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シグマ「35mm F1.4 DG DN」は画質・機能・操作性の全てが優れている

PhotographyBlogがシグマ「35mm F1.4 DG DN | Art」のレビューを公開。ソニーGMよりも大きく重く、F1.4ば若干ソフトと言及しつつ、画質・機能・操作性の全てが優れ、よりおススメしやすいレンズと評価しています。

PhotographyBlog:Sigma 35mm F1.4 DG DN Review

レンズの紹介:

  • フルサイズミラーレス用の大口径広角レンズだ。ソニーEマウント・ライカLマウントで利用可能である。ソニーよりも遥かに安く、イギリスでは750ポンドで入手できる。

ビルドクオリティ:

  • ビルドクオリティはとても良好だ。この価格帯レンズに期待されている品質を遥かに上回っている。
  • 金属マウントは耐久性が高いと思われる真鍮を利用している。
  • 防塵防滴仕様のレンズだ。
  • レンズフードはゴム製グリップを備え、本体に固定できるロックボタンを備えている。

携帯性:

  • 640gで、このような高品質で大口径レンズとしては比較的軽量だ。
  • ソニーGMよりも少し重い。
  • α7R IVのようなカメラに適している。
  • レンズ前面は67mmフィルターに対応している。

操作性:

  • AFLボタンにはカメラ側でカスタマイズした機能を利用することが出来る。
  • 1/3段刻みで動作する絞りリングを搭載。Aポジションでカメラ側での操作も可能だ。Aポジションでロックしたり、絞りリングのクリックを省略することも可能だ。

オートフォーカス:

  • ステッピングモーター駆動のため、静かで滑らかなAFが可能だ。
  • α7R IVとの組み合わせでソニーGMと同程度のレスポンスが得られる。
  • 光環境によらず、ハンチングはあまり発生しない。
  • 瞳AFは完璧に機能する。

マニュアルフォーカス:

  • 電子制御のフォーカスリングを搭載している。
  • 無限遠にハードストップが無いので調整が難しい。

手ぶれ補正:

  • 光学手ぶれ補正を搭載していないが、ボディ側の手ぶれ補正を利用可能だ。

解像性能:

  • 中央はF1.4でソフトで、F2~F11で最高のパフォーマンスが得られる。回折はF16から始まる。
  • 端はF1.4でソフト、F2でいくらかシャープとなり、F2.8-11が最適な絞り値だ。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • ボケの評価には個人差があると思うが、準広角レンズとしては非常に魅力的な描写だ。

色収差:

  • F1.4の撮影時に高コントラストな領域で発生する。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • RAWで目立つ樽型の歪曲収差がある。

周辺減光:

  • F1.4で目立つ光量落ちが発生する。
  • 解消するには少なくとも2段絞る必要がある。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • F16まで絞ると非常に良好な光条が発生する。
  • フードを装着した状態でもフレアは発生しやすい。

作例集

総評

シグマ35mm F1.4 DG DNは画質・機能・操作性のすべてにおいて優れた準広角レンズだ。そしてライバルであるFE 35mm F1.4 GMよりも大幅に価格を抑えている。比較的軽量でよくできたこのレンズは、F1.4を除いて絞り範囲のほぼ全域で優れたシャープネスを発揮する。ただし、F1.4ではややソフトで、フレーム周辺部で同様の画質を得るためにはさらに少し絞る必要がある。
35mmの広角レンズにもかかわらず、11枚羽根の絞り、F1.4の開放F値、30cmの最短撮影距離により、美しいボケ味を得ることが出来る。
若干の樽型歪曲に加え、F1.4の周辺光量落ちと色収差があり、α7R IVではJPEGファイルでも自動補正されなかった。

α7R IVとの組み合わせで、高速でほぼ無音の信頼性が高いオートフォーカスを備えている。さらに絞りリングにはロック可能なスイッチがあり、クリックスイッチにより、静止画と動画の両方に適している。
また、専用のAF On/OffボタンとAFLボタンを備え、非常に高水準なビルドクオリティだ。さらに防塵防滴にも対応している。

FE 35mm F1.4 GMとの比較では、シグマの方が若干長くて重いことと、F1.4の開放値がシャープではないことが唯一の欠点だ。その他の項目では十分な性能を発揮しており、ソニーよりもわずかに優れた造りになっている。
FE 35mm F1.4 GMを2021年初頭にレビューした際は、非常に珍しい5点満点の評価を与え「もしあなたがまだカメラバッグに35mm単焦点レンズを持っていないのであれば、このレンズを購入リストの最優先に入るべきだ」とコメントした。

シグマはソニーよりもはるかに安く、特に英国では半額で購入できる、素晴らしいレンズでソニーに反撃してきた。ソニーのように、F1.4のシャープネスや重量・サイズの優位性をどうしても必要としないのであれば、我々はこの新しいシグマを選び、浮いたお金で別のレンズを買うだろう。

ソニーαのカメラシステムには35mm単焦点レンズが不足しているわけではなく、他にもたくさんの選択肢がある。よく似たDistagon T* FE 35mm F1.4 ZA、小型軽量のFE 35mm F1.8、小型のSonnar T* FE 35mm F2.8 ZA、そしてシグマ、タムロン、サムヤンなどのサードパーティ製レンズ、特に大きくて重い35mm F1.2 DG DNなど存在する。これらのレンズの中ではシグマが最も優れている。

どうしてもF1.4という究極のシャープネスが必要な場合や、少しでも軽くて短いレンズが必要な場合を除いて、オールラウンド35mmはソニーGMではなく、シグマ35mm F1.4 DG DNをお勧めしたいと思う。

とのこと。
ソニーGMと比べると大きく重い35mm F1.4ですが、良好な光学性能や操作性、ビルドクオリティ、そして価格設定のバランスを考慮すると強くおススメできるレンズとなった模様。確かにサイズさえ妥協できればコストパフォーマンスがとても良好に見えます。買い方次第ですが、実質7万円台で購入することも可能。この価格帯のレンズとしては優れた性能のレンズに間違いない。
絞り開放がソニーGM比で少しソフト見えるのは確か(特に周辺部)。とは言え、6100万画素のα7R IVの等倍でやっと区別できるような違いであり、特に心配する必要はないかなと思います。
敢えて言えばα1やα9を使った際の20~30コマ秒に至る高速連写に対応していません。35mm F1.4でこのような連写を必要とする人は少ないと思いますが、注意しておきたいポイント。

シグマ「35mm F1.4 DG DN | Art」交換レンズデータベース

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