このページでは登場が期待されている富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「X100V」について最新情報や噂情報を収集しています。
最新情報
- 2020-04-10:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
- 2020-04-05:富士フイルムがX100Vの過熱昇温について告知しています。
- 2020-03-18:Mobile01がレビューを掲載しています。
- 2020-02-26:IMAGING RESOURCEがISO感度別作例を公開しています。
- 2020-02-26:シルバーが2月27日、ブラックが3月12日発売と告知されています。
- 2020-02-05:X100Vが正式発表されました。
- 2020-02-02:噂情報を更新しました。
- 2020-01-12:「2月にX100V正式発表」との噂が出始めているので専用の情報収集ページを作成しました。
データベース
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参考:X100F
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海外の評価
Lesnumeriques
- 2010年から始まったX100シリーズ第5世代のカメラだ。APS-Cフォーマットセンサーを搭載し、フルサイズで35mmに相当する23mm単焦点レンズを使用する。光学/電子ファインダーを交互に利用することができ、必要に応じて同時に使用することも可能だ。
- X100Vは他のXシリーズと同様、4K DCIに対応したり、条件付きながら防塵防滴仕様となっている。そしてユーザーの声を聞き入れ、チルトモニタにも対応した。
- 外観は前モデルX100Fと比べて大きな変更点は無い。しかし、アダプターリングとプロテクトフィルターを組み合わせることで防塵防滴仕様となる。ただし、レンズサイズが少し大きくなり、追加投資が必要なのは残念だ。
- エルゴノミクスはより洗練されている。
- 各種ボタンは使いやすいように少し変化している。
- 光学ファインダーは快適だが、パララックスやAFエリアの調整には慣れが必要だ。
- 電子ファインダーは369万ドットのしっかりとした作りだ。
- オートフォーカスのポテンシャルはあるはずだが、レンズの駆動系が足を引っ張っている。ノイズが発生し、全体的に遅めだ。
- シャッター音はとても静かだが、人工的なノイズを加えているので不快に感じる。
- メカシャッター時は11コマ秒で17枚、電子シャッター時は20コマ秒を利用することが可能だ。
- 顔検出・瞳検出はとても効果的だ。
- X100Fと同じく最高画質はISO1600まで、ISO3200でも実用的な画質だがISO6400でワンランク低下する。ISO12800ではノイズが不可避となる。
- ダイナミックレンジは+1.6以上の回復が難しく、-3.0を回復すると顕著なノイズが発生する。
- 光学性能
・周辺減光についてX100Fと大きな違いは見られない。
・ボケはとても良好だ。玉ねぎボケなどの欠点は僅かだ。
・絞り開放の画質が大幅に改善している。
・全体的に均質な画質だ。 - スチル重視のカメラだが、4K DCIにも対応している。ただし4K 60pは非対応だ。フル画角でピーキングやゼブラを利用可能である。ただし光学手ぶれ補正を搭載していないので三脚などを使わずに撮影するのは難しい。
X100Vは素晴らしいヴィンテージカメラだ。光学性能が向上したレンズのためだけに買い替えたくなるくらいだ。アイデンティティを維持しつつ、エルゴノミクスの進化が感じられる。防塵防滴仕様となったが、条件があるのは残念だ。光学手ぶれ補正は搭載していないものの、レンズ固定式の単焦点カメラを楽しむならベストな1台である。
長所:ISO感度・光学性能向上・デザインと仕上がり・豊富なカスタマイズ・マニュアルコントロール・4K DCI・動画画質・ハイブリッドファインダー・1/32000秒の電子シャッター
短所:ダイナミックレンジの限界・慣れが必要な光学ファインダー・レンズが大きい・AFのレスポンス・メモリーカードスロットが底面・手ぶれ補正なし・防塵防滴は条件付き
Lesnumeriques:Test ? Compact expert Fujifilm X100V?: l'optique se renouvelle enfin?!
IMAGING RESOURCE
操作性・外観
- X100シリーズは富士フイルム最新のイメージセンサーとプロセッサーを搭載してアップグレートした。さらに搭載している23mm F2レンズも一新している(従来のシリーズで目立つ欠点だった)。
- 外観に大きな変化は見られないが、ビルドクオリティ・構図・操作性でいくつか顕著な違いがある。
- 一見するとX100Vは前モデルとよく似ている。クラシカルなフィルムカメラスタイルと最新のデジタル機能が融合した見事なデザインだ。
- X100Fと同様、主に金属パーツを使った外装は全体的に見事なビルドクオリティだ。X100Fは天板左隅が少し切りこまれていたが、X100Vはフラットなデザインを採用している。
- 従来モデルと同様、日本製である。
- X-Pro3と同じく4方向ボタンを省略している。X-Pro3のレビューでも指摘しているが、カメラのカスタマイズ性や使いやすさが低下しているマイナスポイントだ。
- タッチFnに対応しているが、誤って操作してしまうことがある。個人的には無くても良い機能だ。
- 背面ボタン配置が従来のX100シリーズと異なり、X-Pro3を踏襲している。使いやすさの点で問題とならないが、従来のX100シリーズユーザーであれば注意が必要だ。
- 引き上げ式ISOダイヤルは「引き続ける」必要が無くなり使いやすくなった(最初は壊れているのかと思った)。
- 露出補正ダイヤルにロック機能は無いが、かなり硬いので誤操作する心配はないだろう。
- タッチ操作対応チルトモニタの搭載は大きな変更点の一つだ。X100Fはモニタ固定式でタッチ操作にも対応していない。解像度も104万ドットから162万ドットまで向上している。解像度が大幅に向上しているわけでは無いが、見栄えが良くX100Fよりシャープでクリアに見える。
- チルトモニタはX-Pro3のように奇抜なデザインでは無く、従来通りのチルトモニタだ。モニタ格納時はカメラにスッキリと収まっている。従来機と比べてハイアングルやローアングルに対応しやすくなったのは便利だ。
- タッチ操作により素早くAFフレームを操作することが出来る。レスポンスはまぁまぁだが、X-T3と同様だ。とは言え、優れたEVFを備えているのでファインダーで撮影することが多かった(AFフレーム操作はジョイスティック)。
- 光学ファインダーはパララックス補正でAFフレームが移動するのでピント合わせが難しい。それに電子ファインダー時ほど多くのAFフレームに対応していない。
- ファインダーは基本的にX-Pro3と同じ仕様だ。液晶パネルからOLEDパネルにアップグレードし、解像度も369万ドットまで向上している。よりシャープで鮮明、応答性が高く、ファインダー倍率は大きくなっている。
- 従来のX100シリーズはアイセンサーの検出から外れるとOLEDパネルが格納されてしまう。このため、再びファインダーを使う時に僅かだが目立つタイムラグが発生していた。X100Vは電源オンの間にアイセンサーの検出が外れてもOLEDパネルが格納されず、素早く復帰することが可能だ。
- ついにX100シリーズは防塵防滴仕様に対応した。高価なカメラなので、耐候性を備えて安心して撮影できるのは有難い。完全な防塵防滴仕様となるためにはアダプターリングでプロテクトフィルターを装着する必要がある。
- アダプターリングがカメラに同梱していないのは残念だ。単純なねじ込み式金属製リングとしては価格が高く、フィルター購入費用も考慮しておくべきである。
画質
- X-Pro3・X-T3・X-T30と同じ2600万画素 APS-C X-Trans CMOSセンサーとプロセッサーを搭載しているので、全体的な画質はとてもよく似ている。つまり低感度ISO・高感度ISOどちらも優れている。
