SONYレンズ SONY関連の情報 レンズ 機材の噂情報・速報

ソニーFE35mm F1.8 絞り開放が少しソフトだが広角レンズとしてはボケが魅力的【海外の評価】

PhotographyBlogがソニー製Eマウント用交換レンズ「FE35mm F1.8」のレビューを掲載しています。

Sony FE 35mm f/1.8?Review

  • フルサイズ対応ソニーEマウント用広角レンズだ。非球面レンズを含む9群11枚構成であり、最短撮影距離は0.22m、最大撮影倍率は0.24倍だ。アメリカでは750ドルで販売中である。
  • 金属鏡筒のフルサイズ用レンズとしては281gと軽量だ。α7 IIIとの組み合わせでバランスが取れている。
  • ビルドクオリティはとても良好だ。GMシリーズほどでは無いが、かけ離れてはいない。ソニーは防塵防滴に配慮した設計と述べているが、完全な耐候性を備えているわけでは無い。
  • カスタマイズ対応のフォーカスホールドボタンを備えている。
  • 手ぶれ補正は搭載していないのでボディ側の手ぶれ補正を利用する必要がある。
  • リニアモーター駆動のオートフォーカスは静かで滑らかに動作する。動画撮影にも最適だ。
  • 色収差はテストショットでハッキリと確認できない程度だが、コントラストが高い領域で発生する。
  • 絞り開放で明らかな減光が発生する。改善するためには少なくとも1段は絞る必要がある。
  • ボケの評価には個人差があると思うが、我々の見解としては広角レンズながら魅力的に見える。
  • 中央解像は絞り開放で少しソフトだが、F2.8~F11でピークの性能に達する。周辺はF1.8~F2.8でソフトだが、F4でシャープとなりF5.6~F11で最適な結果を得ることが出来る。

RAWで明らかな歪曲収差と周辺減光が発生しているものの、カメラ内で自動的に補正される。オートフォーカスは高速かつ高い信頼性を備えている。鏡筒は優れたビルドクオリティで防塵防滴に配慮した設計だ。全体的に見て、おススメできるレンズである。

PhotographyBlog:Sony FE 35mm f/1.8?Review

とのこと。
絞り開放は少し甘い描写となっていますが、絞ることで四隅までシャープとなるみたいですね。2400万画素のα7 IIIに装着してテストしていると考えると少し辛口な気がします。手持ちのFE35mm F1.8は絞り開放から中央はシャープで、四隅も1?2段ほど絞れば大きく改善しています。接写時は周辺領域が少し甘いものの、無限遠側では全体的に良好な解像性能。

35mmとしてはボケが綺麗なものの、口径食とコマ収差の影響で四隅は少し騒がしく感じます。(この価格帯の35mm F1.8では似たような傾向となりますが…)

画質は完璧と言えませんが、防塵防滴に配慮した設計に加えてリニアモーター駆動の滑らかで静かな動作は快適と感じるはず。ただし、レンズマウントに耐候性を持たせるシーリングが無かったり、電源オフ時はリニアモーターのユニットが固定されず動いてしまう点などが残念。あと価格が1~2万円やすいと取っつきやすかった気がします。

ソニー FE 35mm F1.8 最新情報まとめ

購入早見表

関連レンズ

関連記事

-SONYレンズ, SONY関連の情報, レンズ, 機材の噂情報・速報
-,