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DXOMARKがソニーα7R IVに最適なレンズを紹介

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DXOMARKがソニー製フルサイズミラーレス「α7R IV ILCE-7RM4」を使って25本のEマウントレンズを再テスト。定評のある「FE55mm F1.8 ZA」や「FE85mm F1.4 GM」がα7R IVのセンサー性能を最も引き出せるレンズとなったようです。

  • 2019年11月にソニーα7R IVのセンサー性能をレビューした。99点と優れたセンサーであり、トップ10にランクインしている。
  • このα7R IVのセンサーを利用して、計25本のEマウントレンズを再テストした。対象はソニーとツアイスの単焦点・ズームレンズであり、焦点距離は21?400mmだ。
  • 計15本の単焦点レンズをテストした。最高のパフォーマンスを発揮するのは「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」「FE 85mm F1.4 GM」だ。どちらも49ポイントと優れている。

広角単焦点

  1. Batis 2/25:46Points
  2. Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA:45Points
  3. FE 28mm F2:40Points
  4. Loxia 2.8/21:40Points
  5. Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA:39Points

「Loxia 2/50」は上位3位に入っていないが、シャープネスのピークは同等だ。最終的には「FE35mm F2.8 ZA」も優れた性能となるが、F2.8レンズながら800ドルと安くない。
DXOMARK総合評価では「Batis 2/25」が1位となるが、1ポイント差で「FE35mm F1.4 ZA」が2位である。3位の「FE28mm F2」は僅か450ドルのレンズとしては優れた性能を発揮する。

35mm F1.4 ZAは中央解像がそれほど良好なシャープネスでは無いものの、四隅まで一貫したシャープさである。F2まで絞ると中央がとてもシャープになるが、絞り開放から良好なBatis 2/25ほどでは無い。
驚いたことに28mm F2は中央で35mm F1..4 ZAとほぼ同じ水準だ。四隅では少し低下する。
最高のパフォーマンスはF5.6~F8で達成されるが、35mm F1.4は非点収差が目立つ。

Batis 2/25はシャープネス以外の領域でも非常に優れたパフォーマンスを発揮する。このためDXOMARKスコアで広角単1位だ。周辺減光は最も目立つが、歪曲収差が小さい。倍率色収差の補正も優れている。

FE28mm F2は確かな性能のレンズだが、倍率色収差のピークがやや高めだ。幸いにもこれはソフトウェアによる補正が簡単だ。

標準単焦点

  1. Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA:49Points
  2. Loxia 2/50:46Points
  3. Planar T* FE 50mm F1.4 ZA:45Points
  4. FE 50mm F2.8 マクロ:38Points
  5. FE 50mm F1.8:37Points

FE50mm F2.8やFE50mm F1.8は非常に手頃な価格で優れたパフォーマンスを発揮するが、50mm F1.8をα7R IVと組み合わせた時のシャープネスピークは予想していたより低かった。

FE55mm F1.4は驚異的なシャープネスを発揮する。MFレンズのLoxiaも優れたレンズだが、シャープネスはFE55mmに及ばない。FE50mm F1.4も際立ったシャープネスだが、透過率や周辺減光が悪い。

F2のシャープネスはFE55mmが四隅まで最も一貫している。Loxiaも同等だ。一方、FE50mm F1.4は中央が最もシャープとなるが、四隅のシャープネスはFE55mmやLoxiaを下回る。
F2.8ではLoxiaがフレーム全体でとても優れているが非点収差が目立つ。FE50mm F1.4とFE55mm F1.8はF5.6で最高のパフォーマンスとなる。

Loxia・FE50mm F1.4・FE55mm F1.8どのレンズもきちんと倍率色収差を補正している。

FE50mm F1.4は光透過率が悪いのが残念だ。T1.8となるのでFE55mm F1.8とほぼ同じ明るさだ。

望遠単焦点

  1. FE 85mm F1.4 GM:49Points
  2. FE 85mm F1.8:46Points
  3. Batis 1.8/85:46Points
  4. FE 90mm F2.8 Macro G OSS:44Points
  5. FE 100mm F2.8 STF GM OSS:33Points

予想通り85mm F1.4 GMが最も良好なパフォーマンスだ。DXOMARKスコアが最も高く、歪曲はほとんどなく、周辺減光は少なく、倍率色収差は良好に補正されている。さらにとても良好なシャープネスを備えている。

驚いたことにFE85mm F1.8のシャープネスピークはFE85mm F1.4よりも良好だ。これは大口径レンズの非点収差が原因となっている。Batis 1.8/85と比較しても、FE85mm F1.8がよりシャープだ。

