ニコンZ 9の低解像モデル「Z 9S」説

The PhoblographerがZ 9の派生モデル「Z 9S」に関する仮説について持論を展開しています。個人的には初耳ですが、Z 9の低解像センサーモデルと推測している模様。

The Phoblographer：IS THE NIKON Z9S COMING SOON WITH 33MP AND 60FPS?

ニコンZ 9に新しいファームウェア

ニコンは、Z 9に着実なアップデートをもたらしている。

Z 9はオートフォーカス性能のアルゴリズムが大幅に刷新され、フレームレートがさらに速くなるのだろうか？

ソニーα1やキヤノンEOS R3にはまだ完全に対抗できていない。

Z 9はソニーα1とほぼ同等の解像度を持つが、オリンピックを撮影するのであれば、なぜソニーではなくニコンを選ぶのだろうか？

実のところ、私にはよくわからない。Z 9でプリキャプチャーモードが追加されても、ファイルはJPEGとしてしか保存されない。もしRAWで保存できるのであれば、ソニーα1やキヤノンEOS R3ではなく、ニコンZ 9を選ぶ大きな理由になるだろう。

ニコン Z 9S

ニコンがデジタル一眼レフ時代に行ったことを踏襲した、ニコンZ 9Sが登場する可能性があるという説がある。
（訳注：おそらく、「D3X（2,450万画素）」「D3S（1,210万画素）」を指しているのだと思います。「D4」「D4S」は同程度の解像度です。）

これは、より低い解像度で撮影する、より高速なZ 9派生モデルかもしれない。

もしニコンが3300万画素で秒間60コマ、あるいは120コマで撮影する方法を見つけることができれば、おそらく非常に大きなものを手にすることができるだろう。

ソニーはα9 IIIという形で、このようなものを発表するかもしれない。

ニコンには、ソニーの真似をする以上のことをしてほしい。

レンズについて

ニコンは現在、スポーツと野生動物の両方を撮影するための素晴らしいレンズを揃えている。

とはいえ、2024年のオリンピックまでに、ニコンから何か特別なものが出てくることを期待している。

とのこと。
個人的には初耳ですが、どうやら「Z 9s」というZ 9の低解像モデルかもしれない新機種の可能性に関する仮説があるようです（「Rumor」ではなく、あくまでも「Theory」）。

確かに、現状のニコンにはキヤノンやソニーに存在する低解像（2400万画素前後）のスポーツ向けミラーレスカメラが存在しません。あるとしたら一眼レフカメラの「D6」くらいでしょうか。高ISO感度性能の高い、2400万画素の積層型CMOSセンサーを使用したZカメラを期待している人も中にはいるはず。積層型CMOSセンサーでなければ「Z 6III」がその役を担うと思われますが、プロ向けのスポーツカメラとなるとα9シリーズのようなカメラが欲しいところですねえ。

実際、2024年のオリンピックに向けてキヤノンは「EOS R1」が噂され、ソニーも「α9 III」が以前から噂されています。ニコンは今のところ静かで、オリンピックに向けて何か新製品が登場する兆候は今のところなし。低解像の報道向けプロ用モデルを準備中だとしてもおかしくはありません。

とは言え、今のところニコン新機種は「Z f」が間近に迫ってていることくらいで、Z 9Sのようなモデルに関する噂情報は皆無。The Phoblographerがどこから情報を仕入れてきたのか不明ですが、今のところ、あまり期待しないほうが良いと思われます。需要はあると思うのですけども…。

噂のまとめ