Canon Rumorsがキヤノン新製品の噂情報を発信。いまだに登場しない「RF500mm F4」は、2023年後半に「RF200-500mm F4 L IS USM 1.4×」として登場するかもしれないと情報を受け取っている模様。
Canon Rumors:Will the EF 500mm f/4L IS USM II replacement for the RF mount be a zoom?
キヤノンはRFマウントの超望遠レンズの選択肢を増やすという素晴らしい仕事をしてきた。しかし、EF 500mm F4L IS II USMのRFバージョンが欠けている。
キヤノンはこれまで400mm F2.8と600mm F4を同時にアップグレードし、300mm F2.8と500mm F4も同じようにしてきた。そしてキヤノンは最近発表したRF100-300mm F2.8L IS USMで、300mm F2.8ユーザーに新しい試みを提案している。
今年は超望遠ズームについて、相反する情報が多くあったが、RF 100-300mm F2.8L IS USMは正しいことが判明した。では、500mmはどうか?
我々が受け取った最も一貫した情報の断片は、500mmのRFバージョンはRF 200-500mm F4L IS USM 1.4xという形でズームにもなることを示唆している。TCを使用すると、280-700mm F5.6L IS USMになる。
サイズと重量はEF 500mm F4L IS USMと同様で、EF 200-400mm F4L IS USM 1.4xより1ポンドほど軽くなる予定だ。
価格は、また5桁のレンズが登場すると言っていいと思う。
2023年の後半に正式発表があると予想している。
とのこと。
この情報の信ぴょう性は不明ですが、Canon Rumorsはそれなりに信用している情報のように見えますね。キヤノンEFマウントには「EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×」というコンバージョンレンズ内蔵の超望遠レンズが存在しており、このようなレンズの望遠端が100mm伸びたRFレンズが登場する可能性がある模様。なくもなさそうなスペックですが、サイズや重量を抑えながら実現できるのか気になるところですね。産駒までに関連レンズのサイズと重量を下部に掲載。
- RF600mm F4L IS USM
・サイズ:φ168mm×472mm
・重量:3090g - EF500mm F4L IS II USM
・サイズ:φ146mm×383mm
・重量:3190g - EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×
・サイズ:Φ128mm×366mm
・重量:3,620g
EF500mm IIと同じサイズ・重量となると、200-400mm F4と比べて少し大きく、500gほど軽量なレンズとなる模様。これで望遠端を500mmまでカバーしているのであれば驚きですね。エクステンダーで700mm F5.6、外付けエクステンダーも利用可能ならさらに焦点距離を拡張できそうです。
参考:キヤノンRFマウントレンズ一覧
RF ズームレンズ
- RF10-20mm F4 L IS STM
- RF14-35mm F4 L IS USM
- RF15-35mm F2.8 L IS USM
- RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
- RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
- RF24-70mm F2.8 L IS USM
- RF24-105mm F2.8 L IS USM Z
- RF24-105mm F4 L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2 L USM
- RF70-200mm F2.8 L IS USM
- RF70-200mm F4 L IS USM
- RF100-300mm F2.8 L IS USM
- RF100-400mm F5.6-8 IS USM
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- RF200-800mm F6.3-9 IS USM
RF 単焦点レンズ
- RF16mm F2.8 STM
- RF24mm F1.8 Macro IS STM
- RF28mm F2.8 STM
- RF35mm F1.4 L VCM
- RF35mm F1.8 Macro IS STM
- RF50mm F1.2 L USM
- RF50mm F1.8 STM
- RF85mm F1.2 L USM
- RF85mm F1.2 L USM DS
- RF85mm F2 Macro IS STM
- RF100mm F2.8 L Macro IS USM
- RF135mm F1.8 L USM
- RF400mm F2.8 L IS USM
- RF600mm F4 L IS USM
- RF600mm F11 IS STM
- RF800mm F11 IS STM
- RF800mm F5.6 L IS USM
- RF1200mm F8 L IS USM
RF-S レンズ
- RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
- RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
- RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
- RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
噂のまとめ
カメラ
EOS R1
2023年春にティーザーが見れるかもしれない2023年後半まで期待できない- 2024年となる可能性あり
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
EOS R5 Mark II
- 新型6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- 30fps 電子シャッター連写
- 12fps メカニカルシャッター連写
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- ソニーや富士フイルムに近いピクセルシフトマルチショット
- 2/4/8倍のデジタルテレコン
- R3やR6 IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
- 8K 60pの内部収録(RAWは確認中)
- 4K ~120pの内部収録(オーバーサンプリング)
- FullHD 240p
- フォーカスブリージング補正
- R6 Mark IIと同じ新しい熱対策(8Kで40分以上)
- デュアルCFexpress Type B
- HDMI Aポート
- デュアルUSB-Cポート
- 944万ドット EVF
- 動画撮影に最適な新デザインのバリアングルモニタ
2023年Q2・Canon Rumors自身がこれを否定
- 2024年前半
RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
・EOS R7 C:2023年後半
レンズ
- TS-R 14mm F4L
・高画素モデルと共に登場 - TS-R 24mm F3.5L
・高画素モデルと共に登場 - RF-S 広角レンズ
・次の新レンズ
・EF-M11-22mmがベースとなる - RF200-500mm F4 L IS USM 1.4×
・2023年後半
過去の情報は「2023年 カメラ・レンズの新製品情報 速報・早見表」を参照してください。
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