粗い部分が目立つものの、F値が大きいので実写でボケの粗い領域が目立つのは稀。普通に使っている分には「綺麗なボケ」とさえ感じるはず。なかなか絶妙なバランスの描写だと思うのです。(下部にFlickr経由の作例をいくつか掲載)
軸上色収差の補正状態はまずまず良好。完璧では無いものの、影響は軽微で大きな問題となることはありません。ただし、前述したように望遠端で球面収差の影響が強くなり前ボケの色づきが目立つ場合があるかも。
RF24-105mm F4-7.1 IS STM | |||
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