GM・FE F1.8・Batis F1.8を見比べると、シャープネスの性能はとても類似している。微妙な差ではあるが、絞り開放だとGMは他2本より中央シャープネスが少し低い。Batisはフレーム外側で85mm F1.8より僅かに低いシャープネスだ。
少し絞るとGMは他2本のレンズと同等となるが、F5.6までに2本のF1.8レンズはGMより良好な中央シャープネスとなる。FE85mm F1.8は周辺・四隅でBatisを上回る。価格を考えると良好な性能だ。

歪曲収差はBatisが最も大きく、周辺減光はFE85mm F1.8が最も重い。倍率色収差は上位3本でほぼ同等だが、GMがやや優れている。

広角ズーム

  1. FE 16-35mm F2.8 GM:39Points
  2. Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4?ZA OSS:32Points

GMはズームレンジ全域で非常に強力なパフォーマンスを発揮する。特に望遠側でF4 ZAとの差が広がる。F4 ZAも悪くはないが、16mmで非点収差がやや多く、35mmでパフォーマンスが少し悪くなる。絞ってもGMに匹敵することは無いが、F11でとても近い性能となる。倍率色収差の補正はGMが優れており、ZAはかなり目立つ。

標準ズーム

  1. FE 24-70mm F2.8 GM
  2. Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
  3. FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

大部分の標準ズームと同様、広角側・中間域で最も良好となる。GMは高いシャープネスとなるが、ズームレンジ全域でF2.8付近を使うと非点収差が目に付く。

3本とも高い中央シャープネスとなる。GM・ZAは周辺部までシャープだが、70mmでは中央から外側が非常に低下する。28-70mmも中央はシャープだが、50mmを除いて周辺・四隅で非常に低下する。

どのレンズも1段絞ると外側領域が改善する。しかし、70mmのシャープネスは低い。GMはF5.6で四隅までシャープとなる強みがある。ZAは性能が変動し続ける。

OSSレンズ2本は歪曲収差が大きく、ZAは倍率色収差と周辺減光が目立つ。明らかにGMの光学性能が優れているものの、ZAを選択する余地が無いわけでは無く、28-70mmでさえおススメできるポイントがある。

望遠ズーム

  1. FE 70-200mm F2.8 GM OSS:37Points
  2. FE 70-200mm F2.8 GM OSS:33Points
  3. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS:29Points
  4. FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS:26Points
  5. FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS:25Points

70-200mm2本はF4以降の焦点距離ではシャープネス特性が似通っている。しかし、70-200mm F2.8は70mmよりも200mmのF2.8の方が開放でシャープなのが魅力的だ。ズームレンズでは珍しい傾向だが、非点収差が目立つという欠点もないわけではない。

GMの200mm F2.8はF4 Gの200mm F4よりもシャープだ。100-400mmの200mm F5.6とほぼ同等である。GMは70mm F2.8がやや弱いものの、他のズームレンジにおける性能を考慮するとがっかりすることは無い。
100-400mm GMは400mmより100mmの方が少しシャープだが、驚くほど一貫性のある性能だ。

GMは200mmで優れたシャープネスとなるが、F4 Gより周辺減光が目立つ。また、倍率色収差も目に付く。明るさが必要な場合、GMは優れた選択肢となり、明るさが必要無い場合はF4 Gも考慮できるだろう。さらに幅広いズームレンジが必要であれば100-400mm GMを要検討だ。

DXOMARK:The best lenses for the Sony A7R IV

とのこと。
Sony Alpha Blogほど各メーカーのレンズをチェックしているわけではありませんが、数値化したデータベースは貴重と言えそうです。「FE 24-105mm F4 G OSS」「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」「FE 12-24mm F4 G」など、最近のソニー純正レンズが入っていないのは少し残念。ここ最近で光学性能の水準がグンと高まった印象があるので気になるところ。
(実際、SABで高評価となっているレンズはDXOMARKでまだテストされていません)

DXOMARKのデータベースとしては順当な結果。やはりFE55mm F1.8やFE50mm F1.4 ZA、FE85mm F1.4 GM、FE85mm F1.8などがα7R IVの解像性能を活かしやすいレンズとのこと。
比較してズームレンズはなかなか苦しそうですね。特に標準域は一長一短があり、ズームレンジ全域でハイパフォーマンスは期待できないようです。
その一方、APS-Cクロップで2600万画素ほど残ることから、中央解像の高い望遠ズームレンズは相性が良さそう。特にズームレンジ全域で安定したパフォーマンスを発揮する100-400mmと組み合わせると面白そうですねえ。

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