このページではYONGNUO「YN35mm F2S DF DSM」に関する情報を収集しています。
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最新情報
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビュー 完全版 2024年8月4日
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.6 周辺減光・逆光編 2024年8月2日
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.5 諸収差編 2024年7月29日
- ”たまたま”EOS Rで動作する「YN35mm F2R DF DSM」が近日登場? 2024年1月15日
- YONGNUOがRFマウント用と思われる「YN35mm F2CR」を準備中 2023年8月23日
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.4 ボケ編 2023年7月22日
- YONGNUOがAFレンズの互換性や最適化を施した最新ファームウェアを公開 2023年5月19日
- YN35mm F2 DF DSMは35mm F1.4 ZAと比べて優れた周辺解像性能 2023年4月20日
- YN35mm F2 DF DSMはZ 35mm F1.8 Sよりもシャープなレンズ 2023年4月20日
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.3 解像チャート編 2023年1月3日
管理人のレビュー
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- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.5 諸収差編
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.4 ボケ編
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.3 解像チャート編
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.1 外観・操作・AF編
- YONGNUO YN35mm F2 DF DSM レンズレビューVol.2 遠景解像編
レビュー
購入早見表
YN35mm F2 DF DSM Canon RF | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
YN35mm F2 DF DSM Sony E | |||
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楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
YN35mm F2 DF DSM Nikon Z | |||
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レンズデータ
レンズ仕様
卡口 | E卡口 |
??画幅 | 全画幅 |
?角 | ?61.3° |
???构 | 8?9片 |
光圈叶片 | 7片 |
最小光圈 | F/16 |
最近?焦距离 | ?0.35米 |
最大放大倍率 | ?0.13× |
??系? | ???达 |
?光?直径/可用数目 | 52mm/1 |
最大直径及?度 | ?φ67×72mm |
重量 | ?295g |
MTFチャート
レンズ構成図
関連レンズ
- Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA
- FE 35mm F1.8
- Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
- 35mm F1.4 DG HSM
- 35mm F1.2 DG DN
- 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
- AF 35mm F1.4 FE
- AF 35mm F1.8 FE
- AF 35mm f/2.8 FE
- Loxia 2/35
- NOKTON 35mm F1.2 Aspherical SE
- NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount
- ANTHY 35mm F1.8
- 7Artisans 35mmF1.4
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海外の評価
Radojuva
Radojuva:Обзор Yongnuo YnLens YN35mm F2S DF DSM (для Sony E/FE)
レンズの紹介:
- 2020年10月23日に発表された。フルサイズ対応のソニーEマウント用レンズである。
- Yongnuo製のフルサイズEマウント用AFレンズはこれで2本目である。
- 35mm F1.8クラスのレンズとしては非常に低価格だ。強みとなるポイントだ。
- このレンズは一眼レフ用のYongnuoレンズとは全く別の設計である。
ビルドクオリティ:
- 箱には保証書と説明書、QCカードと乾燥剤、レンズバッグとフード、キャップが同梱している。
- レンズマウントは金属製だ。電子接点には金メッキが施されている。
- フォーカスリングは幅広く、周囲はゴムカバーで覆われている。
- 後玉周囲はフレアカッターがある。
- 絞り羽根は7枚構成で不規則な形状だ。シャッターボタンを押してからF16まで絞るまでに時間がかかる。大部分の状況で使い勝手に影響するものでは無いが、少し動作音は聞こえる。
- レンズフードはプラスチック製だ。
- パソコンと接続するためのUSB-Cポートを備えている。今のところファームウェアアップデート用である。ファームウェアをロールバックできないのは残念だ。
携帯性:
- 300gと軽量なレンズだ。
操作性:
- ボディ側でカスタマイズ可能なFnボタンを搭載している。ただし、一部のカメラでは全く機能しない。
- AF/MFスイッチを搭載している。
オートフォーカス:
- ステッピングモーター駆動である。
- AFはインナーフォーカス式で高速かつ非常に静かだ。
- α7R IIとの組み合わせでAFに問題は見られない。
- α7 IIIとの組み合わせで瞳AFは完璧に機能する。
- 難しい撮影条件ではFE35mm F1.8と比べて著しくパフォーマンスが低下する可能性がある。
