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シグマ「65mm F2 DG DN」は改善点もあるが高い期待に応えてくれる光学性能

ePHOTOzineがシグマ「65mm F2 DG DN」のレビューを公開。フィルターサイズに一貫性が無かったり、絞りリングの機能性を指摘していますが、光学性能は高い期待に応えるものであると評価しています。

高い期待に応える光学性能

ePHOTOzine:Sigma 65mm f/2 DG DN Contemporary Review

  • レンズの紹介
    ・市場のトップエンドを目指した金属構造と最高のパフォーマンスを持つレンズだ。
    ・「長い標準レンズ」と「短い望遠レンズ」の中間に位置する焦点距離だ。APS-C使用時は35mm判換算で97.5mmのレンズとして利用できる。
  • ビルドクオリティ
    ・デザインや操作性は35mm F2 DG DNと同じだ。
    ・レンズフードまで金属製である。フードはバヨネットタイプでしっかりと固定可能だ。
    ・プラスチック製の一般的なレンズキャップのほかに、金属製のマグネット式レンズキャップが付属する。
    ・マグネットタイプのレンズキャップで磁気カードなどを破損しないように注意喚起する説明書が付属している。
    ・62mm径のフィルターに対応している。残念ながら「Iシリーズ」でフィルターサイズが統一されていない。
    ・レンズ中央の切り欠きがフォーカスリング用の被写界深度・ピント距離表示になると良かった。
    ・レンズ構成は9群12枚、うち1枚はSLDレンズで2枚は非球面レンズを採用している。絞り羽根は9枚だ。
  • 携帯性
    ・金属鏡筒で防塵防滴仕様のレンズですが、重量は405gと適度に軽い。
  • 操作性
    ・電子制御のフォーカスリングはシルクのように滑らかに回転する。
    ・絞りリングは1/3段ごとに動作する。
    ・絞りリングにクリック解除機能は無い。
  • オートフォーカス
    ・最短撮影距離は0.55m、撮影倍率は1:6.8だ。
  • マニュアルフォーカス
    ・記載なし。
  • 手ぶれ補正
    ・記載なし。
  • 解像性能
    ・α7R IIIを使用してImatestで測定している。
    ・中央はF2からF2.8まで優れており(Excellent)、F4からF5.6で抜群の性能(Outstanding)だ。F8からF11で優れた結果となり(Excellent)、F16とF22でも非常に良好(Veru good)だ。
    ・端はF2とF2.8で優れており(Excellent)、F4とF5.6で抜群の性能(Outstanding)となる。F8からF16まで優れた結果となり(Excellent)、F22でも非常に良好だ(Veru good)。
  • 像面湾曲
    ・記載なし。
  • ボケ
    ・ボケは非常に心地よい。
    ・焦点距離が少し長いので被写体を背景から分離しやすい。
  • 色収差
    ・中央に色収差は見られない。
    ・端はいくらか測定可能となるが、目障りなものではない。どちらにせよカメラ内で補正可能だ。
  • 球面収差
    ・記載なし。
  • 歪曲収差
    ・+2.24%の糸巻き型だ。直線的な被写体では目立つので補正が必要である。
  • 周辺減光
    ・絞り開放で光量落ちが目に付くものの、絞ると良好な水準まで急速に改善する。
    ・F2:-1.7EV
    ・F2.8:-1.4EV
    ・F4:-1.2EV
  • コマ収差
    ・記載なし。
  • 逆光耐性
    ・逆光耐性は優れているが、極端な状況ではコントラストが全体的に低下する。

総評

35mm F2と同様、マグネット式レンズキャップは実用的では無く、絞リングはロック機能とデクリック機能が欲しかった。そして、Iシリーズでフィルターサイズを一貫して欲しい。

光学性能は35mm F2と比べて僅かに優れ、高い期待に応えてくれる。鏡筒には改善点もあるが、美しい作りだ。強くおススメできるレンズである。

長所:抜群のシャープネス・低色収差・良好な逆光耐性・金属鏡筒・高品質なビルド・心地よいボケ・防塵防滴

短所:端の色収差・磁気レンズキャップの取り扱い・絞りリングにロック機能なし・デクリック機能なし・フィルターサイズが一貫していない・被写界深度指標なし

とのこと。
フィルターサイズが「Iシリーズ」で一貫していない点は確かに気になりますね。タムロンの「Di IIIシリーズ」は全て67mmフィルターに統一されており、非常に使い勝手の良いレンズ群となっています。特に65mm F2 DG DNで採用している「62mm」は比較的珍しいフィルターサイズです。

さらに動画撮影を意識すると、リニアではないフォーカスリングやクリックのある絞りリングが気になるポイントとなる可能性あり。フォーカスブリージングが大きいことも考えると動画向きのレンズでは無いかもしれません。

逆に静止画用としては使い勝手が良く、光学性能も非常に良好だと感じています。接写以外では絞り開放から全体的にシャープで、ボケは四隅まで綺麗な描写に見えます。少し変わった焦点距離ですが、標準ズームレンズの望遠端に近い画角と考えると、そこまで違和感はありません。85mmよりも多目的に使える焦点距離と感じます。

Contemporaryラインながら実売8-9万円と安いレンズではありません。しかし個人的には個性的な焦点距離と頼もしい光学性能から「Iシリーズ」で最もおススメしやすいレンズだと感じています。

シグマ「65mm F2 DG DN | Contemporary」交換レンズデータベース

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