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シグマ 24-70mm F2.8 DG DN II のスペックと思われるリーク情報

L-Rumorsがシグマ関連の噂情報を発信。近日登場と噂されている「24-70mm F2.8 DG DN II」と思われる特徴やスペックのリーク情報を掲載しています。前モデルよりも100g近くの軽量化、非球面レンズの増加、コマフレアの抑制など。

L-Rumors:LEAKED: Full specs of the new Sigma 24-70mm F2.8 DG DN II Art…three times faster AF!

5月16日、シグマは24-70mm F2.8 DG DN IIを発表する。
以下は他の言語でリークされたプレステキストを翻訳したものだ。

  • 6枚のFLDガラス、2枚のSLDガラス、5枚の非球面レンズにより、収差とサジタルコマフレアを前モデルよりも適切に補正。
  • 高度な光学設計により、前モデルより10%軽量化。
  • HLAモーター搭載でオートフォーカスが3倍高速化。
  • また、デクリック機能付き絞りリングと、縦位置撮影を容易にする追加のAFLボタンを搭載。
  • ズームロックを含め、高い操作性と高速レスポンスを実現しています。

スペック情報

  • レンズタイプ: ズーム
  • 焦点タイプ: 多目的
  • 対応センサー: フルフレーム
  • 絞り範囲: F2.8 - F22
  • レンズ構成: 15群19枚
  • 最短撮影距離:17~34cm
  • フィルター径: 82mm
  • 外形寸法(ソニーE): 87.8 x 122.2mm
  • 重量(ソニーE): 735 g
  • Eマウント・Lマウント
  • 価格:1.349ユーロ

初代と比べて最大径は同じですが、全長がわずかに短くなっています。サイズの違いは小さいものの、100g近く軽量化されているため、手に取った時の違いは大きい可能性あり。レンズ構成枚数は同じですが、非球面レンズの使用枚数が3枚から5枚へ増加。

光学性能が気になるところですが、諸収差やサジタルコマフレアを効果的に抑制している模様。初代はフレーム隅にコマフレアがわずかに残存していたので、これがさらに良好な補正状態となっているのでしょうか。言及はしていませんが、70mm側の軸上色収差も改善を期待しています。

主な大口径ズームレンズとの比較は以下の通り。

GM II GM Art II Art VXD LUMIX
構成 15-20 13-18 15-19 15-19 15-17 16-18
最大倍 0.32 0.24 0.34 0.37 0.25
最大径 88.7 87.6 87.8 87.8 75.8 90.9
全長 119.9 136 122.2 124.9 117.6 140
重量 695 886 735 830 540 935

ソニーGM IIほどではないものの、24-70mm F2.8クラスの中では二番目に軽量なレンズ。最大撮影倍率は今のところ不明ながら、広角側はソニーGM IIよりも短い最短撮影距離を実現しているようです。高い撮影倍率を期待できそうですね。

シグマの噂のまとめ

2024年5月16日(木)21時に新製品の発表

24-70mm F2.8 DG DN II|Art

  • 光学的に改善された(より良い色再現とシャープネス)
  • より軽く、よりコンパクト
  • 82mmフィルターサイズ
  • 絞りリング
  • インナーフォーカス
  • LマウントとEマウント
  • 5月16日発表

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