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2020年6月11日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。「RF100mm F2.8 Macro」と思われる実施例がいくつか含まれているようです。撮影倍率は1.0~2.0まで様々。
- 【公開番号】特開2020-91334(P2020-91334A)
- 【公開日】2020年6月11日
- 【発明の名称】光学系およびそれを有する撮像装置
- 【出願日】2018年12月3日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】フォーカシングに際して複数のレンズを移動させる小型の光学系を提供する。
- ×1.0
- ×1.5
- ×2.0
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 84.92 94.82 96.96 F値 2.92 2.92 2.92 半画角 14.29 12.85 12.58 像高 21.64 21.64 21.64 全長 120.23 124.00 120.06 BF 10.60 14.11 10.61 倍率 1.0 1.0 1.0 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 99.30 99.75 F値 2.92 2.92 半画角 12.29 12.24 像高 21.64 21.64 全長 161.52 169.97 BF 11.10 14.00 倍率 1.5 2.0
以前もフルサイズミラーレス用100mm F2.8マクロレンズの特許出願を見かけましたが、今回はまた別の構成で特許を出願しています。キヤノンはミラーレス100mmマクロレンズの開発に注力している模様。
前回は等倍以上のマクロレンズに注目した特許であり、今回はフローティングユニットを使ったマクロレンズに注目した特許となっている模様。当然、フォーカスユニットが複数に分かれており、レンズの小型化に効果があるとのこと。オートフォーカスの高速化にも繋がって良そうですね。
残念ながら、現在の噂情報を見聞きする限りでは「100mm F2.8 マクロ」の登場はまだっぽい。
参考:現行のキヤノンRFレンズ
RF ズームレンズ
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
RF 単焦点レンズ
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