- 高感度ISOでもノイズを抑えディテールを維持している。さらに高感度を使ってもノイズは目障りとならない。必要に応じてISO3200~6400までは実用的な画質だ。
- ISO12800は緊急的に使うことが出来る画質だが、ISO25600と51200は避けたいところだ。
- APS-Cセンサーだがダイナミックレンジは優れている。
- 従来の23mm F2レンズは接写や絞り開放付近が弱点となっていた。F2-2.8のクローズアップ撮影では画質がとてもソフトとなってしまう。少なくともF4まで絞る必要があった。
幸いにもX100Vが採用した新レンズは従来より接写時の画質が大きく向上している。
オートフォーカス・連写
- 画質のみならず、オートフォーカスもX-T3などと同じパフォーマンスだ。X100Fは位相差検出エリアが狭かったものの、X100Vは全てのフォーカスポイントで位相差検出に対応している。
- 初期設定は117点となっているので、メニュー画面で425点に切り替える必要がある。425点では非常に小さなAFポイントで正確なピント操作が可能だ。
- レンズ固定式広角レンズとしては優れたAF速度だ。大部分の状況ではX100Fと同様に感じる。どちらも電光石火とは言えないが、それでも非常に高速だ。
- X100FとAF性能に差が出るとしたら低照度での撮影だ。この点でX100VのAFは著しく改善している。
- 従来のレンズと比べてAF駆動音が大きくなっている。
- X100Fと比べて連写速度が向上しているものの、X-T3ほどのバッファは備えていないので超高速連写はあまり役に立たない。
- バッファクリア時間はまずまずで、UHS-II SDカードを使用してもしばらく待つ場合がある。書き込み中にカメラがロックされることは無いので、撮影や設定変更が可能だ。
好きなところ:改善された素晴らしいビルドクオリティ・防塵防滴・優れた画質・絞り開放でよりシャープなレンズ・低照度のAF性能・チルトモニタ・優れたバッテリーライフとUSB充電
嫌いなところ:バッファ容量が小さい・4方向ボタンが無い・AF駆動音がうるさい・光学/ボディ内手ぶれ補正が無い
X-Pro3のようなデザイン変更はなく、基本的にX100Fをベースに改良が施されている。さらにゴージャスな外観、タッチ対応チルトモニタ、アップグレードされたファインダー、防塵防滴など、汎用性が高く、いつでも持ち歩くことが出来るカメラに仕上がっている。
中身は最新センサー・プロセッサーを導入し、レンズは欠点を改良した歓迎すべきアップグレードが施された。バッファ容量は小さいが、カメラの用途を考慮すると問題は無い。
X100Fからアップグレードする価値はあるか?というのは難しい質問だ。確かに最新センサーとプロセッサーを搭載しているが、画質に大きな改善は無く、連写性能の向上も買い替えの動機とはならない。しかし、デザインの改善や防塵防滴、低照度AF性能、チルトモニタ、改良されたEVFやレンズは検討すべき価値がある。
全体的により洗練された魅力的なカメラだ。
IMAGING RESOURCE:Fujifilm X100V Field Test
ePHOTOzine
Fujifilm X100V Review
カメラの紹介
- ロンドンX-Summitで発表されたX100シリーズの新モデルだ。レンズは同じ23mm F2だが新設計でマクロ性能が向上している。デザインも改善され、チルトモニタを搭載している。
- 最新2600万画素 ASPS-C CMOSセンサー・X-Processor 4はX-T4やX-Pro3と同じだ。最大30fpsの連写撮影に対応している。
- 上下プレートはアルミニウム削り出しで高級感のある外観だ。
- 別売りAR-X100アダプターリングとPRF-49フィルターを装着することで防塵防滴仕様となる。
- 新設計の23mm F2レンズはより良好な解像度、低歪曲、クローズアップ性能が改善している。引き続きコンバージョンレンズに対応している。
- オートフォーカスは改善され、新しいアルゴリズムが追加されている。これにより低照度性能が-5EVまで拡張した。顔・瞳検出に対応しており、新たにフォーカスリミッターが追加された。
- ISO・シャッタースピード・絞りは物理ダイヤル操作となっているので電源オフ時でも露出設定が可能だ。
- ハイブリッドファインダーが改善しており、EVFは369万ドットOLED、光学ファインダーは0.52倍の倍率で右下にERFを表示可能だ。
- チルトモニタが追加されているが、一見するとボディと一体化しており気が付かない。モニタは上下に傾きタッチ操作に対応している。解像度は162万ドットだ。
- フィルムシュミレーションは「Classic Neg」を加えた計17種を実装している。
- 4K 30pに対応し、FHD 120の撮影も可能だ。HDMI出力で4:2:2 10bit出力にも対応している。
- WiFI/Bluetoothを内蔵している。
- USB-C端子経由でボディ内充電にも対応している。
操作性
- 一見すると前モデルと非常に似ている。しかし上下アルミプレートの製造工程を一新して質感を改善している。
- カメラグリップは改善しているが、安全性を高めるためにストラップ使用をおススメする。
- ISOダイヤルとレンズ鏡筒がリニューアルされている。
- オートフォーカスはとても優れているが、一部のカメラほど高速ではない。
- チルトモニタだが薄いのでカメラボディから出っ張らない。モニタの色再現や視野角はとても良好だ。
- メニューレイアウトは明瞭でマイメニューにお気に入りの設定を追加して素早くアクセス可能だ。
- ハイブリッドファインダーでEVFとOVFを切り替えて使うのは楽しい撮影体験だ。ファインダーの色再現性は良好でとてもシャープなファインダー像だ。
- バッテリーライフはEVFで350コマ、OVFで420コマと良好だ。
性能
- 良好な彩度で心地よい発色だ。色再現性は優れている。
- 露出の信頼性は高くダイナミックレンジはとても良好だ。
- 初期設定はコントラストが高く、シャドウが暗くなりがちなので好みに調整するのがおススメだ。
- AWBは様々な状況で良好だ。他のカメラと異なり、「白優先」「雰囲気優先」の選択肢がない。白背景で正確なホワイトバランスを要する場合は手動調整の必要がある。
- フラッシュはそれほど強力では無いが、絞って撮影する際にISO感度を抑えることが出来る。
- レンズシャッターを使用するのでミラーレスや一眼レフより静音性に優れている。
- 光学手ぶれ補正を備えていないので、手ぶれを防ぐにはシャッタースピードを上げるしかない。
- 従来通り10cmまでピントを合わせることが出来る。新設計のレンズはパフォーマンスが大きく改善しており、とてもシャープなマクロ撮影が可能だ。
- ボケはとても心地よく自然な見た目だ。
- 歪曲収差はほとんど無く、シャープな画質である。色収差やパープルフリンジを見つけるのに苦労する。
- 逆光耐性は良好だが、太陽がフレーム中央にあるとフレアが発生する。
- 常用ISO感度は160?12800、拡張ISO感度で80/51200を使用可能だ。拡張ISO感度はISOダイヤルを「C」に設定する必要がある。
- ISO160~12800で感度ノイズはとてもキチンと抑えられている。ノイズレベルは低く、ディテールは維持されている。ISO感度全域で彩度は良好だ。
- 動画撮影は手ぶれの影響が反映される。このため光学手ぶれ補正が無いのは大きな欠点となる。4K動画に対応しているが、連続撮影時間には注意が必要だ(FHDで15分、4Kで10分)
X100シリーズで最も不満だった固定式モニタとマクロ性能がX100Vで完全に改善された。防塵防滴は別売りオプションを装着することで達成される。
ストリートフォトを始め、どこにでも携帯できる理想的なカメラだ。防塵防滴仕様で長年の使用に耐えうる設計のはずであり、価格設定は容易に正当化できる。
DPReview
Fujifilm X100V review: The most capable fixed-lens compact camera, ever
長所 | ・最新2600万画素センサー(高速性・高画質) ・優れたJPEG画質とノイズリダクション ・本当に素晴らしい発色のフィルムシュミレーション ・接写時の滲みと四隅が改善した新設計レンズ ・クラスをリードする4K画質 ・優れた光学・電子ファインダー ・見事な低照度AF性能 |