- 動画撮影中でも内蔵マイクで駆動音を全く拾わない。
- 最短撮影距離は0.35mだ。この際の撮影倍率は1:7.7である。このようなレンズとしては一般的だ。
- フォーカスブリージングは小さく、ほとんど目立たない。
マニュアルフォーカス:
- 電子制御のフォーカスリングはピント全域を360度で操作できる。
- 動作に遅延は見られない。
- ピント移動距離は回転速度に応じて変化する。
手ぶれ補正:
解像性能:
- 中央はF2から良好だ。F2.8からF4で優れた解像度を得ることが出来る。
- 四隅では顕著な低下が見られる。F8まで絞って良好な水準だ。
- 中距離から遠距離に最適化され、近距離ではパフォーマンスが低下する。
像面湾曲:
- 記載なし。
ボケ:
- 絞ると不均一な玉ボケとなる。
- 非球面レンズによる玉ねぎボケが見られる。
色収差:
- このレンズの主な弱点だ。
- 軸上色収差・倍率色収差どちらも目立つ。
- 絞るとパープルフリンジは低下する。
球面収差:
- フォーカスシフトの兆候はない。
歪曲収差:
- 中程度の糸巻き型だ。実写では目立ちにくい。
- 一貫した歪みのため、後処理は簡単である。
周辺減光:
- F2の無限遠で最も目立つ。
- 最短撮影距離では光量落ちが緩和する。
- F4以降は目立たない。
コマ収差:
- 記載なし。
逆光耐性:
- 光条はあまりシャープにならない。
- 逆光耐性は良好だが、厳しい状況ではフレアが発生することがある。
総評
低価格ながら純正レンズの80-90%で機能する。1か月半ほど使ったところ、様々な負荷や温度変化によく耐えていることが分かった。以前の一眼レフ用レンズと比べて間違いなく優れている。
コストパフォーマンスは非常に良好だ。他のYongnuoレンズと同じく、良好なサードパーティ製レンズとなることだろう。基本的に画質は良好だが、一部カメラとの互換性はファームウェアアップデートで解決する必要がある。
- 長所:
・低価格
・小型軽量
・良好なビルドクオリティ
・ステッピングモーター駆動
・インナーフォーカス
・フォーカスブリージングが小さい
・ファームウェアアップデート対応
・Fnボタン搭載
・特殊レンズを使用
・F2から良好な中央解像 - 短所:
・フード脱着がタイト
・絞り羽根の形状が不規則
・絞り羽根のわずかな動作遅延
・防塵防滴非対応
・USB-Cポートの役割が物足りない
・一部カメラとのAF互換性
・諸収差は手動補正が必要
・色収差
Sony Alpha Blog
Sony Alpha Blog:Yongnuo YN 35mm F2S DF DSM
- レンズの紹介:
・重量:295g
・価格:200ドル
・絞り:F2-F16
・全長:72mm
・フィルター:52mm
・絞り羽根:7枚
・操作:AFLボタン・AF/MFスイッチ
・USB-Cポート
・最短撮影距離:35cm
・AF:ステッピングモーター
・レンズ情報はあるが、歪曲や周辺減光の補正データなし
・レンズフード付属 - ビルドクオリティ:
・ビルドクオリティは良好だ。
・YN85mm F1.8Sと比べて改善が見られる。
・レンズフードの脱着は簡単だ。 - 携帯性:
・第一印象はその軽さとコンパクトさだ。 - 操作性:
・フォーカスリングは良好に回転する。
・AF/MFスイッチとAFLボタンがある。200ドルのレンズにこれがあるのは驚くべきことだ。 - オートフォーカス:
・テストはファームウェアV2で実施した。
・静止画と動画の両方で非常に高速で正確、そして静かな動作だ。
・瞳AFは完璧に動作する。
・動体の追従性はサムヤン「AF 35mm F1.8 FE」やソニー「FE 35mm F1.8」ほどではない。
・頻繁にファームウェアを更新しているので、いずれ改善されると思われる。
(訳注:確認してみると、現時点でV5となっていました。) - マニュアルフォーカス:
・記載なし - 手ぶれ補正:
・記載なし - 解像性能:
・中央はF2で良好、F4優れた性能となる。
・四隅も中央と非常に似た優れた性能を発揮している。
・6100万画素でテストしたことを考慮すると、α7 IIIならば絞り開放から優れた性能となるはずだ。
・この価格帯では優れた性能である。
・被写体に接近してもF2から優れたシャープネスを備えている。 - 像面湾曲:
- ボケ:
・絞り開放でとても良好だ。
・F4に近づくと7角形の玉ボケとなる。
・描写はとても優れている。玉ねぎボケはなく、縁取りは限定的だ。
・後ボケはとても柔らかく心地よい描写である。 - 色収差:
・絞り開放でかなり目立つ。 - 球面収差:
・記載なし - 歪曲収差:
・小さな樽型だ。 - 周辺減光:
・F2で中程度の減光だ。
・絞ると徐々に減少し、F4で解消する。 - コマ収差:
・記載なし - 逆光耐性:
・良好である。
・絞ると素敵な光条が発生する。 - 動画:
・ボケや演色性の点で非常に良好だ。
・クリックレスの絞りリングが無いので、絞りの操作時に音を拾う。
・AFは良好だが、AFフレームを変化させた時に自動追従しない時がある。 - 競合レンズ:
・FE35mm F1.8より遥かに低価格だが、同様のエルゴノミクスを備えている。
・ビルドクオリティはとても良好でサムヤンとよく似ている。
・AFは非常に優れているが、サムヤンやソニーが少し良好だ。
・YN35の欠点は最短撮影距離が35cmと長いことである。また、F値が1/3段暗く、絞り羽根は7枚しかない。
・中央解像はソニーやサムヤンほどではないが、2400万画素センサーでの差は非常に小さい。また、中央から隅まで一貫性のある解像性能だ。
・サムヤンや安原製作所、そしてYongnuoの35mmはボケは柔らかく良好な描写だ。
・ソニーのボケはたまに騒がしく感じる。
・Yongnuoの歪曲収差と周辺減光は最も強い。
・色収差補正はソニーが最も良好だ。サムヤンやYongnuoは少し目立つ。
総評
この価格帯では優れたレンズだ。非常に良好なAF、非常に良好?優れたシャープネス、自然な発色、そして美しく柔らかいボケ描写となる。より高価なサムヤンやソニーの代替品として完璧な役目を果たせると思う。強くおススメできるレンズだ。
長所:小型軽量・低価格・非常に良好なAF・EXIF対応・6100万画素で絞り開放から良好なシャープネス・F4で優れたシャープネス・一貫性のある解像性能・滑らかなボケ・良好な発色・動画に適している・ポートレートでの肌調と描写・AF/MFスイッチとAFLボタン・USB-Cポートでファームウェアアップデート対応・良好なビルドクオリティ
平凡:中程度の歪曲・色収差・周辺減光・絞った際の玉ボケ・最短撮影距離
短所:この価格帯としては特に無し
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