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シグマ「35mm F2 DG DN」はトップクラスのビルドクオリティと操作性が強みとなる

PhotographyBlogがシグマ「35mm F2 DG DN」のレビューを掲載。このクラスとしては少し高価ですが、35mm F2クラスのレンズとしては抜群のビルドクオリティと操作性であると高く評価しています。

良好な光学性能と抜群のビルドクオリティ

PhotographyBlog:Sigma 35mm F2 DG DN Review

  • レンズの紹介
    ・ソニーEマウントに対応したフルサイズ用の準広角レンズだ。APS-Cで使用する場合は52.5mm相当の画角となる。
    ・既存の45mm F2.8に加え、24mm F3.5・35mm F2・65mm F2がセットとなる「Iシリーズ」として打ち出されている。
    ・9群10枚のレンズ構成に1枚のSLDレンズと3枚の非球面レンズを使用している。
  • ビルドクオリティ
    ・ビルドクオリティはF2の単焦点レンズに期待するものを超えており、本当に素晴らしい。
    ・これまで培ってきたノウハウが活かされており、耐久性の高い真鍮製のレンズマウントにはゴムシールが施され防塵防滴仕様となっている。
    ・58mmフィルターソケットも金属製だ。
    ・レンズケースは付属していないが、ハイクオリティな金属製レンズフードとレンズキャップが付属する。金属製キャップは別売りのキャップホルダーで携帯できる。
    ・金属製レンズキャップを使用する場合はフィルターを装着することが出来ない。
  • 携帯性
    ・重量は325gだ。このような総金属製のプレミアムなレンズとしては軽量である。
    ・FE35mm F1.8よりも少し重い。
    ・全体的なサイズはα7 IIIとの組み合わせでバランスが取れている。
    ・専用のフードを装着しても目立たない。
    ・サイズは70×67.4mmであり、ソニーとほぼ同じだ。
  • 操作性
    ・絞りリングはF2からF22まで1/3段ごとに動作する。
    ・残念ながら絞りリングにクリックレスへ切り替えるスイッチは無い。
  • オートフォーカス
    ・最短撮影距離は0.27m、最大撮影倍率は0.18倍である。
    ・高速かつ静かで正確なステッピングモーター駆動を採用している。
    ・フォーカシングは滑らかに動作する。静止画・動画どちらにも適している。
    ・高速AFではあるが、ソニーと同程度のレスポンスではない。
    ・瞳AFは完全に動作する。
  • マニュアルフォーカス
    ・電子制御のフォーカスリングを搭載している。
    ・側面のAF/MFスイッチでモードを切り替え可能だ。
  • 手ぶれ補正
    ・この種のレンズは光学手ぶれ補正を搭載していない。ボディ内手ぶれ補正に依存している。
  • 解像性能
    ・中央はF2で少しソフト、F2.8からF11で最高のパフォーマンスを発揮する。回折はF16で始まり、特にF22がソフトとなる。
    ・端はF2で少しソフト、F2.8でシャープとなり、F4~F11が最適な絞り値となる。
  • 像面湾曲
    ・記載なし。
  • ボケ
    ・9枚の絞り羽根により魅力的なボケを得ることが出来る。
    ・35mmとしては魅力的なボケ味だ。
  • 色収差
    ・色ずれは目立たず、非常にコントラストの高い領域でのみ目に付く。
  • 球面収差
    ・記載なし。
  • 歪曲収差
    ・RAWにはかなりの歪曲が見られる。
  • 周辺減光
    ・F2で目立つ減光が見られる。
    ・これを防ぐには少なくとも3段ほど絞る必要がある。
  • コマ収差
    ・記載なし。
  • 逆光耐性
    ・F16~F22まで絞ると素敵な光条が発生する。
    ・フードを装着した状態でも太陽をフレームに入れるとフレアが発生しやすい。
  • 作例集

総評

現在、ソニーEマウントで利用できる35mm単焦点レンズは12種類もある。その中でシグマが際立っている点は間違いなく最高のビルドクオリティとヴィンテージ感のある外観だ。AFに対応したZeiss Loxiaのような存在である。中程度の価格設定を考慮すると、信じられない程しっかりとしたレンズだ。

耐候性を備えた金属製鏡筒は、素敵な操作性のフォーカスリングと絞りリングを備え、凝った意匠のレンズフードや金属製キャップまで付属する。欠点があるとすれば絞りリングにデクリック機構がないことくらいだ。
ステッピングモーター駆動のAFは完全に静かでは無く、ソニーほど高速ではない。しかし、大部分のユーザーにとって、十分に信頼性が高く、高速で静かな動作と感じることだろう。

光学性能も優れており、F2の絞り開放からほぼフレーム全域でシャープな描写である。周辺減光は大きいものの、色収差や歪曲は組み込みのプロファイルで適切に補正されている。ボケはF2レンズとして非常にきちんとした描写だ。

ライバルと比較して価格が魅力的とは言えないが、優れたビルドクオリティと操作性は必見である。AFの速度と静かさはソニーが少し良好だが、画質に関して目立った差は見られない。

とのこと。
良好な光学性能と抜群のビルドクオリティを備えたレンズに仕上がっている模様。価格は少し高いですが、それだけの価値がありそうですね。

私は過去にFE35mm F1.8を購入し、35mm F2 DG DNは発売日に入手しました。多少の差はあるものの、光学性能は確かに似た傾向だと思います。接写性能はソニーのほうが少し良好ですが、一般的な撮影距離ではシグマのほうが周辺の非点収差やコマ収差を良く抑えているように見えます。ボケもシグマが少し良好に見えます。

絞り操作時のレスポンスが少し悪いソニー機にとって、絞りリングが有るのと無いのとでは操作性に大きな違いがあります。その点だけでも個人的にはシグマがおススメ。

オートフォーカスはリニア駆動のソニーが圧勝と言った印象があるものの、爆速AFを求めなければシグマも十分良好なフォーカス速度だと思います。ただし、ブリージングが大きく、AF-S時の合焦速度が明らかに遅くなる点については注意が必要です。

シグマ「35mm F2 DG DN | Contemporary」交換レンズデータベース

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