短所 | ・カスタマイズ対応の物理的なボタンが限られている ・まだAF速度が遅いのは明らか ・顔検出AFのUIが使い辛い ・条件付きの防塵防滴仕様 ・メニューが非常に複雑 ・いくらか奇妙なカスタマイズの制限がある ・再設計された光学ファインダーの仕様 |
- X100のDNAを受け継ぎつつ、説得力のあるリニューアルを遂げたカメラだ。
- テクニカルな観点で本当に見事なカメラだ。レンジファインダースタイルのカメラとしては最新かつ最高である。
- 見事なオートフォーカスと動画仕様だが、ダイヤルが多すぎて柔軟性が足りないと感じる人がいるかもしれない(カメラの操作方法について)。
- 新しいハイブリッドファインダーは明かりOLEDパネルで見やすくなっている。ただし、光学ファインダーのAFフレーム仕様が変化しているので使い辛い。
- チルトモニタは多くのユーザーが求めていたものだ。富士フイルムはボディサイズを大きくすることなく、これを実現してみせた。
- 官能的な観点から見ても成功したカメラと言えるだろう。美しいデザイン、良好な質感、進化し続けるスマートフォンとは一線を画す画質は過小評価できない。
- GR IIIとの比較
どちらもAPS-Cセンサーを搭載したレンズ固定式カメラだ。画角が広く、ボディ内手ぶれ補正を備えている。とは言え、優れたファインダーとバッテリーライフのX100Vに軍配が上がる可能性が高い。 - LEICA Q2との比較
画角の異なる高解像フルサイズセンサーカメラだ。35mm・50mm・75mmクロップにも耐えうる解像性能を持ち合わせている。そして光学手ぶれ補正・素晴らしいレンズ性能・高速AFの組み合わせは非常に強力だ。ただし、Q2を買う価格でX100Vが4台買えてしまう。 - X100Fとの比較
(X100V比で)多くの状況において画質のアップグレードは感じない。しかし、再設計されたX100Vのレンズは風景やクローズアップに最適だ。チルトモニタも役に立つだろう。ただし、光学ファインダーのAFフレームに関する仕様が変わっているので注意が必要だ。
これまでX100シリーズは「金賞」「銀賞」を交互に獲得してきたが、初めて2連続で「金賞」に輝いた。X100シリーズで最も高価なモデルだが、差額を正当化できる価値があるカメラだ。
DPReview:Fujifilm X100V review: The most capable fixed-lens compact camera, ever
DPReview
Fujifilm X100V vs. X100F lens shootout: A worthy update to a modern classic
- 初代X100に搭載されたレンズは通常の撮影距離でシャープだったが、近寄るとソフトフォーカスのような状態となりコントラストが低下する。
- X100シリーズの解像度が向上するにつれ、レンズの問題はさらに明らかとなってくる。2400万画素APS-Cセンサーを搭載するX100Fの時点でレンズは限界に達しているのは明らかだ。
- 富士フイルムはX100V導入にあたってレンズの光学設計を一新した。見た目は同じで従来のコンバージョンレンズと互換性がある。しかし、2枚目の非球面レンズを導入し、四隅のシャープネスや接写時の画質改善を図っている。
- 今回はX100V・X100Fを使用し、4つのピント距離でレンズの解像性能をチェックしている。
- 無限遠
どちらも非常に優れた中央シャープネスだが、X100Vはフレーム全体で一貫している。F5.6~F8まで絞ってもX100Vは四隅のシャープネスがX100Fより良好だ。
X100Fはおそらく像面湾曲の影響が残っている。 - 1m
コントラストはX100Fより一貫して良好だが、何故か被写界深度がX100Fより浅いように見える。RAWファイルを分析すると、ボケはじめをより滑らかに描写していることがわかる。
解像度はX100Fとほぼ同じだ。 - 0.5m
絞り開放の中央解像はほぼ同じだが、僅かにフレーム端の画質で有利だ。そしてフレーム全域でX100Vのコントラストが遥かに高いのは明らかだ。F5.6以降における中央解像とコントラストの差はほとんど無いが、フレーム端の画質はX100Vが依然として有利である。 - 最短撮影距離
X100Fは絞り開放時に被写体へ近寄るほど滲みが酷くなる。クリエイティブな効果を期待する以外で実用的な画質とは言えない。
比較してX100Vは解像度が僅かに低いものの、滲みが減少してコントラストは遥かに高い。フレーム全体の一貫性も向上している。滲みが少ないので実用的な画質であり、これはF5.6前後まで当てはまる。
結論を言うとどちらもクローズアップには適していない。しかし、X100Vのほうが明らかに優れている。
間違いなくレンズは改善している。無限遠のシャープネスは一貫性が増しており、フレーム端におけるコントラストは全ての絞り値で改善している。この違いは被写体に近寄るほど明らかとなる。
マクロ撮影時はどちらも最高と言えない画質だが、X100Vは少し低解像となる代わりにコントラストが高く滲みはほとんど無い。この違いは絞り開放で顕著となり、F5.6前後まで差が分かる。
フレーム端の画質向上はワイドコンバージョンレンズ装着時の画質向上にも繋がるはずだ。
DPReview:Fujifilm X100V vs. X100F lens shootout: A worthy update to a modern classic
Mobile01
Fujifilm X100V 系列大改款 鏡頭更新與經典底片色調加持
- 2011年から続く富士フイルムの特別なコンパクトデジタルカメラだ。
・X100:2011年
・X100S:2013年
・X100T:2014年
・X100F:2017年
・X100V:2020年
・「F」までは英語の頭文字を採用していたが、今回はローマ数字「V」に置き換わっている。第6世代も「Six」ではなく「VI」となることだろう。 - X100Vで最も大きな変化は前4世代までのレンズを一新していることだ。
- イメージセンサーやプロセッサーは最新モデルに置き換わり、ファインダーやISOダイヤルにも改善が見られる。
- チルト式モニタは本当に薄い。仕様を確認しなければ、このモニタが動くと気が付かない人がいるかもしれない。
- 実写で376コマ撮影すると満充電から1%まで低下した。「NP-W126」バッテリーを使用することも出来るが、「NP-W126Sより消費が速い」と警告される。古いバッテリーでもUSB充電は可能だ。
- X100Fのレンズキャップとサイズが少し異なる。
- 中央の絞り開放におけるシャープネスの違いは明らかだ。
- 無限遠へのフォーカス精度が低い(X100Fでも同様の問題あり)
- 悲劇的なX100Fの接写解像は大きく改善している。1段絞るとX100Fの接写性能は改善するので、特に絞り開放の画質を重視するのであればX100Vがおススメだ。
- X100Vの接写解像をじっくり観察すると、絞り開放はまだ力不足だ。とてもシャープな描写を得たい場合にはF5.6まで絞る必要がある。少なくともF2でも実用的な画質であり、X100Fより間違いなく優れている。
- X100Fと比較してフォーカス速度に大きな違いは無い。ただし、無限遠から前景へピントを合わせる能力は明らかに違いがある。フォーカスアルゴリズムが改善されていると言って良いだろう。
- 瞳検出AFは良好に動作する。滑らかな動作とは言えないが、結果は良好だ。比較してX100Fは顔検出すらしない状態だ。
- 新フィルムシミュレーション「Classic Neg」はProNeg Highよりもコントラストが高い。色相は緑寄りとなっているが、とても美しく本当に好みだ。ハイライトは犠牲となっているが、このフィルムシミュレーションに夢中である。
- X100Fと同じホワイトバランスでも色味は異なっている。
- マニュアルフォーカスアシストが3種類備わっている。ピーキング、デジタルスプリットイメージ、そしてデジタルマイクロプリズムだ。
「Classic Neg」の色調が完全に私を魅了した。オートフォーカスやカメラのカスタマイズなどは完璧と言えないものの、この新しいフィルムシミュレーションは魅力的だ。
さらにレンズは新しくなり、シャープネスは従来モデルと全く異なる性能となっている。特にクローズアップ時の画質は遥かに優れていると感じるだろう。
