【更新】ソニーが「FE 35mm F1.4 GM」を正式発表！海外では1,398ドルにて予約販売開始

ソニーが海外先行で「FE 35mm F1.4 GM」を正式発表しました。B&Hでは既に1,398ドルにて予約販売が開始されています。FE24mm F1.4 GMと全く同じ価格設定ですね。
（更新：国内でも正式発表されました。）

FE 35mm F1.4 GM登場！

Sony Global：FE 35 mm F1.4 GM

ソニーの最先端技術を結集した高性能Eマウントレンズで、目を見張るようなG Masterの解像感とボケ味、そして驚異的なAFスピードと精度を実現しました。大口径35mmレンズとしては驚くほどコンパクトで、機動性と画質の理想的な融合が求められる用途に最適です。

ミラーレスのフランジバック距離の短さを活かしたG Master設計の2枚のXAレンズの採用により、コンパクトなレンズながら圧倒的なコントラストと解像感を実現。また、色収差を抑えるED（Extra-low Dispersion）レンズや、どのような照明条件でも鮮明な画像を維持する「ナノARコートII」を採用することで、優れた光学性能を実現しています。

2枚の精密なXAレンズを採用し、優れたG Master画質を実現しながらも、手のひらにすっぽり収まるコンパクトさと、わずか524gの重さを実現。FE 35mm F1.4 GMは、幅広い環境や撮影条件で優れた機動性と操作性を発揮します。

玉ねぎボケを抑制するXAレンズ、開放でもほぼ円形に近い絞りを実現する11枚羽根絞り機構、設計・製造段階での球面収差制御などにより、F1.4での華やかなボケ味を実現しています。さらに設計・製造上の工夫により、最短撮影距離27cm、最大撮影倍率0.23倍を実現。

ソニーが誇るXDリニアモーターを2基搭載し、高速かつ高精度で静かなAFを実現。さらにトラッキングに必要な高い推力効率を実現し、Eマウントシステムのメリットを最大限に引き出します。XDリニアモーター専用に開発された最先端の制御アルゴリズムが振動とノイズを最小限に抑え、ソニーのリニアレスポンスMF機能がダイレクトでリニアなマニュアルフォーカスレスポンスを実現しています。

フォーカスホールドボタンやフォーカスリングなど、スムーズで効率的な操作に対応。フォーカスホールドボタンは、本体メニューからさまざまな機能を割り当てることができ、ユーザーのワークフローに欠かせない機能をダイレクトに呼び出すことができます。前面レンズにフッ素コーティングを施し、防塵・防湿設計により、厳しい環境下でも高い信頼性を確保しています。

主な仕様

焦点距離：35mm

対応フォーマット：35mmフルサイズ

レンズ構成：10群14枚

画角：63°

絞り：F1.4-F16

絞り羽根：11枚円形絞り

最短撮影距離：0.27m AF / 0.25m MF

最大撮影倍率：0.23倍 AF / 0.26倍 MF

フィルターサイズ：67mm

サイズ：φ76×96mm

重量：524g

参考サイト

国内公式

海外公式ウェブサイト

CAMERA LABS

DPReview

DPReview サンプルギャラリー

DPReviewTV レビュー

PhotographyBlog

The Phoblographer

ついに2021年初となるソニーEマウントの新レンズが発表されましたね。レンズサイズはFE24mm F1.4 GMと非常によく似ており、重量は80gほど重くなっています。XAレンズとEDレンズを含む10群14枚構成で、コンパクトサイズながら高性能な光学系を実現している模様。MTFを見る限り、35mmレンズとしては際立った光学性能が期待できそうです。

駆動系はDDSSMでは無く、最新のXDリニアモーターを2基搭載。F1.4の大口径レンズながら応答性の高い高速AFを実現しているようです。先行レビューでの評判も全体的に肯定的なものとなっています。

価格はB&Hにて1,398ドルで予約販売開始を確認。これはFE24mm F1.4 GMと全く同じ価格設定であり、国内では18万円前後で販売開始となるかもしれません。ここ最近の純正フルサイズ用大口径レンズとしては安いように見えます。

ソニー「FE 35mm F1.4 GM」交換レンズデータベース