2021年にニコンが開発発表されている「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」がそろそろ正式発表されると噂されており、実際にレビュワーに手に渡っている模様。
Jared Polin氏は、自身のInstagramアカウントに、Zマウント用ミラーレスレンズ「Nikon NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」の動画を投稿した。
新しい400mm Zレンズが1月末に発表されると噂されていることはすでにお伝えしたが、今回の動画を見て、かなり確信が持てた。
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すごい!いくらになるだろうか?
このニコンのレンズを手にした人はまだいないと思う。これは、×1.4コンバーターを内蔵した新しい400mm F2.8 Zだ。価格も、発売時期も、スペックも不明である。私が知っているのは、Zマウント用の400mm F2.8であるということだけだ。また、このレンズにはゴールドリングが付いている。
とのこと。
2021年10月末に「Z 9」の正式発表と合わせて開発発表された超望遠レンズですね。ソニーEマウントとキヤノンRFマウントは既に400mm F2.8をリリースしていますが、このNIKKORレンズは同クラスで初めてテレコンバージョンレンズを内蔵したモデルとなっています。
一眼レフ用「AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR」が1,188,090円であることを考えると、この新しいZ 400mm F2.8 TC VRはそれ以上の価格設定となるかもしれませんね。
カメラ機材のレビューで有名なJared Polin氏のもとにレンズが届いているのであれば、そう待たずに正式発表となる可能性が高そう。以前からの噂通り、1月末までに正式発表でしょうか?
開発発表時の情報
「ニコン Z マウントシステム」対応、1.4倍テレコンバーター内蔵の超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」を開発
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」の開発を進めています。
NIKKOR Z レンズ初の超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」は「S-Line」※に属し、美しいボケ味と高い解像力による臨場感のある描写を可能にするレンズです。1.4倍のテレコンバーターを内蔵し、さらに、「NIKKOR(ニッコール)」レンズ史上最高の反射防止性能を持つ新コーティングを採用予定です。高い操作性と動画撮影にも配慮した設計で、プロフェッショナルの映像表現をサポートします。
ニコンは、今後も新次元の光学性能を追求し、ユーザーのニーズに応えていきます。そして、映像表現の可能性をさらに拡げることを目指し、映像文化の発展に貢献します。
※「S-Line」は、NIKKOR Z レンズにおいて設定されたグレードで、ニコン独自の設計指針と品質管理を高い基準でクリアーしており、特にハイレベルな光学性能を発揮します。
参考:ニコンZレンズロードマップ
参考:Zレンズ一覧
Z ズームレンズ
- NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
- NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
- NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
- NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
- NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
- NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
- NIKKOR Z 70?200mm f/2.8 VR S
- NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
Z 単焦点レンズ
- NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 28mm f/2.8
- NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 40mm f/2
- NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
- NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
- NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct
- NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
- NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
Z DXレンズ
- NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
- NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
- NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR