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ソニー「FE35mm F1.8」長所の多いレンズだが少し高価

Lenstipがソニー「FE35mm F1.8」のレビューを掲載。いくらか欠点があるものの、このクラスのレンズとしては肯定的な評価となった模様。ただし、価格設定が少し高すぎるとのこと。

敢えて言えば価格が高い

Lenstip:Sony FE 35 mm f/1.8

  • Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」がFEシステム登場直後に公開され、2年もたたないうちに「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」も追加された。その他にも35mmの選択肢はいくつも存在するが、ソニーは2018年にこのレンズを追加している。
  • このレンズは暗い35mm F2.8 ZAよりも安く、Batis 40mm F2よりも遥かに低価格だ。
  • キヤノンやニコンと比べて複雑な光学設計だが、遥かに小型軽量だ。最短撮影距離も短い。
  • 金属マウントの内側にはフレームが組み込まれており、フルサイズ用レンズとは思えないほど小さく見える。これが口径食に悪影響を与えないか心配だ。フレームの中には固定された後玉が見える。
  • 外装は金属製だ。側面にはAFLボタンとAF/MFスイッチを搭載している。
  • 28mm幅のフォーカスリングは適切な抵抗量で滑らかに動作する。ピント距離全域の回転角は約130度である。個人的な見解としては非常に快適な性能だ。
  • 前玉は固定され、55mmのフィルターに対応している。
  • 解像度
    ・α7R IIのRAWを計測している。
    ・このカメラでの良像の基準値は39~41lpmmだ。
    ・単焦点レンズのBatis40mmで77.1lpmmである。
    ・このクラスのレンズとしては典型的な傾向を示している。
    ・中央は絞り開放からF2.8まで絞ると急速に改善し、F4~F5.6でピークの70lpmmを超える数値となる。35mm F2.8 ZAより遥かに優れた性能だ。
    ・APS-C領域もケチのつけようが無い。F1.8でも良像の基準値を僅かに超え、絞ると画質は明らかに向上している。F5.6のピークではほぼ60lpmmとなる。
    ・四隅はの絞り開放は許容範囲外となり、良像を得るにはF2~F2.2まで絞る必要がある。ピークはF5.6だが、50lpmmと低い数値だ。
    ・際立った数値では無いが、フレームの広い範囲でシャープなイメージを得られるだろう。結果は肯定的であり、特にAPS-C領域まで非常に良好だ。
  • ソニーはレンズに低分散ガラスを一切使用しておらず、その決定は裏目に出ている。軸上色収差の問題は明確であり、1段絞っても明らかに残存している。
  • 幸いにも倍率色収差の補正は遥かに優れている。絞り開放は無視できる数値となり、絞ると増加するが特に心配する必要は無い。
  • 球面収差について心配する問題は見られない。
  • 歪曲収差はソフトウェアではなく光学的に補正されている。APS-Cではほぼゼロとなり、フルサイズでも0.39%のわずかな糸巻き型だ。
  • コマ収差はAPS-Cで問題とならないが、フルサイズの四隅では顕著な変形が見られる。これがフルサイズ四隅の解像性能に影響を与えていると思われる。1段絞れば大幅に改善する。
  • 非点収差の平均値はわずか2.4%と優れた結果だ。
  • ボケはとてもきれいに見える。非球面レンズを1枚使用しているが、内側は滑らかで玉ねぎボケの兆候は見られない。口径食の影響は2段絞っても残ったままである。
  • 予想通り、周辺減光には問題がある。減光量が多いのみならず、絞ってもあまり改善しない。F1.8で-3.11EVであり、F2.8でも-2.98EV、F4で-2.37EVだ。F16まで絞っても-1.95EVも残っている。
  • 逆光耐性は非常に良好だ。絞り開放ではほとんど問題なく、絞っても軽度のゴーストのみである。
  • オートフォーカスはノイズレスだが、ピント距離全域を移動するには約1秒必要だ。35mmレンズとしては苦しい結果である。ただし、α7R IVで使用するとスピードは改善され、0.3秒まで短縮される。優れた性能であり、価値のあるレンズだ。

長所:頑丈で防塵防滴仕様の鏡筒・優れた中央画質・きちんとしたAPS-Cフレームの画質・穏やかな倍率色収差・球面収差の問題なし・無視できる歪曲収差・非常に小さな非点収差・良好な逆光耐性・とても良好なボケ・静かで正確なAF

短所:絞り開放付近の四隅画質・周辺減光は絞っても目立つ・目立つコマ収差・目立つ軸上色収差

欠点はこのクラスのレンズで予想できるものばかりだ。明るいコンパクトな広角レンズで顕著な周辺減光が発生するのは妥協するしかない。長所も数多く、全体的に見てレンズパフォーマンスに深刻な問題は見られない。

敢えて言えば価格設定だ。アマチュア向けの本レンズはシビアな価格設定が要求される。それに対して700ドルは少し高すぎる。おそらく、多くの人はより安価なサードパーティ製レンズに手を出すはずだ。

とのこと。
このレンズが登場するまで、「35mm F1.8」というレンズが不在だったので、購入した人が多いのでは無いでしょうか?実をいえば私もその一人です。35mm F2.8ほどのコンパクトさや、35mm F1.4ほどの価格やサイズが許容できない場合に「丁度いい」選択肢になると思います。

実際に使った身としては、確かに絞り開放の周辺解像やコマ収差、軸上色収差はウィークポイントと感じます。特に周辺減光は補正必須。その一方でAFは高速で、AFLボタンを備えた扱いやすいレンズに仕上がっています。

価格は若干高いものの、キヤノンとほぼお同じ、ニコンよりも低価格です。サムヤン「AF 35mm F1.8 FE」の国内流通が始まるとコストパフォーマンスで比べるのは厳しくなりますが、それでもビルドクオリティは優れていると思います。

接写性能も高いので個人的に価格設定は妥当かなと感じています。敢えて言えば、もう少し色収差が良好に補正されていると良かったかも。

FE 35mm F1.8 交換レンズデータベース

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