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ソニー「FE 50mm F2.5 G」はF2.5で満足できるならクラス最高のレンズ

Sony Alpha Blogがソニー「FE 50mm F2.5 G」のレビューを公開。開放F値が「F2.5」で問題ないのであれば、小型軽量ながら良好なビルドクオリティと光学性能を備えているレンズとして、高く評価しています。

Sony Alpha Blog:Sony 50mm F2.5 G

レンズの紹介:

  • FE 24mm F2.8 G」「FE 40mm F2.5 G」と共に発表されたレンズだ。これらは以下の点を共有している。
    ・小型軽量
    ・サイズと重量
    ・絞りリング(クリック/クリックレス)
    ・AFLボタン
    ・Gシリーズ
    ・700ユーロの価格
  • α7Cと組み合わせてVlogやジンバルでの撮影に最適だ。そしてストリートや旅行での静止画撮影に携帯性の良いシステムを組む時に理想的である。

ビルドクオリティ:

  • 小さいながらも優れたビルドクオリティだ。
  • レンズフードはうまくデザインされており、逆さ付けにする必要は無い。保護性が高いのでプロテクトフィルターの必要もない。

携帯性:

  • 良好なビルドクオリティと操作性を維持しつつ小型軽量なレンズだ。

操作性:

  • 小さいながらも絞りリング・MFリングを搭載している。エルゴノミクスはとても良好である。
  • 動画撮影で絞りリングはとても便利だ。

オートフォーカス:

  • 静止画・動画どちらでも高速かつ静かで正確に動作する。
  • α1との組み合わせで30コマ秒の連写に対応している。
  • 瞳AFは完璧に機能する。
  • フォーカスブリージングがとても目立つ。このレンズにおける珍しい弱点の一つだ。

マニュアルフォーカス:

手ぶれ補正:

解像性能:

  • α7R IVと組み合わせてテストしている。
  • 6100万画素で全体的にとても良好な性能だ。
  • 中央は絞り開放から優れた性能だが、隅は良好にとどまる。50mmの用途がポートレート用と考えると許容できる。
  • F8まで絞ると全体的に優れた性能となる。
  • α7Cを使えばフレーム全体で優れた性能を得られるだろう。
  • 接写時の性能も良好である。
  • ポートレートでも優れたシャープネスで、肌の色調と適切なコントラストも優れている。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 絞り開放の玉ボケはとても良好だが、F4に近くなるとボケが角ばる。
  • 後ボケはとても良好だ。騒がしい背景でも滑らかに描写できる。
  • 発色はとても良好である。

色収差:

  • とても少ない。

球面収差:

歪曲収差:

  • ゼロに近い。

周辺減光:

  • F2.5でも少量で、F4まで絞ると解消する。

コマ収差:

逆光耐性:

  • 絞ると素敵な光条が得られる。

競合レンズ比較:

  • 比較
    AF 45mm F1.8 FE
    45mm F2.8 DG DN
    APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount
    Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
  • サムヤン安価でレンズ口径が最も大きい。そしてソニーやシグマよりも絞り羽根が多い。
  • 50mm F2.5 Gのシャープネスはサムヤンと非常に良く似ている。優れた性能だ。
  • FE 55mm F1.8 ZAは少し優れている。
  • APO 50mm F2はGMよりも優れたコントラストだ。
  • コシナとサムヤンはF2.5 Gよりも良好な後ボケと玉ボケを実現している。
  • ソニーの最短撮影距離が短いので、そのぶんボケを大きくできる。
  • ソニーは開放F値が「2.5」なのでボケが小さい。
  • どのレンズも優れたポートレートの描写だが、F1.8・F2はボケ量が多く使いやすい。
  • ソニーは歪曲収差の補正と色収差の補正が最も良好だ。逆光耐性も最高である。
  • AFはサムヤンやシグマよりも良好だ。
  • 動画撮影で絞りリングは有用だが、F1.8/F2のレンズはクリエイティブな撮影が可能である。

ソニーはサイズ・シャープネス・歪曲・逆光・操作性・ビルドクオリティで最高だ。競合レンズが優れているのは絞り値とボケのみだ。

作例集

総評

とても軽量でコンパクトながら、非常に高品質でバランスの取れたレンズである。α7R IVと組み合わせても絞り開放シャープな中央画質に加え、後ボケや玉ボケ、発色も良好だ。歪曲収差は最小限で、逆光耐性や色収差補正も良好である。さらにエルゴノミクスはVlogやジンバルに適している。

シグマやサムヤンはソニーほど小型では無いが、どちらも小型軽量だ。シグマは少し重くてシャープネスやAFが僅かに見劣りするものの、ブリージングが少ない。サムヤンは大口径でシャープなレンズだが、ビルドクオリティや操作性で見劣りする。ソニーFE 55mm F1.8 ZAはより一貫性のあるシャープネスだ。コシナAPO 50mm F2は全ての面で最高だが、MFレンズだ。

もし「F2.5」で満足できるなら、確かにこのクラスで最高のレンズだ。α7Cと組み合わせた撮影やVlogにおススメである。

  • 長所
    ・とても小型軽量
    ・優れた中央シャープネス
    ・優れたエルゴノミクス
    ・とても良好なコントラスト
    ・良好な玉ボケ
    ・基本的に柔らかいボケ
    ・良好な発色
    ・優れたポートレートの描写
    ・α1の30fps連写に対応
    ・防塵防滴
    ・個性的なフード
    ・逆光耐性
    ・とても良好な色収差補正
    ・歪曲がゼロに近い
    ・光量落ちが少ない
    ・リニアなレスポンスのMFリング
    ・競合他社よりも接写性能が高い
  • 平凡
    ・F2.5
    ・価格
    ・F2.5を使った四隅のシャープネス
    ・F4でボケが角ばる
  • 短所
    ・フォーカスブリージング

とのこと。
小型軽量ながら防塵防滴・絞りリング・AFLボタンを搭載し、さらに良好な光学性能まで実現したGシリーズのレンズですね。「40mm F2.5 G」とどちらを買おうか迷うところですねえ。作例を見る限りでは40mm F2.5 Gよりも滑らかなボケに見えますが、四隅のシャープネスは絞り開放で平凡となる模様。

コストパフォーマンスを考慮するとサムヤンやシグマのほうが買いやすいかも。ただし、どちらもしっかりとした防塵防滴に対応しておらず、AFLボタンも使用できません。オールインワンの小型軽量50mmであればFE 50mm F2.5 Gが最適な選択肢でしょうか。スペックを考慮すると高価ですが、携帯性の良い優れたレンズを探しているのであれば、真っ先に検討したいレンズと言えるかもしれません。

ソニー「FE 50mm F2.5 G」交換レンズデータベース

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