業界トップをひた走るカメラでは無いが、写真を楽しめるカメラとして他のブランドに負けることは無いだろう。
長所:チルトモニタ・写真の閲覧やズームインのレスポンス・接写時の絞り開放画質が大きく改善・比較的良好なグリップ
短所:NP-W126Sバッテリーを使用するが大きな改善は無し・無限遠へのAF信頼性
Mobile01:Fujifilm X100V 系列大改款 鏡頭更新與經典底片色調加持
参考動画:X100V・X100FのAF動作
X100V | X100F |
参考動画:瞳AF
*縦位置持ち替え時に鼻でタッチAFを動作させている模様。
Digital Camera World
Fujifilm X100V review
- X100シリーズ5番目のカメラであり、2610万画素、新設計のレンズ、チルトモニタを備えている。エルゴノミクスの強化もあるが、基本的には従来通りだ。
- 従来の23mm F2レンズはリニューアルが必要だった。新しく設計されたこのレンズは、高解像で歪曲収差を抑えていると言われている。
- ワイドコンバージョンレンズ・テレコンバージョンレンズは従来の製品を利用することが可能だ。
- アダプターリングとプロテクトフィルターを装着することで防塵防滴仕様となる。
- センサーの解像度はあまり向上していないが、処理速度の高速化や4K、最新AFに対応している。
- HDMI出力で4:2:2 10bitの動画撮影も可能だ。
- ボディサイズは一般的なミラーレスより幅や高さがあるかもしれないが、遥かにスリムである。コートのポケットに簡単に収まる。
- 上下のプレートはアルマイト仕上げのアルミニウム製だ。
- ISOダイヤルは従来と異なりダイヤルを持ち上げ続ける必要が無い。小さな改善点だが、ファンにとって刺激的なニュースのはずだ。
- カメラ背面から4方向ボタンが無くなっている。ただし、ジョイスティックで従来通りの操作が可能だ。
- Qボタンは驚くほど小さい。触感で見つけるのが難しいものの、ボタン配置はすぐに慣れるだろう。
- 光学ファインダーには多少の歪曲が見られる。電子ファインダーはハイクオリティなパネルを使用している。
- 実写で感じた最初の印象は従来機よりも接写や絞り開放がシャープだったことだ。X100Fまでは少し弱かったポイントである。
- Xマウントのようなノイズレスの滑らかな高速AFでは無いが、X100FよりAFが高速なのは確かだ。
- APS-Cとしては高画素にも関わらず、ISO感度全域でノイズ耐性は優れている。
- 単焦点コンパクトデジタルカメラは動画撮影で最適な選択肢とは言えない。しかし、動画画質は本当に素晴らしい。1/48秒 24pでの撮影やDCI 4Kの撮影にも対応している。
- メモリーカードはUHS-Iシングルスロットだ。さらにバッテリーの隣にスロットがあるので、交換の際はジンバルなどからカメラを取り外す必要がある。
- 内蔵NDフィルターが静止画専用であるのも残念なポイントだ。被写界深度の浅い動画撮影に使うことは出来ない。
- 実写における顔検出+C-AFは少し遅く、時々だが不安定になる。
- ラボテストではISO12800までシャープな画質を維持していることが分かった。
- ダイナミックレンジはISO 1600までGR IIIと同等だ。ISO 3200以降はGR IIIよりも良好であり、このクラスとしてはとても見事なパフォーマンスだ。
- 高感度ノイズ耐性は優れているが、ライバルとの差は僅かだ。
最新センサー導入に加え、ボディサイズを変えることなく新設計のレンズやチルトモニタを導入している。古典的なカメラデザインだが、中身は最新だ。
長所:ポケットサイズ・2610万画素・チルトモニタ
短所:レンズ固定式・手ぶれ補正なし・価格
PhotographyBlog
Fujifilm X100V?Review
- X100Vは2010年から始まったX100シリーズの新モデルだ。2年後とにリニューアルし、X100S・X100T・X100F、そしてX100Vへと進化した。
- APS-Cセンサーと23mm F2レンズという特徴はそのままだ。ただし、イメージセンサーは2610万画素の裏面照射型CMOSとなり、レンズも非球面レンズを1枚追加した新設計だ。
- 新しいレンズは解像度が向上し、絞り開放を使った接写撮影のシャープネスを高めている。新設計にも関わらず、レンズサイズは従来モデルと全く同じだ。従来のテレコン・ワイドコンバージョンレンズに対応し、4段分のNDフィルターを内蔵している。
- X-Pro3の2610万画素 裏面照射型 X-Trans CMOS 4のみならず、画像処理エンジン「X-Processor 4」も継承している。
- ISO感度は160~12800まで広がり、拡張感度の使用域も広がっている。
- 新型プロセッサーの搭載で動画機能が大幅に向上している。ただし、従来通り手ぶれ補正を搭載していないのでジンバルに装着する必要がある。
- カメラのデザインやサイズを維持しながら背面モニタのチルト可動に対応した。モニターの解像度は104万ドットから162万ドットまで改善している。
- ハイブリッドファインダーはX-Pro3と同じ光学系・表示パネルを使用している。
- カメラグリップが少し大きくなっている。
- ボディは防塵防滴仕様だが、レンズはプロテクトフィルターを装着する必要がある。
- X100Fと同じバッテリーだが撮影枚数は改善している。
- ISO 80からISO 6400までノイズフリーだ。ISO 12800でもノイズは僅かである。ISO 25600~51200はノイズが目立ち、最後が僅かに低下する。
外観はX100Fと大きな違いが無い。しかし、新レンズ・新センサー・新ファインダー・新モニターと全体的に更新されており、静止画から動画まで機能豊富で全体的に増強している。
X100Fで見つけた問題点はX100Vでほとんど対処されている。ただし、中には方向ボタンや固定式背面モニタが無くなってしまったことを嘆くかもしれない。防塵防滴仕様にフィルターアダプターとフィルターが必要となっているのは残念だ。
しかし、35mmだけで撮影することが好きなフォトグラファーならば、間違いなくX100Vの虜となるだろう。
DPReview Interview
Interview: Fujifilm X100V ? 'We decided we could change more in the fifth generation'
- ロンドンで開催されたX-summitにて富士フイルムX100Vについてインタビューする機会を得た。
- X100のコンセプトがXシリーズの礎となってる。
- カメラのコンセプト・スタイル・サイズに気を配りつつ、最新テクノロジーを搭載sたいと考えている。外観は変更したくない。
- X100シリーズの売上は各世代でほぼ同じだ。しかし、X100Fが最も成功している。X100Vはさらに売れると期待している。
- X100Vの開発において重要なポイントは…ハイブリッドファインダー、レンズと焦点距離の維持だ。
- X100Fユーザーが最も望んでいたのはボディ内手ぶれ補正・耐候性・最新センサーとプロセッサーだ。
- 手ぶれ補正や光学・センサーシフトどちらもボディサイズの大型化に繋がるのでX100Vのコンセプトを優先して搭載しなかった。
- X100Vはレンズを再設計しているので、開発におよそ2年かかった。ボディの変更だけならより短く済んだだろう。
- X100第一世代の最大市場は日本だったが、その後はアメリカとなった。特にフィルムカメラを知っている少し年上の人に好まれている。しかし、オシャレなカメラとして日本では多くの若者がX100シリーズを購入している。
- もしボディ内手ぶれ補正の小型化に成功すれば、X100シリーズに手ぶれ補正を搭載するだろう。しかし、全く新しいメカニズムがおそらく必要であり、ゼロから開発する必要がある。
- X100のスタイルを変えることは考えておらず、今後10年はこのままだろう。しかし、センサーやAIなどの新技術は取り込んでいく。
- デジタルカメラ部門にはフィルムカメラ部門から来た人が何人か存在した。
- デザインマネージャーはかつてミノルタで働いていた。
- もし技術的・従来モデルのコンセプトを引き継がない新しいカメラを作るとしたら、最もシンプルで最も純粋なカメラを作りたいと考えている。将来的にX100がより直感的なカメラとなる可能性はある。
