ニコンのフルサイズ用「70-200mm F4」に関する特許出願

2021年3月28日

2021年3月25日付けでニコンの気になる特許出願が公開されています。フルサイズ対応の「70?200mm F4」となりそうな実施例を含む望遠ズームに関連した特許となっています。

【公開番号】特開2021-47456(P2021-47456A)

【公開日】2021年3月25日

【発明の名称】変倍光学系、光学機器、撮像機器、変倍光学系の製造方法

【出願日】2020年12月14日

【出願人】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン

【課題】合焦レンズ群の小型軽量化を図り、レンズ鏡筒が大型化することなく高速な合焦と合焦時の静粛性を達成し、さらに広角端状態から望遠端状態への変倍時の収差変動、及び無限遠物体から近距離物体への合焦時の収差変動を良好に抑えた変倍光学系等を提供する。

実施例1

焦点距離 72.1-194.0

F値 4.05-4.15

画角 33.86-12.32

像高 21.60

全長 218.32

BF 53.32

実施例4

焦点距離 72.1-194.0

F値 4.14

画角 33.30-4.17

像高 21.60

全長 218.32

BF 77.52

フルサイズ向けの望遠ズームレンズに関する特許のようですね。バックフォーカスを考慮すると一眼レフ用としても利用できる光学系に見えます。一眼レフ用「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」は2012年に登場した比較的古い設計のレンズであり、リニューアルしたE型が登場しても不思議ではありません。とは言え、ミラーレスZシステムへ主軸を移そうとしているこのタイミングで登場はしないはず。

参考：ニコン現行レンズとロードマップ

Z ズームレンズ

Z 単焦点レンズ

Z DXレンズ

ロードマップ

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	実施例1
焦点距離	72.1-194.0
F値	4.05-4.15
画角	33.86-12.32
像高	21.60
全長	218.32
BF	53.32
	実施例4
焦点距離	72.1-194.0
F値	4.14
画角	33.30-4.17
像高	21.60
全長	218.32
BF	77.52