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2020年6月4日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。フルサイズミラーレス用「120-650mm F4.6-6.8」「120-700mm F4.6-8」と言った実施例を含んでいますね。
- 【公開番号】特開2020-86355(P2020-86355A)
- 【公開日】2020年6月4日
- 【発明の名称】ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2018年11月30日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】小型でありながら高ズーム比で、特に望遠端における色収差が良好に補正された高い光学性能を有するズームレンズを提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 103.00-600.00 103.00-600.00 123.00-700.00 F値 4.60-6.80 4.60-6.80 4.60-8.00 半画角 11.86-2.07 11.86-2.07 9.98-1.77 像高 21.64 21.64 21.64 全長 238.44-331.62 241.66-331.66 246.28-370.48 BF 13.96-82.37 17.57-97.33 14.01-107.78 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 122.75-650.00 F値 4.60-8.00 半画角 10.00-1.91 像高 21.64 全長 252.02-363.59 BF 10.22-31.79
既に「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」が開発発表されています。これらの実施例が実用化されることは無いと思いますが…、望遠端700mmはロマンがありますねえ。APS-Cクロップで換算1000mm相当の画角となるのは凄い。望遠端の絞り開放F値は「F8」と非常に暗いものの、ミラーレスに適した小型軽量性と望遠端の良好な収差補正を目指していた模様。開発発表している「RF100-500mm」も同じコンセプトで設計してあるのかもしれませんね。発表時期は不明ですが年内での登場が期待されています。
参考:現行のRFマウントレンズ
RF ズームレンズ
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
RF 単焦点レンズ
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