- 将来的にカメラは手を使う必要が無くなるかもしれないが、私はそれを望んでいない。X100シリーズのようなインターフェースが最良と考えている。ソフトウェアで音楽を奏でるより、楽器を手に取って演奏するのと同じ楽しさがある。
DPReview:Interview: Fujifilm X100V ? 'We decided we could change more in the fifth generation'
DPReview Hands on
Hands-on with new Fujifilm X100V
- X100シリーズ5番目のカメラだ。2010年から続くシリーズであり、外観はとてもよく似ている。
- X-T3やX-T30、そしてX-Pro3で使用している最新世代のイメージセンサー2600万画素 X-Trans CMOS 4を使用している。僅かに高解像となり、より高速連写に対応したセンサーだ。
- X100Fの連写は8コマ秒だったが、X100Vは11コマ秒まで向上している。電子シャッターに切り替えることで×1.25クロップで20コマ秒連写まで可能となっている。X100Vユーザーが頻繁に利用する機能ではないと思うが、この性能が助けになることもあるだろう。
- X100Fと比較してフォーカスシステムが大幅に改善しているようだ。じっくりとテストはしていないが、X100Fと比べてレスポンスと速度に違いがある。さらに-5EVまでの測距輝度範囲を持ち、従来よりも大幅に改善した低照度性能を持っているはずだ。
- フォーカスシステムで最も顕著な改善は顔・瞳検出だ。X100Vはスポーツカメラでは無いものの、広角ポートレートで実用的なAF-Cモードがあるのは便利だ。
- 23mm F2レンズはよく似ているが、非球面レンズが1枚追加されている。富士フイルムによると、フレーム周辺の解像性能と接写性能が向上するそうだ。従来のレンズは1200万画素でも接写時の見栄えが良く無かったので、新設計のレンズには期待したい。
- 新しい23mm F2レンズは従来のコンバージョンレンズに対応している。
- 富士フイルムはカメラの厚みを増すことなく、チルトモニタの搭載をやってのけた。僅かに厚みが増したものの、両手でグリップしない限り気が付かない程度だ。さらに解像度は104万ドットから162万ドットへアップグレードしている。
- カメラには「絞り」「シャッタースピード」「ISO」「露出補正」「フロントダイヤル」「リアダイヤル」「レンズ側コントロールリング」と7つもダイヤルを備えている。
- カスタマイズ可能なボタンは2カ所だけだ。しかし、4方向のタッチFnを利用可能だ。
- タッチ操作に対応したためか、D-Pad(十字ボタン)が無くなっている。これが我々を悩ませる変化となるかどうか、今後数週間に渡り確かめてみたい。
- Qボタンがカメラから隆起せず、フラットなデザインとなっている。これにより誤操作が減ると思うが、意図して押すのが難しくなっている。特に手袋着用時は苦労するだろう。
- X100FはISOダイヤルにスプリングが組み込まれており、ダイヤルを上げ続けながら操作しなければならなかった。しかし、X100VはISOダイヤルを持ち上げると自動的に下がらない。また、ISOダイヤル操作時に僅かなノッチがある。
- ファインダーは実質的にX-Pro3と同じだ。パララックスへの対策がX100Fと異なっているので慣れるまでに時間がかかるだろう。電子ファインダーのパネルも更新され、369万ドットのOLEDとなっている。応答性が高く、コントラストははるかに良好だ。
- 4K 30p・HDMI出力時の4:2:2 10bit出力に対応している。大部分の購入者が必要としている以上の高性能な仕様だ。
- 上下のカメラプレートは1枚のアルミニウム片から作られている。さらにアダプターリングとフィルターを装着することで「防塵防滴仕様」を達成している。つまり元のレンズ周辺部が依然として脆弱となっている可能性がある。
富士フイルムがアダプターリングを同梱しなかったのは、多くのX100Vユーザーが既存のX100ユーザーであり、アダプターリングを所有している可能性が高いと踏んだからだろう。 - バッテリーはX100Fと同じ「NP-W126S」だ。光学ファインダー時は420コマ、電子ファインダー時は350コマの撮影が可能だ。
- USB端子はUSB 3.2 Gen1 C端子を採用している。充電・データ転送・ヘッドホンアダプターとして利用可能だ。他にもHDMIや2.5mmマイク端子を備えている。
DPReview First impression
Fujifilm X100V initial review: The most capable fixed-lens compact camera, ever
DPReview:Fujifilm X100V initial review: The most capable fixed-lens compact camera, ever
新仕様
- X-T3やX-T30、そしてX-Pro3で使用している最新世代のイメージセンサー2600万画素 X-Trans CMOS 4を使用している。僅かに高解像となり、より高速連写に対応したセンサーだ。
- 新しい425点AFシステムを搭載している。これは富士フイルムの最新ミラーレスと同等に機能することを意味している。
- レンズは一見すると同じように見えるが、フルリニューアルされている。この新しいレンズは従来のX100シリーズで苦労していた接写や四隅のパフォーマンスが向上している。
コンバージョンレンズは従来の製品を利用可能だ。NDフィルターも引き続き内蔵している。
残念ながらフルリニューアルのレンズでもオートフォーカス速度に劇的な改善は見られない。 - 光学ファインダーは実質的にX-Pro3と同じだ。パララックスへの対策がX100Fと異なっているので慣れるまでに時間がかかるだろう。ピント位置が大きく変わる際の視認性が低下している。
- 電子ファインダーのパネルも更新され、369万ドットのOLEDとなっている。応答性が高く、コントラストははるかに良好だ。
- X100シリーズ初となるタッチパネル搭載機であり、チルトモニタ搭載機でもある。これによりタッチFnやタッチパッドAFを利用可能だ。
チルトモニタを実装したにも関わらず、従来とほぼ同じサイズを維持しているのは特筆すべきことだ。 - 4K 30p 200Mbpsの内部記録が利用可能だ。さらにF-log機能も備えている(ただし8bitである点は留意して欲しい)。2.5mm端子でマイクを利用でき、USB経由でヘッドホンも利用可能だ。
C-AFの顔検出やピーキング・ゼブラ表示にも対応している。
電子手ぶれ補正を実装していないが、小型軽量なのでジンバルに載せやすいはずだ。
操作性・ボディ
- 上下プレートはマグネシウム合金からアルミニウムに変化している。
- サイズを維持しながら防塵防滴仕様(アダプターリングとフィルターを装着する必要がある)だ。このようにダイヤルとボタンが多いカメラで防塵防滴仕様を実現するのは難しかったことだろう。称賛に値する。
- グリップは改善しているものの、依然として大きなグリップでは無い。ストラップを装着しておく必要はあるだろう。
- シャッタースピードダイヤル同軸のISOダイヤルがリニューアルされている。以前はダイヤルを上げつつ回転させる必要があったが、X100Vは自動的にダイヤルが戻らなくなっている。「C」ポジションもあるので電子制御に対応している。
- Qボタンは小さくなり、誤操作は少なくなっている。
- X100Fのカスタマイズ機能は36種類だったが、X100Vは64種類まで増えている。
- フォーカスリングは従来モデルより抵抗感が強く、誤操作の頻度が減っている。
X100Fより明らかに高性能なカメラだ。しかし、個人的にはダイヤルが多すぎると感じる。
最新センサーや新設計のレンズも素晴らしいが、最も重要なアップグレードはチルトモニタと防塵防滴仕様の追加だと感じる。
X100Fから100%乗り換えるべきカメラとなるかはまだ判断できない。今後のレビューを楽しみにして欲しい。
過去の噂情報
噂情報まとめ
- 未発表カメラのコードネーム「FF190005」の可能性あり
- 2020年2月4日発表となる可能性あり
(X-T200と噂されている「FF190003」の公開日が2月4日) - 新設計の23mm F2レンズを導入(微調整の可能性あり?)
