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キヤノン「RF-S 55-250mm F4.5-7.1」となりそうなズームレンズの特許出願

2021年2月18日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。RF70-200mm F4LやF2.8Lなどの実施例に紛れてAPS-C向け「55-250mm F4.5-7.1」の実施例が含まれています。RF-Sレンズ登場なるか?

RF用APS-Cレンズ登場なるか?

  • 【公開番号】特開2021-21856(P2021-21856A)
  • 【公開日】2021年2月18日
  • 【発明の名称】ズームレンズおよび光学機器
  • 【出願日】2019年7月29日
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】軸上色収差や倍率色収差を低減するズームレンズを提供する。

実施例4

実施例1 実施例2
焦点距離 72.27-193.89 103.04-489.97
F値 4.08-4.12 4.60-7.20
半画角 16.67-6.37 11.86-2.53
像高 21.64 21.64
全長 137.50-193.12 219.06-319.06
BF 14.44-29.66 14.98-82.80
実施例3 実施例4
焦点距離 72.10-194.00 56.85-242.93
F値 2.89-2.91 4.50-7.10
半画角 16.70-6.36 13.51-3.22
像高 21.64 13.66
全長 163.87-224.89 123.69-188.73
BF 14.23-29.52 21.47-66.84

実施例1?3はレンズ構成が少し異なるように見えるものの、既存のRFマウント望遠ズームレンズ3本「RF70-200mm F4 L IS USM」「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」「RF70-200mm F2.8L IS USM」を想定したものとなっています。

しかし、実施例4と未掲載の実施例5は実用化されていないAPS-C向け望遠ズームレンズですね。像高は「13.66mm」のためキヤノンAPS-C向けで、バックフォーカスを考慮するとRFマウントかEF-Mマウントの可能性が高い。フェードアウトしつつあるEF-Mマウントは既に「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
?」が存在するので考えにくい。となると、APS-C RF向けとなるのかもしれませんね。

現時点でRFシステムのAPS-Cカメラボディは存在しません。しかし、将来的にEOS Mユーザーの需要を「RF-S」として取り込みたいのかも?

ここ最近のキヤノンRFレンズと同じく、開放F値はかなり割り切った感があります。望遠端では「F7.1」と非常に暗く、150mmの中間域でも「F6.8」と”暗黒ズーム”と呼ぶにふさわしい数値になっています。未来のAPS-Cボディで「Wズームキット」が登場するとしたら、このような望遠ズームがセットとなるのかなと。

参考:RFレンズ一覧

RF ズームレンズ
RF 単焦点レンズ

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