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キヤノン「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」は小型軽量で低価格ながら優れた光学性能

CAMERA LABSがキヤノン「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」のレビューを公開。小型軽量で低価格ながら、F4Lと見比べても遜色のない解像性能を発揮するレンズとして高く評価しています。

小型軽量で優れた汎用ズーム

CAMERA LABS:Canon RF 24-105mm f4-7.1 STM review

  • レンズの紹介
    ・2020年2月に登場。
    ・約399ドルとRFズームでは最も安いレンズだ。
    ・RF24-105mm F4Lの半値以下だが、予想よりも遥かに優れたレンズである。
    ・24mmの広角は風景や建築物に有効だ。最短撮影距離がとても短いのでクローズアップにも有効である。
    ・24-105mmのズームレンジは一般的だが、このレンズは小型軽量でより手ごろな価格の選択肢となっている。
  • ビルドクオリティ
    ・望遠側へズームすると、単一の内筒が50mmほど伸びる。
    ・フィルターサイズは67mmだ。
    ・価格から予想できるように、このレンズは防塵防滴仕様ではない。
    ・価格から予想できるように、このレンズにレンズフードは付属していない。
    ・レンズ構成は11群13枚で、絞り羽根は7枚だ。
    ・最短撮影距離は広角で20cm、望遠で34cmである。マニュアルフォーカスに切り替えることで13cm近くまでピントを合わせることが可能だ。
    ・24mm~27mmで開放F値がF4となる。F4.5は37mmまで、F5は50mmまで、F5.6は63mmまで、F6.3は79mmまで、F7.1は80mm~105mmとなる。
    ・開放F値は24-240mmよりも早く暗くなる。このレンズの暗さが小型軽量で低価格を実現しているのだろう。
  • 携帯性
    ・24-240mmが80×123mmであるのに対し、24-105 STMは77×89mmだ。重量はそれぞれ750g、395gとなり、24-105 STMは約半分の重量である。
    ・EOS RPと組み合わせた時の重量は1㎏を切っている。
  • 操作性
    ・レンズ先端には滑らかに回転するコントロールリングを搭載している。フォーカスリングとして使う場合は問題ないが、コントロールリングとして使う場合はクリックレスで操作しなければならない。
  • オートフォーカス
    ・ステッピングモーター駆動のAFはEOS RPとの組み合わせで非常に高速だ。
    ・動画撮影中は滑らかな動作を優先するため、スピードは少し遅くなる。
    ・内蔵マイクを使用した動画撮影でもAF駆動音は聞こえない。
  • マニュアルフォーカス
  • 手ぶれ補正
    ・公称値で5段分の補正効果が得られる手ぶれ補正を搭載している。
  • 解像性能
    ・24mmはF4から高水準な中央解像が得られる。これは絞ってもほとんど改善しない。隅は少しソフトで、興味深いことに絞ってもあまり改善しない。
    ・24mmはRF24-240mmと同程度だ。等倍でチェックすると僅かに24-240mmの隅が優れているかもしれないが、個人的には引き分けに見える。
    ・50mmの中央は絞り開放からディテールが豊富だ。絞っても変化はほとんど見られない。フレーム隅は24mmほどでは無いが少しソフトだ。
    ・50mmではRF24-240mmの四隅が少しシャープである。24-105 STMはF11まで絞ると同程度となる。
    ・105mmの中央は絞り開放から良好で絞っても改善しない。RF24-240mmと見比べてもほとんど同じ性能だ。
    ・全体的にRF24-240mmと比べて、ズームレンジ全域・絞り値全域・フレーム全域で同等の光学性能だ。
    ・RF24-105mm F4Lと見比べてみると、隅がよりソフトに見える。開放F値をF4で固定するのは難しいことに留意しておかなければならない。絞ると徐々に改善する。
    ・無限遠ではF4Lよりも24-105 STMや24-240のほうが優れている。
  • 像面湾曲
    ・記載なし。
  • ボケ
    ・ボケを大きくできるレンズでは無い。
    ・STMの105mm F7.1とUSMの105mm F4には1+1/3段差があるものの、思ったほど被写界深度の差は見られない。より大きなボケが必要であればRF85mm F2を使った方が良い。
  • 色収差
    ・記載なし。
  • 球面収差
    ・記載なし。
  • 歪曲収差
    ・24-240mmと同じく、歪曲収差をソフトウェア補正に依存している。
    ・未補正と補正後のデータを見比べると劇的な違いがある。
    ・この点で、F4Lは光学的に補正されている。
  • 周辺減光
    ・24-240mmと同じく、歪曲収差をソフトウェア補正に依存している。
    ・未補正と補正後のデータを見比べると劇的な違いがある。
    ・この点で、F4Lは光学的に補正されている。
  • コマ収差
    ・記載なし。
  • 逆光耐性
    ・記載なし。
  • 作例集

総評

EOS Rシステムで待ち望んでいたお手頃価格のズームレンズだ。開放F値は魅力的では無いが、エントリーモデルに必須の汎用ズームである。幸いにも、最新のレンズ設計とカメラ内補正の組み合わせにより、サイズ・重量・価格を抑えつつ、良好な光学性能を維持している。私のテストでは、フレーム全体、ズームレンジ全体でかなりのシャープネスを実現していることを確認した。

オールインワンのレンズを探している場合は「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」と比較する必要がある。しかし、小型軽量なエントリーズームとして選択肢に挙がることは無いだろう。このレンズと「RF35mm F1.8 Macro IS STM」「RF50mm F1.8 STM」「RF85mm F2 Macro IS STM」などと組み合わせたほうが満足いくと思う。

とのこと。
私もF4L・STM・24-240mmを使ってきましたが、概ね同意できる内容となっています。F4Lは24mmの四隅を重視する場合にベストな選択肢となりますが、望遠側の四隅が甘いのですよね。比較して、STMや24-240mmの四隅は安定しています。その反面、F4Lの105mmはボケが綺麗です。

ナノUSM駆動ほど高速AFではありませんが、STMでも十分満足のいくフォーカス速度だと思います。CFM(センター・フォーカス・マクロ)機能に対応していますが、MF操作が必要なうえ、レンズにAF/MFスイッチが無いので使い辛いと思います。とは言え、105mmならばCFMと同程度の撮影倍率を得ることができるので、クローズアップが必要であれば105mmでAFを利用したほうが良いと思うのです。

コストパフォーマンスは確かに良好。ただし、レンズフード別売りとなる点には注意が必要です。

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