- 「WCL-X100 II」「TCL-X100 II」との互換性あり
- 1500ドル(真偽不明だが値上げの方向性)
スペック噂情報
- イメージセンサー:2610万画素 X-Trans CMOS 4
- メモリーカード:SDXC UHS-I
- RAW 14bit
- アスペクト比:3:2/19:9/1:1
- レンズ
・23mm F2
・6群8枚(非球面レンズ2枚)
・内蔵ND 4段分
・絞り値:F2?F16
・コンバージョンレンズ(Wide/Tere)
・撮影距離:10cm?無限遠 - デジタルテレコン:50mm・70mm(35mm換算)
- ISO感度160?12800
- 拡張ISO80?51200
- シャッタースピード
・メカ:15分?1/4000秒
・電子:15分?1/32000秒 - 連写速度:?11fps
- 連写枚数:非圧縮/圧縮RAW 17コマ・JPEG 38コマ
- ×1.25クロップ時の連写速度:10?20fps
(電子シャッター限定) - インテリジェントハイブリッドAF
・測距輝度範囲:-5EV
・425点 - インターバル撮影対応
- フラッシュ GN4.4
- 光学ファインダー
・逆ガリレオ式
・視野率95%
・ファインダー倍率:0.52倍 - 電子ファインダー
・0.5型 OLED
・369万ドット
・視野率100%
・アイポイント:16.8mm
・ファインダー倍率:0.66倍 - 背面モニター
・3.0型 162万ドット カラー液晶
・タッチ操作対応 - 動画
・MOV
・MPEG-4/H.264
・DCI 4K ?29.97p ?200Mbps 最大10分
・4K UHD ?29.97p ?200Mbps 最大10分
・FHD ?59.97p ?200Mbps 最大15分 - フィルムシュミレーション 17種(Classic Neg含)
- 明瞭度 ±5
- HDRモード ?800%・Plus
- カラークロームエフェクト
- カラークロームブルー
- WiFi IEEE802.11b/g/n
- Bluetooth Ver4.2
- USB3.1 Gen1 Type-C
- HDMI D
- マイク端子:2.5mm(シャッターレリーズ)
- NP-W126Sバッテリー
・OVF:420コマ
・EVF:350コマ - 動作環境:0℃?40℃
- 起動時間:0.5秒
- サイズ:74.8×128.0×53.3mm
- 重量
・バッテリー・SD含:478g
・本体のみ:428g
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仮設:過去の噂情報
富士フイルム「X100V」は条件付きながら防塵防滴仕様確定か?【噂】
明日発表と噂されている富士フイルム「X100V」の日本語版カタログが出回り始めたようです。どうやら条件付きですが防塵防滴仕様となるみたいですね。
富士フイルム「X100V」のカタログが公開されました。#ニュースhttps://t.co/HTwC0prWw7
? 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) February 4, 2020
ポイント(主なスペック情報は下記参照)
- 新設計の23mm F2
- チルト液晶モニタ
- フラットな背面デザイン
- 防塵防滴仕様
・アダプターリング+プロテクトフィルター装着時 - 従来のテレコン・ワイコンに対応
改良と噂されていた23mmは「新設計」と明記されていますね。どのような光学性能のレンズとなっているのか気になる所です。従来のコンバージョンレンズと互換性があるのは有難い。さらにアダプターリングとフィルターを装着することで防塵防滴仕様を実現可能となっています。これはチルトモニタと合わせて従来のXシリーズには無い特性と言えそうですね。
X100Vは日本時間で明日の午前5時、ロンドンで開催される「X-Summit」にてお披露目が期待されています。後は価格設定ですねえ。
富士フイルム「X100V」の正面から見た製品画像【噂】
フジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」と思われる正面の製品イメージが出回り始めました。
海外のニュースサイトに登録されている富士フイルム「X100V」紹介記事のサムネイル画像。#噂 pic.twitter.com/hOONWXHUB8
? 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) February 2, 2020
X100VとX100Fを見比べてみると操作性に大きな変化はありませんが、上部プレートの意匠が少し変化しているように見えます。
ファインダー切替レバーの位置が少し上方へ移動し、ファインダーが若干大きくなっている模様。以前にリークされたスペック情報によると、X-Pro3と同等の仕様(ファインダー倍率が少し大きい)となっています。
富士フイルム「X100V」のフルスペック情報【噂】
フジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」のフルスペックが出回り始めました。
海外のニュースサイトに登録されている富士フイルム「X100V」のスペックシート。#噂https://t.co/n5wrl94Sab
? 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) January 29, 2020
X-Trans 4 CMOSセンサーと(おそらく)X-Processor 4を搭載する最新世代らしいスペックのX100シリーズですね。X-T3やX-Pro3と見比べて目新し要素は無さそうですが、「カラークロームブルー」「明瞭度」「Classic Neg」など最新機能はしっかりと実装されています。
レンズ構成枚数に変化はありませんが、非球面レンズが1枚増えているようです。この結果どのような改善が期待できるのか気になる所ですね。やはりコンバージョンレンズに対応しています。
ファインダーもX100Fから変化しており、仕様を見る限りではX-Pro3と同等品を使っている模様。機能性もX-Pro3と同じだとすると、少し使い勝手が変わっているかもしれません。
ポイント
- イメージセンサー:2610万画素 X-Trans CMOS 4
- メモリーカード:SDXC UHS-I
- RAW 14bit
- アスペクト比:3:2/19:9/1:1
- レンズ
・23mm F2
・6群8枚(非球面レンズ2枚)
・内蔵ND 4段分
・絞り値:F2?F16
・コンバージョンレンズ(Wide/Tere)
・撮影距離:10cm?無限遠 - デジタルテレコン:50mm・70mm(35mm換算)
- ISO感度160?12800
- 拡張ISO80?51200
- シャッタースピード
・メカ:15分?1/4000秒
・電子:15分?1/32000秒 - 連写速度:?11fps
- 連写枚数:非圧縮/圧縮RAW 17コマ・JPEG 38コマ
- ×1.25クロップ時の連写速度:10?20fps
(電子シャッター限定) - インテリジェントハイブリッドAF
・測距輝度範囲:-5EV
・425点 - インターバル撮影対応
- フラッシュ GN4.4
- 光学ファインダー
・逆ガリレオ式
・視野率95%
・ファインダー倍率:0.52倍 - 電子ファインダー
・0.5型 OLED
・369万ドット
・視野率100%
・アイポイント:16.8mm
・ファインダー倍率:0.66倍 - 背面モニター
・3.0型 162万ドット カラー液晶
・タッチ操作対応 - 動画
・MOV
・MPEG-4/H.264
・DCI 4K ?29.97p ?200Mbps 最大10分
・4K UHD ?29.97p ?200Mbps 最大10分
・FHD ?59.97p ?200Mbps 最大15分 - フィルムシュミレーション 17種(Classic Neg含)
- 明瞭度 ±5
- HDRモード ?800%・Plus
- カラークロームエフェクト
- カラークロームブルー
- WiFi IEEE802.11b/g/n
- Bluetooth Ver4.2
- USB3.1 Gen1 Type-C
- HDMI D
- マイク端子:2.5mm(シャッターレリーズ)
- NP-W126Sバッテリー
・OVF:420コマ
・EVF:350コマ - 動作環境:0℃?40℃
