近日登場と噂されているニコン「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」と「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」の製品画像が出回り始めました。さっそく競合製品や他社とレンズサイズを見比べてみました。
(正式発表されました)
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
ニコン「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」と「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」が販売店に登録されました。#噂 pic.twitter.com/uiXddodduy
? 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) June 1, 2021
S-Lineの本格的な中望遠マクロレンズのようですね。OLEDパネルを搭載しているので「F1.8 S」シリーズよりも少し高価なレンズとなるかもしれません。キヤノンRF100mm F2.8 L マクロ IS USMが20万円近いので、Z 105mmもそれに近い値付けとなるのでしょうか。
マウント付近のローレット加工が施されたリングが単なるグリップなのか、それともコントロールリングなのか気になるところ。画像からL-Fnボタンも搭載していることが分かります。
レンズサイズはZ 85mm F1.8 Sよりも大きく、Z単焦点の中では比較的大きめのモデルとなる模様。
50mm F1.2 Sと比べると小さいものの、そこまで大きな差はありません。コンパクトなZカメラと組み合わせるとフロントヘビーと感じるかもしれませんね。意匠はF1.2 Sとよく似ており、ハイグレードなS-Lineはこのデザインで統一するのでしょうか?
このクラスのミラーレス用マクロレンズとしては平均的なサイズに見えます。焦点距離・機能性が三者三様となっているので参考までに。
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
ニコン「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」の製品画像。#噂 #追加 pic.twitter.com/fu2BMFV0Ka
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単焦点レンズとしては初の無印Zレンズが登場する模様。標準マクロレンズであり、形状を見るに最短撮影距離で内筒が大きく伸びそうですね。どのような価格設定で投入するのか気になるところ。
ぱっと見でバヨネットタイプのレンズフードに対応していませんが、内筒の46mmフィルターの他に外装にねじ込みソケットが確認できます。ひょっとしたらねじ込み式のフードに対応しているのかもしれませんね。
レンズサイズはZ 50mm F1.8よりも小さく、F値にこだわらなければ携帯性の高い標準単焦点として利用できそうです。
似たようなスペックのソニー「FE 50mm F2.8 MACRO」と見比べてみると同程度のサイズであることが分かります。繰り出し式フォーカスでAF速度が遅めの可能性大。
噂のまとめ
噂のまとめ
- NIKKOR Z 105mm F2.8 S Micro ほぼ確定
- NIKKOR Z 50mm F2.8 Micro ほぼ確定
- NIKKOR Z 28mm F2.8 開発発表
- NIKKOR Z 40mm F2 開発発表
- NIKKOR Z 100-400mm VR S(可能性低い?)
- 新型DX Zカメラ(可能性低い?)
- DX Zレンズ(可能性低い?)
- Fマウント新製品の登場は無い
参考:ニコン現行レンズとロードマップ
Z ズームレンズ
- NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
- NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
- NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
- NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
- NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
- NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
- NIKKOR Z 70?200mm f/2.8 VR S
Z 単焦点レンズ
- NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
- NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct
- NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
Z DXレンズ
ロードマップ
参考:フラッグシップモデルの噂
Nikon Z 最上位モデル「Z 9」最新情報・噂 まとめページ
噂など
確定情報
- Z 9が開発発表されている
- インタビューで「2021年内」と述べている
- インタビューで「高解像積層型CMOS搭載」と述べている
- 海外認証機関に新型バッテリー「EN-EL18d」が登録されている
噂
- タワージャズ製の完全自社開発のCMOSセンサーとなる
- 2021年秋ごろZ 9が登場する
- Z 8はまだ正式に計画されていない
- Z 9のプロトタイプは来年の東京オリンピックで使用されるかもしれない
- Z 400mm F2.8もまた、来年のオリンピックに向けて登場すると言われている
- Z 9はD6のボディに、R5のイメージング、α9 IIのAF、ブラックアウトフリーのEVFと言われている
- 4600万画素センサー(以前の噂では6100万画素と言われていた)
- 高解像積層型CMOSセンサー
- 20コマ秒連写
- 8K 30p・4K 120p
- 新しいEXPEEDプロセッサ(8K用の設計)
- AFが向上(被写体認識AF)
- デュアルXQD・CFexpress Bスロット
- ISO64-25600 Hi1・Hi2
- 高解像・ブラックアウトフリーEVF
- 新しいユーザーインターフェース
ーD6のような背面サブモニタなし - 新型バッテリー:EN-EL18x
- ギガビットLAN・USB-C・Wi-Fi・GPS
- 6000-7000ドル
参考:開発発表時のプレスリリース
ニコン:フラッグシップモデルのフルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 9」を開発
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、「ニコン Z マウント」を採用した初のフラッグシップモデルとなる、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコン Z 9」の開発を進めています。発売は、2021年内を目指しています。
ニコンの最先端技術を「Z 9」に結集させ、静止画・動画ともに過去最高の性能を発揮することを目指しています。幅広いジャンルで活躍するプロフェッショナルの極めて高いニーズに応えるべく、鋭意開発を行っています。
新開発のニコンFXフォーマット積層型CMOSセンサーと画像処理エンジンを搭載。また、次世代の映像表現を見据え、8K動画撮影をはじめとした、さまざまなニーズやワークフローに応える多彩な動画機能を有します。
「Z 9」は、道具としての使い心地を極め、これまでの一眼レフカメラ、ミラーレスカメラを超える新しい映像体験を提供します。
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