このページでは銘匠光学「TTArtisan 35mm F1.4」に関する情報を収集しています。
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最新情報
- 2021-04-12:シルバーモデルが発表されました。
- 2020-11-04:銘匠光学「TTArtisan 35mm F1.4」が国内で流通し始めていたので専用の情報収集ページを作成しました。「HELIAR 50mm F3.5」に似た面白いデザインのレンズですね。
管理人のレビュー
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購入早見表
シルバー
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TTArtisan 35mm F1.4 Fuji X | |||
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ブラック
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TTArtisan 35mm F1.4 Nikon Z | |||
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レンズデータ
レンズ仕様
- タイプ:35mm F1.4
- レンズ構成:6群7枚
- 焦点距離:f = 35mm
- 35mmフォーマット相当:52.5mm(ソニー)52.5mm(富士)70mm(M4/3)
- 画角:45°
- 最大 絞り:F1.4
- 最小 絞り:F16
- 羽根枚数:10枚(丸型ダイヤフラム開口部)
- フォーカス範囲:約28cm?∞
- 外形寸法:ø44.0mmx42mm
- 重量(キャップとフードを除く):約180g
- フィルターサイズ:ø39mm
MTF・構成
関連レンズ
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海外の評価
Radojuva
Radojuva:Обзор TTArtisan DJ-OPTICAL 35/1.4
- レンズの紹介:
・TTartisan製の最新APS-Cミラーレス用レンズだ。このクラスでは最もコンパクトで安価な大口径レンズの一つである。
・低価格ながらハイクオリティな作りとF1.4の開放F値は興味深い。光学的に問題はあるが、一般的なアマチュアフォトグラファーのニーズは満たしてくれるはずだ。
・このレンズは2020年9月6日に発表された。最初のAPS-C用TTartisanレンズだ。これまではフルサイズ対応レンズのみリリースしていた。
・このレンズを発表後にTTartisanは「TTartisan 50mm f/1.2」もリリースしている。
・レンズマウントはEF-M/Leica L/Sony E/Fuji X/M43/Canon RF/Nikon Zに対応している。 - ビルドクオリティ:
・レンズ本体と前後キャップ、説明書がスタイリッシュな箱に入っている。
・レンズ前面フレームは金属製だ。
・キャップはねじ込み式なので不便だ。
・基本的にレンズは良好な作りだ。マウントを含めて全て金属製、表面はアルマイト処理が施されている。
・フィルター径は39mmで、このクラスとしては最小サイズである。
・これまで見たこともないデザインで、表面にレンズ構成が描かれている。
・絞りは10枚羽根の円形絞りだ。
・フォーカシングで内筒が伸びるものの回転はしない。 - 携帯性:
・重量はわずか180gだ。
・非常にコンパクトでAPS-C Eマウントカメラに最適だ。 - 操作性:
・金属製フォーカスリングの回転角は135°だ。滑らかに回転する。
・絞りリングはクリックがあるタイプの動作となる。
・絞りリングは前玉付近に配置され、非常に使いやすいがF11の表示がない。 - オートフォーカス:
・記載なし。 - マニュアルフォーカス:
・レンズはわずかなフォーカスブリージングが見られる。 - 手ぶれ補正:
・記載なし。 - 解像性能:
・F1.4での解像性能は低いが、F2まで絞ると状況が一変する。
・フレーム端や四隅でシャープネスが僅かに低下する。しかし、競合レンズと比べるとはるかに良好だ。
・コントラストは良好である。 - 像面湾曲:
・記載なし。 - ボケ:
・心地よいボケだが、口径食の影響が見られる。 - 色収差:
・かなりの色収差が発生する。 - 球面収差:
・記載なし。 - 歪曲収差:
・わずかな樽型歪曲だ。 - 周辺減光:
・F1.4で目立つ周辺減光が発生する。
・無限遠で最も目立つ。
・F4まで絞ると解消する。 - コマ収差:
・重めのコマ収差が発生する。 - 逆光耐性:
・逆光時に目立つフレアが発生する可能性がある。
・絞っても綺麗な光条とはならない。
総評
いくつか弱点もあるが、面白いクリエイティブなレンズだ。7Artisans 35mm F1.2より遥かに優れており、ミラーレス用レンズで手ごろな価格の大口径レンズを探しているのであればおススメできる。
長所:低価格・F1.4・換算50mmの便利な焦点距離・優れたビルドクオリティ・滑らかなフォーカスリング・小型軽量・10枚羽根・珍しいデザイン・最短撮影距離・F2以降のシャープネス
短所:フォーカスリングが小さい・電子接点なし・絞りリングにF11なし・39mmフィルター・キャップがねじ込み式・フードが無い・大口径レンズ特有の問題
Sony Alpha Blog
Sony Alpha Blog:TTArtisan 35mm F1.4
- レンズの仕様
・重量:188g
・価格:73ドル
・絞り値:F1.4-16
・全長:44mm
・絞り:10枚
・最短撮影距離:28cm
・レンズキャップ:ねじ込み式
・フルマニュアルレンズ
・電子接点なし
・レンズフードなし - 非常に良くできた頑丈なレンズだ。クリック付き絞りリングと十分に減衰した素敵なフォーカスリングを備えている。
- シャープネス
・中央の絞り開放は少し残念だが、絞ると徐々に改善し、F5.6で優れたシャープネスとなる。
・レンズは中央から隅まで非常に一貫した性能だ。
・F1.4で少しソフトだが、F2.8まで絞ると大きく改善する。
・1m以内の近距離のほうがシャープネスは良好だ。 - 周辺減光はF1.4で目に付くが、F2.8で非常に小さくなる。
- 歪曲収差は中程度の樽型だ。
- 色収差は絞り開放で目に付く。
- 逆光耐性は悪い。
- 玉ボケは絞り開放で非常に良好だ。円形だが、絞ると少し劣化する。
- 後ボケはとても良好で、騒がしい背景でも柔らかい描写となる。
- 発色は良好だが、時々ヴィンテージのような描写となる。
- 動画ではシャープネス・ボケ・色で非常に良好な結果が得られる。絞りリングはクリック付きのため動画撮影には適していない。
- MeikeやPERGEARと比べて、おそらく最高のビルドクオリティだ。絞り開放のシャープネスはPERGEAR有利だが、TTArtisanも絞ると非常に良好で、一貫性がある。後ボケはより良好で、発色は同等だ。
発色は良好で滑らかな後ボケはポートレートに最適だ。ただし、開放のシャープネスは不足しており、良好な解像性能を得るにはF2.8まで絞る必要がある。主な競合レンズは「PERGEAR 35mm F1.6」だ。絞り開放の性能は良好だが、後ボケはTTArtisanが有利である。
長所:小型軽量・滑らかな後ボケ・良好な玉ボケ・F2.8で良好なシャープネス・F5.6で優れたシャープネス・非常に優れたビルドクオリティ・動画に適した描写
平凡:良好だがヴィンテージ調の発色・中程度の歪曲・F1.4の周辺減光・中程度の色収差・クリック付き絞りリング
短所:絞り開放のシャープネス・逆光耐性
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