キヤノン「RF135mm F2.5 Macro」を想定したと思われる特許出願

2020年7月9日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。「RF135mm F2.5 Macro」「RF100mm F2 Macro」のようなハーフマクロの実施例を含んでいます。135mm F2.5は面白そうですねえ。

【公開番号】特開2020-106780(P2020-106780A)

【公開日】2020年7月9日

【出願日】2019年1月31日

【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社

【課題】全系の小型化を図りつつ、無限遠から近距離までの物体距離全般にわたり光学性能を良好に維持することが容易な光学系を得ること。

実施例1 実施例2 実施例3

焦点距離 82.80 98.00 82.80

F値 1.85 2.06 2.85

画角 14.64 12.45 14.64

像高 21.64 21.64 21.64

全長 148.42 130.79 119.61

BF 15.80 15.37 23.86

結像倍率 -0.5倍 -0.5倍 -0.5倍

実施例4 実施例5 実施例6

焦点距離 68.00 82.80 135.00

F値 1.85 2.50 2.50

半画角 17.65 14.64 9.10

像高 21.64 21.64 21.64

全長 134.72 148.36 179.59

BF 10.59 13.96 34.00

結像倍率 -0.5倍 -1.0倍 -0.5倍

像高とバックフォーカスを考慮するとキヤノンRFマウント用の交換レンズを想定したものでしょうか？「135mm F2.5」「85mm F1.8」「85mm F2.8」など様々な焦点距離とF値の組み合わせとなっています。
個人的に気になるのは135mm F2.5。85mmや100mmよりワーキングディスタンスを取りやすく、程よく狭い画角はマクロ撮影に使いやすそうです。APS-Cで90mmマクロレンズを使った時と似たような画角ですね。135mmをAPS-Cクロップで使えば200mmの望遠マクロとして利用することも可能。夢が広がります。

参考：本格的なRFマクロレンズの特許出願

参考：現行のキヤノンRFレンズ一覧

RF ズームレンズ

RF 単焦点レンズ

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	実施例1	実施例2	実施例3
焦点距離	82.80	98.00	82.80
F値	1.85	2.06	2.85
画角	14.64	12.45	14.64
像高	21.64	21.64	21.64
全長	148.42	130.79	119.61
BF	15.80	15.37	23.86
結像倍率	-0.5倍	-0.5倍	-0.5倍
	実施例4	実施例5	実施例6
焦点距離	68.00	82.80	135.00
F値	1.85	2.50	2.50
半画角	17.65	14.64	9.10
像高	21.64	21.64	21.64
全長	134.72	148.36	179.59
BF	10.59	13.96	34.00
結像倍率	-0.5倍	-1.0倍	-0.5倍