- 起動時間:0.5秒
- サイズ:74.8×128.0×53.3mm
- 重量
・バッテリー・SD含:478g
・本体のみ:428g
富士フイルム「X100V」にはD-Padが存在しない?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」について噂情報を発信しています。
Fujirumors:It’s Gone: Also Fujifilm X100V Without D-Pad
X100V最初のリーク画像を投稿後、D-Pad(十字ボタン)があるかどうか議論されている。
「D-Padは無い」とお伝えし、議論を終わらせたいと思う。X-Pro3はHiddenモニタの性質上、タッチFnを使い辛くなっている。ところが、X100Vは4方向のタッチFnに迅速かつ簡単にアクセス可能だ。
X100Vは2月4日に発表される。
とのこと。
富士フイルムのXシリーズ最新モデルはD-Padが無くなっているため(X-T3以外)、今さら驚くことではありません。とは言え、D-Padが無いX-E3やX-T30を使って来た身としては「やっぱりD-Padはあったほうが良い」と感じます。特にメニュー画面を操作するのが辛くて辛くて…。
Fujirumorsのコメント欄でもやや消極的な意見が多いように見えます。Fujirumorsが用意したイメージ図(おそらくX100Fの背面画像を編集したもの)の位置にあればまだマシですが、X-T30やX-T200のような配置になると厳しいなと…。正直、タッチパッドAFのほうが使いやすく感じるはず。
X100Vのボディサイズを維持しつつ、チルトモニタを搭載するには必要な犠牲だったのかもしれません。とは言え、X-T3のようにD-Padは残して欲しかったかなと。
富士フイルムX100Vはコンバージョンレンズ「WCL-X100 II」「TCL-X100 II」との互換性あり?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」について噂情報を発信しています。
New Fujifilm X100V Lens still Compatible with current WCL/TCL-X100 Converters
「X100Vに改良された新しい23mm F2レンズが搭載される」という噂を発信した後、複数のX100ユーザーから既存のコンバージョンレンズ「WCL-X100 II」「TCL-X100 II」との互換性を心配する声が届いた。
情報提供者によると、X100Vは「WCL-X100 II」「TCL-X100 II」と互換性があるとのことだ。
Fujirumors:New Fujifilm X100V Lens still Compatible with current WCL/TCL-X100 Converters
とのこと。
従来のコンバージョンレンズを装着可能という事はフィルターサイズやレンズサイズに大きな変化は無さそうですね。噂通り、光学設計を一新せず「微調整」でパフォーマンスを改善するのでしょうか?従来通りだとすると、フィルター装着にはアダプター「AR-X100」が必要となる可能性あり。
「WCL-X100 II」「TCL-X100 II」どちらのコンバージョンレンズも2万円台と安くありません。既にこれらを所有しているユーザーにとって買い替えの必要が無いのは有難いですね。X100シリーズと互換性のある社外製アクセサリーも部分的に流用可能かもしれません(アダプター込みの専用フードも多数流通しています)。
参考までに購入先とテレコンバージョンレンズを使ったユーザー投稿の作品を確認できるリンク先を掲載しておきます。
富士フイルム「X100V」は引き続き「NP-W126Sバッテリー」を使用する?【噂】
Fujirumorsが噂の富士フイルム最新デジタルカメラ「X100V」に関する情報を発信しています。
就寝前にX100Vに関する疑問について一つお答えしたいと思う。
以前の記事で「X100VがX-T4と同じ”全く新しいバッテリー”を搭載するか?」というコメントを散見する。
情報提供者によると、X100Vは従来の「NP-W126Sバッテリー」を使用するそうだ。このため、新型バッテリーはX-T4専用である。もちろん将来的に他のカメラボディに使われる可能性はある。Fujirumors:Fujifilm X100V with old NP-W126S Battery and Fujifilm X-T4 with Completely New Battery
とのこと。
バッテリーは従来通り「NP-W126S」となっているみたいですね。Xシリーズ第3世代と第4世代のセンサー・プロセッサーで消費電力の違いはそう大きくありません。とすると、X100Fの電子ファインダー「約270枚」、光学ファインダー「約390枚」に近いバッテリーライフとなるかもしれません。
富士フイルム「X100V」は2Wayチルトモニタを搭載している?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」について噂情報を発信しています。
11月にDPReviewのフォーラムでX100シリーズに関する噂話を耳にした。
「X100後継モデルのモックがチルトモニタを搭載している」X-Pro3のようなHiddenモニタが搭載されるという噂も出たがそれはフェイクである。
しかし、我々が素晴らしい情報提供者から受け取った情報によると…
「X100Vは2Wayチルトモニタを搭載している」
とのこと。
「特ダネ」と冠して情報を発信しているので、かなり自信のあるネタみたいですね。
チルトモニタを搭載しているAPS-Cセンサーサイズのコンパクトデジタルカメラは少ないです。過去に富士フイルムが「X70 」にチルトモニタを搭載し、キヤノン「PowerShot G1 X Mark III 」がバリアングルモニタを搭載しているくらいでしょうか?
特に2Wayモニタを搭載したAPS-Cコンパクトデジタルカメラは初登場と言えるかもしれませんね。
カメラの厚みがさらに増してしまいそうな気はしますが、撮影時の利便性が向上するのは歓迎できそうです。これは好みが分れそうな仕様変更。
個人的には防塵防滴仕様も気になっているのですが、これはまだハッキリとしていません。
富士フイルム X100Vは微調整を施した「23mm F2」レンズを搭載している?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」について噂情報を発信しています。
既にX100Vの発表月と推定価格について情報を得ている。
そして「X100Vが新しいレンズを採用する」と2019年前半から噂情報を得て、さらに23mmレンズであることも付け加えた。多くの人が「F1.4になるのでは無いか」と推測し始めていたが、我々の情報筋によると23mm F2のままである。しかしながら、2010年のX100からX100Fまで使い続けてきた古いレンズをより光学的に優れたレンズへ微調整を施している。
とのこと。
レンズ設計を「再設計」すると言うより「微調整」と言及しているのが気になるものの、レンズが新しくなるのは確かなようですね。
リコーイメージングは「GR II」から「GR III」へモデルチェンジする際にレンズ設計を大きく変更しています。実際、購入して使ってみましたが、とてもシャープで良いレンズに仕上がっています。
1200万画素から始まったX100シリーズもいまや2400万画素、そしてX100Vはおそらく2600万画素となるのでしょう。富士フイルムも最新センサーに合わせた新しい光学設計のレンズに期待。
「微調整」ならば、従来のワイドコンバージョンレンズやテレコンバージョンレンズの互換性を維持しているのかも気になりますねえ。
FUJIFILM X100F後継モデルに採用する新しいレンズは引き続き23mmとなる?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムなコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデルについて噂情報を発信しています。
フジフイルムがX100V(またはX200)用に新レンズが用意されているという噂をネットで共有した時、私はフジフイルムが焦点距離を変更するかどうか気になっていた。
フジフイルムはX70やX10のように18mmのレンズを採用するだろうか?それとも35mmだろうか?
