富士フイルムは「XF23mmF1.4 R・XF56mmF1.2 R」の後継モデルを開発中？

Fuji Rumorsが富士フイルムXマウントレンズの噂情報を発信。どうやら「XF23mmF1.4 R・XF56mmF1.2 R」の後継モデルを開発中とのこと。光学系がそのままなのか不明。

Fuji Rumors：BREAKING: Fujifilm Working on Fujinon XF23mm f/1.4 MKII

我々の情報源によると、富士フイルムが「フジノンXF23mm F1.4 MKII」を開発中だ。この噂は、きっと多くの方に喜んでいただけると思う。

私は現行のXF23mm F1.4を所有しており、生まれたばかりの息子の最初の写真を撮るのに使ったレンズである。私はXF35mmF1.4も愛用しているが、XF23mmF1.4が信じられないほど多機能であると感じており、このレンズを大切にしている。

先日お伝えしたように、富士フイルムは2本のMKIIレンズを開発中だ。そして、XF23mmF1.4 MKIIを予想するのは簡単だったが、個人的に2本目のMKIIレンズに少し驚いている。

どのレンズとなるのかは、近日中に専用の記事でご紹介する。2本目のレンズはより多くの議論を巻き起こすだろうと思う。

追記

Fuji Rumors：BREAKING: Fujifilm Working on Fujinon XF56mm f/1.2 MKII

XF23mm F1.4 MKIIとともに、XF 56mm F1.2 MKIIも開発中だ。
富士フイルムはフジノンXF50mm F1.0 WRを発売したばかりであり、個人的な見解として、XF56mmF1.2の更新は緊急の課題ではない。

私自身、XF56mmF1.2を所有しており、光学的に絶対的な逸品だと言えるが、オートフォーカスや防塵防滴など、改善が必要な部分があるのは確かだ。

しかし、もし私がポートレート用レンズを追加で買うとしたら、500ドル余分なコストを追加してXF50mmF1.0を買うだろう。

とは言え、XF56mmF1.2 MKIIに注目している人がいることも分かる。比較的安く、コンパクトで、オートフォーカスが速い可能性がある。
XF50mmF1.0を選ぶ理由があるように、XF56mmF1.2を選ぶ理由も多い。個人のニーズや好みに左右されるので、「正解」や「間違い」は無い。

とのこと。
「XF23mmF1.4 R」はフジノンXマウントの中では比較的古い設計の単焦点レンズですね。XF35mmF1.4 RがXシステム始動と同時に発表され、XF23mmはその翌年に発表されています。既に同時期に登場した「XF27mmF2.8」と「XF10-24mm」がリニューアルしており、このレンズがモデルチェンジするとしても驚くことではありません。

これまでの傾向を考慮すると、光学系そのままに防塵防滴仕様「XF23mmF1.4 R WR」となるだけなのか、それとも光学設計から一新されるのか気になるところ。手ごろな価格のサードパーティ製レンズも登場しているので、差別化できると良いですね。

そして気になるのがもう一つの「MK II」に関する噂。既に「XF33mmF1.4」が開発中であると言われており、これは2021年に登場するとのこと。「XF33mmでは無い別の何か」だとすると、古い「XF18mmF2」や「XF60mmF2.4 Macro」でしょうか？
「多くの議論を巻き起こす」が何を指しているのか不明ですが、比較的新しいレンズ、もしくは比較的人気の無いレンズである可能性があるのかもしれませんね。今後の追加情報に期待。

さらに別の記事で「XF56mmF1.2 R」を開発中であると言及しています。このレンズも比較的古いレンズであり、防塵防滴仕様ではありません。光学系そのままに「WR化」したとしてもおかしく無いでしょう。とは言え、2020年9月に「XF50mmF1.0 R WR」が登場したばかりで、Fuji Rumorsが言うように緊急の課題ではないように見えます。

参考