Canon Rumorsが低い格付けでRFレンズに関する噂情報を発信。「24-105mm F2.8」が登場するという匿名の情報を2回ほど受け取ったようです。
Canon Rumors:Is a Canon RF 24-105mm f/2.8L IS on the way? [CR1]
キヤノンは2023年に多くのレンズを発表する。期待されているのは、大口径の広角Lレンズだ。これに関しては、延々と話してきた。知り得た情報に関しては全てお伝えしている。
我々は、キヤノンが2023年前半にRF24-105mm F2.8 L ISを発表する予定であるという匿名の情報を2回受け取った。RF24-70 F2.8 L IS、RF24-105 F4-7.1 IS STM、RF24-105mm F4L ISと被る焦点距離だ。このレンジに4本目のレンズを追加することは、あり得ないと感じている。
EF24-70 F4L IS Macroを思い出すと、このレンズは重複して意味をなさないと考えられていたが、実際にはかなり人気のあるレンズだった。
この情報には驚いているが、現時点ではまだ否定する気にはなれない。キヤノンは、このレンズに1つか2つの特徴を加えて、他のレンズと区別する可能性がある。
とのこと。
キヤノンRFマウントには24mm始まりで標準域をカバーするレンズは既に5本あります(下部参照)。最も利用するであろうズーム域とはいえ、追加でレンズを投入するとは考えにくいですね。話半分か、それ以下の情報として考えておくべきでしょう。(Canon Rumorsの格付けはCR1と最も低い)
ただ、このような噂話の元となるネタが存在します。
2021年12月13日に「24-100mm F2.8」光学系の実施例を含むキヤノンの特許が公開。
後処理できる収差を残したミラーレスらしい設計の光学系で、ズーム域を考慮するとコンパクトサイズに抑えられています。Lシリーズと称するには歪曲収差の補正が強めと感じるかもしれないので、汎用性の高い無印 F2.8ズームとして登場すると面白そう。ニコンがタムロンOEMと思われる2本目のF2.8 標準ズーム「NIKKOR Z 28-75mm F2.8」を投入しているので、既存の24-70mm F2.8と区別して24-100mm F2.8をリリースする可能性はなくもない。
とは言え、公開が2021年、出願日はさらに前となる特許です。このような特許の光学系が今になって商品化する例は少ない。何かの計画中に、廃案となった可能性もあります。過度な期待はしないほうが良いでしょう。
参考:キヤノン RFレンズ一覧
RF ズームレンズ
- RF10-20mm F4 L IS STM
- RF14-35mm F4 L IS USM
- RF15-35mm F2.8 L IS USM
- RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
- RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
- RF24-70mm F2.8 L IS USM
- RF24-105mm F2.8 L IS USM Z
- RF24-105mm F4 L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2 L USM
- RF70-200mm F2.8 L IS USM
- RF70-200mm F4 L IS USM
- RF100-300mm F2.8 L IS USM
- RF100-400mm F5.6-8 IS USM
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- RF200-800mm F6.3-9 IS USM
RF 単焦点レンズ
- RF16mm F2.8 STM
- RF24mm F1.8 Macro IS STM
- RF28mm F2.8 STM
- RF35mm F1.4 L VCM
- RF35mm F1.8 Macro IS STM
- RF50mm F1.2 L USM
- RF50mm F1.8 STM
- RF85mm F1.2 L USM
- RF85mm F1.2 L USM DS
- RF85mm F2 Macro IS STM
- RF100mm F2.8 L Macro IS USM
- RF135mm F1.8 L USM
- RF400mm F2.8 L IS USM
- RF600mm F4 L IS USM
- RF600mm F11 IS STM
- RF800mm F11 IS STM
- RF800mm F5.6 L IS USM
- RF1200mm F8 L IS USM
RF-S レンズ
- RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
- RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
- RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
- RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
噂のまとめ
カメラ
EOS R1
2023年春にティーザーが見れるかもしれない2023年後半まで期待できない- 2024年となる可能性あり
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
EOS R5 Mark II
- 新型6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- 30fps 電子シャッター連写
- 12fps メカニカルシャッター連写
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- ソニーや富士フイルムに近いピクセルシフトマルチショット
- 2/4/8倍のデジタルテレコン
- R3やR6 IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
- 8K 60pの内部収録(RAWは確認中)
- 4K ~120pの内部収録(オーバーサンプリング)
- FullHD 240p
- フォーカスブリージング補正
- R6 Mark IIと同じ新しい熱対策(8Kで40分以上)
- デュアルCFexpress Type B
- HDMI Aポート
- デュアルUSB-Cポート
- 944万ドット EVF
- 動画撮影に最適な新デザインのバリアングルモニタ
2023年Q2・Canon Rumors自身がこれを否定
- 2024年前半
RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
・EOS R7 C:2023年後半
レンズ
- TS-R 14mm F4L
・2021年後半
・高画素モデルと共に登場 - TS-R 24mm F3.5L
・2021年後半
・高画素モデルと共に登場 - RF10-24mm F4 L USM
- RF18-45mm f/4-5.6 IS STM
・もともと2021年第一四半期で発表される予定だったが延期 - RF12mm F1.8 L USM
- RF24mm F1.4 L USM
- RF28mm F1.4 L USM
- RF35mm F1.2 L USM
・2021年Q4・2023年
- RF300mm F2.8 L IS USM
・2023年
・EFレンズ比で全長が30%減
・EFレンズ比で重量が40%減 - RF400mm F4 DO IS USM
・2022年 - RF500mm F4 L IS USM
・2022年 - RF-S22mm F2 STM
- RF-S11-22mm F4.5-5.6 IS STM
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