我々の情報提供者によると、レンズは新しいものとなるが従来通り23mmの焦点距離を維持しているそうだ。
とのこと。
個人的には18mmが良かったなと思うものの、従来のX100ユーザーにとって馴染みのある23mmのほうが歓迎できるかもしれませんね。従来のレンズは2400万画素センサーに対して周辺部の解像性能がイマイチだったので、これがどれほど改善するのか気になるところ。
新レンズに合わせてテレコンやワイコンも一新するのでしょうか?
富士フイルムX100VはX-Pro3のような”隠れモニター”とはならない?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」について噂情報を発信しています。
手短に述べると、X100VにX-Pro3の隠れモニターが搭載されることは無い。
今後数年間、X-Pro3は隠れモニターを搭載した唯一の富士フイルムカメラとなるだろう。X-H2、X-T4、X-T40、X100V、GFXにこのようなモニターを搭載しない。
X-Pro4はどうだろうか?今のところは分からない。
とのこと。
昨日はDPReviewのフォーラムにて「X-Pro3のようなチルトモニタになるかもしれない」と話題になりましたが、Fujirumorsはこれを否定していますね。信頼できる独自ソースからの情報らしいのである程度期待できる噂情報となっている模様。
ただし、背面モニターが固定式なのか、普通のチルトモニタになるのかは言及していません。これまで通りの固定式を維持するのか気になるところですねえ。
富士フイルムはX100Vでチルトモニタや防塵防滴仕様を検討している?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」について噂情報を発信しています。
富士フイルム発表イベントに参加していた情報提供者によると、X100Vに関する興味深い情報を得たようだ。
”X100シリーズの更新について、富士フイルムの担当者からちょっとした噂話を聞いた。彼は3台のモックアップを見たという。二つはチルトモニタを搭載し、そのうち1台はX-Pro3のようだ。そして、彼は防塵防滴についても真剣に議論されていると述べている。”
この情報が正しければ、富士フイルムはチルトモニタを検討しているようだ。どのようなモニタを搭載するのか分からないし、まだ固定式モニタの可能性もある。
防塵防滴も十分あり得る話だろう。我々は既に「X100Vに新設計のレンズが導入する」という情報を掴んでいる。これを機会に防塵防滴仕様にするのかもしれない。
Fuji rumorsはDPReviewのフォーラムに投稿した内容をピックアップしているだけなので、独自に抱えているソースから得た情報ではないようです。この情報をどこまで信じて良いのか分かりませんが、X-Pro3で登場した個性的な背面モニタの仕様をX100Vに継承するのか気になるところですね。賛否両論を巻き起こしている仕様なので、そっくりそのままX100Vも採用するとは思えませんが…。
新型レンズの情報も100%ではありませんが、2600万画素の最新X-Trans CMOSを搭載するのだとしたら、レンズは更新して欲しいところですねえ。(それでなくとも2400万画素のX100Fでかなり厳しい状態ですが…)
防塵防滴仕様は以前から要望があったポイントだと思いますが、ボディサイズや重量、そして価格設定のバランスを上手くとることが出来るのか気になります。
富士フイルムX100Vは2020年2月に約1500ドルで発表か?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデル「X100V」について噂情報を発信しています。
これまで富士フイルム製カメラのタイムラインを見てきたように、X100シリーズは2年越しで新製品を投入している。しかし今回は従来よりも長い期間の待ち時間が発生している。これにはいくつか考え得る理由が存在した。
そしてついにX100Vの登場時期についてお伝えする時が来た。
富士フイルムX100Vは2020年2月に日の目を見るだろう。
情報提供者によると、X100Vの価格設定は約1500ドルになるという。ただしこれは現在の推測に過ぎない。価格設定は発売までに状況が変わるかもしれないが、富士フイルムは値上げの方向で動いているようだ。
Fuji Rumors:Exclusive: Fujifilm X100V Release Month and Price Leaked ? Read Now on FujiRumors!
とのこと。
X00Fは2017年1月下旬に発表されており、ちょうど3年で次期モデルと考えると大いにあり得る発表時期ですね。
X-Pro3は非常に独特な進化を遂げてしまいましたが、個性的で競合カメラが存在しないX100Fをどのようにリニューアルするのか気になるところ。噂ではX-Pro3の「裏返し背面モニタ」は導入されないとのことでしたが、さてはて…。
第4世代と同じく、2600万画素のX-Trans 4 APS-C CMOSセンサーを搭載するとして、そろそろ搭載しているレンズの更新は必要なはず。2600万画素に見合ったレンズになるといいですねえ。
モデルは新しいレンズが導入される?【噂】
Fuji rumorsがフジフイルムのプレミアムなコンパクトデジタルカメラ「X100F」の後継モデルについて噂情報を発信しています。
我々は既に「FUJIFILM X100V(X200)が2020年に登場する」と発信している。
細かい情報は収集中だが、今言えるとしたらそれは「X100V(X200)が新しいレンズを備えて(当然X-Trans IVセンサーを実装して)登場するかもしれない」と言うことだ。
匿名の情報提供者は「古いレンズでは既に現行センサーに耐えきれない」と述べている。
新しいレンズに関しては現在情報収集中であり、今のところこの情報に対する明確な答えを出せていない。しかし、現在進行中なのでうまくいけば近いうちに情報を更新できるかもしれない。
とのこと。
まだ情報としては期待度が低いようですが、比較的しっかりとした情報を発信するFuji rumorsだけに期待したいところですね。特にレンズの性能は現行の2400万画素センサーでかなり厳しい評価を目にすることもあります。X100シリーズのレンズ更新を待ち望んでいる人も少なくないはず
FUJIFILM X100Fの後継モデルは2019年内に登場しない?【噂】
Fuji rumorsがコンパクトデジタルカメラ「X100」シリーズ関連の噂情報を発信しています。
昨年に発信したカメラの更新サイクルを見返すとかなり正確だったことが分かる。1台のカメラ、X100F後継モデルを除く(これはX100VまたはX200などと呼ばれるかもしれない)。
X100ラインの更新サイクルはおよそ2年で、X100Fが2017年1月に登場したことを考慮すると2019年に登場すると誰もが連想するはずだ。
しかし、信頼できる情報提供者によるとFUJIFILM X100V(またはX200)は2020年の発売予定だ。
とのこと。
X100F後継モデルが登場してもおかしくない時期に差し掛かってきましたが、まだ年内登場は期待薄のようですね。
やはり2600万画素センサーとX-Processor 4を搭載した最新モデルとなるのでしょうか。そろそろ高画素に合わせたレンズにリニューアルされると嬉しいですねえ。レンズが更新されるのであれば、「X200」というネーミングも腑に落ちそう。
第4世代のXシリーズが登場していないシリーズは「X-Pro」「X-H」「X-E」そして「X100」。次にどのシリーズが登場するのか気になるところ。
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