Canon WatchがキヤノンRFレンズに関する噂情報を発信。どれほど期待できる情報なのか不明ですが、「RF60mm F1.0」を開発中と言われている模様。
Canon Watch:CANON MIGHT RELEASE A 60MM F/1.0 LENS FOR THE RF MOUNT
ある噂が我々のメールボックスに入ってきた。キヤノンがRF 60mmF1.0レンズを開発中とのことだ。しかし、RF60mm F1.0レンズの仕様を得ることは出来なかった。
一般的な50mmではなく、60mmという焦点距離に少し驚いている。伝説的なEF50mm F1.0LをEOS Rシステムに導入する方がより意味があることのように思う。しかし、RFマウントが提供する光学設計の可能性を考えると、60mmの方が良いのかもしれない。いずれにしても、キヤノンが我々を驚かせるのは初めてのことでは無い。
RF60mm F1.0は間違いなく可能だと考えている。50mmには「RF 50mm F1.2」という傑作がすでにあるので、同じ焦点距離で、「F1.0」は、おそらくあまり意味がないのだろう。
キヤノン「EF50mm F1.0L USM」と言えば1989年に登場した一眼レフ用の超大口径レンズですね。大口径EFマウントを最大限活用した後玉が特徴的で、超大口径レンズにも関わらずリングUSM駆動のAFに対応しています(もちろん現代の光学性能の水準を維持しながらAFは非常に難しいと思いますが)。30年前に既にこのようなレンズが存在していたのは凄いですね。Flickrの専用ページなどでは、このレンズのユーザー投稿を確認することが出来ます。
キヤノンのF1.2やF1.4の大口径単焦点レンズ、F2やF2.8の大口径ズームレンズに関する実施例を含んだ特許出願が山のように存在します。しかし、F1.0の実施例は非常に少ないです。特に今回噂されている60mmの超大口径レンズの実施例は見たことがありません。(18mm F1.0や像面湾曲センサー用ならある)
果たして本当に登場するのか?登場したとしても極めて高価なレンズになるのか?そもそもAFに対応しているのか?など様々な疑問があるものの、まずは話半分で聞く噂話と思っておいたほうが良さそう。
EF50mm F1.0L USM | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ソフマップ | e-BEST | ノジマ | PayPay |
ビックカメラ | ヤマダ | PREMOA |
参考:現行のRFレンズ一覧
RF ズームレンズ
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
- RF70-200mm F4 L IS USM
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
RF 単焦点レンズ
- RF35mm F1.8 Macro IS STM
- RF50mm F1.2L USM
- RF50mm F1.8 STM
- RF85mm F1.2L USM
- RF85mm F1.2L USM DS
- RF85mm F2 Macro IS STM
- RF100mm F2.8L MACRO IS USM
- RF400mm F2.8L IS USM
- RF600mm F4L IS USM
- RF600mm F11 IS STM
- RF800mm F11 IS STM
サイト案内情報
キヤノンレンズ関連記事
- RF10-20mm F4 L IS STM 10mmカバーながら驚くほどコンパクト
- キヤノン EOS R1・R5 Mark IIが供給不足リストから外れる
- Adobe Camera RAWがα1 IIやZ50II、RF F1.4 L VCMなどに対応
- キヤノン「RF65mm F2 IS」「RF-S50mm F2 IS」「RF-S85mm F2 IS」を想定したような特許出願
- キヤノン「15-50mm F4-6.3」「17-60mm F2.8-5.6」など光学系の特許出願
- キヤノン 薄型広角レンズ「21mm F5.6」「24mm F8」「26mm F3.5」光学系の特許出願
- キヤノン EF50mm F1.2L USM 生産完了
- RF35mm F1.4 L VCM 軽量化と高性能を両立しているが逆光耐性と色収差が課題
- キヤノン ”カモメレンズ”を使用したコンパクトな85mm F1.8 光学系の特許出願
- RF100-300mm F2.8 L IS USM プロ仕様の新たな基準を打ち立てる一品
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。