未分類

キヤノンは自社でRFレンズラインアップを充実させたいと考えている?

Canon RumorsがキヤノンRFマウントのサードパーティ製レンズに関する噂情報を発信。近い将来の社外製レンズ登場は期待できないとしつつ、信頼できるソースの情報をいくつか掲載しています。

Canon Rumors:Don’t expect any third-party autofocus lenses in the near future

先週、ViltroxがキヤノンからRFマウント用AFレンズの製造を中止するように言われたという話題が広まった。ネイティブRFマウントのAFサードパーティーレンズの欠如は、ユーザーの間で懸念材料となっている。

この話題について、全く異なる地域からの2つの質の高いソースに話を聞いたが、彼らは両方とも非常に似たことを述べている。

大きな問題として、キヤノンは少し先まで電子機器とオートフォーカスに関連するRFマウントの特許についてサードパーティメーカーに使用許可を与える予定はない、ということだ。これにはいくつかの理由があると聞いている。

  • キヤノンはRFのラインナップが成熟しているとは思っておらず、まずは自社のレンズでラインナップを充実させたいと考えていると思われる。非LとLの両方のラインアップでまだやるべきことが多い。
  • キヤノンは、「より手頃な価格の」オプションは、アダプター経由のRFマウントで非常にうまく機能するEFレンズですでにカバーされていると考えている。
  • キヤノンは、RFマウントの調整と改良を続けている。

ある情報筋によると、早くても2024年後半まではサードパーティメーカーから何も期待できないし、すべてのメーカーにRFレンズを作る機会が与えられるわけでもないとのことだ。

とのこと。
少なくとも直近でのRFマウント登場はあまり期待できないみたいですね。つい先日、ライセンス契約の元でタムロンがニコンZマウント用の70-300mmを投入した状況と比べると、立ち位置が大きく異なるようです。今のところ、この采配が明暗を分けることになるのか不明ですが、少なくともネイティブマウントのレンズ選択肢は他社と比べると限定的となりそうです。

しかし、EOS Rシステム始動時からするとRFレンズラインアップは驚くほどの勢いで拡充し続けており、既にズームレンズのラインアップは完成間近。単焦点レンズも非Lの廉価製品が増えつつあり、あとは超広角単やF1.2・F1.4の大口径レンズ登場を待つのみ。個人的にはAPS-Cやコンパクトなレンズを投入して欲しいところですが、優先順位が低い製品に関しては「EFレンズを使ってね」となるかもしれません。アダプター経由であれば社外製レンズも使えるので選択肢はまだまだ多いとは言うものの、EF・EF-Sレンズは純正・社外製どちらもディスコンが続ているので、早めにネイティブRFレンズを投入して欲しいところ。

参考:RFレンズ一覧

RF ズームレンズ
RF 単焦点レンズ
RF-S レンズ

キヤノン関連記事

-未分類