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VILTROXはキヤノンからRFマウント用レンズの販売停止を求められていた?

DPReviewのフォーラムにてVILTROXがキヤノンからRFマウント製品を販売停止を求められていたと話題になっています。

Photorumors:Viltrox: “We have been told by Canon to stop selling all RF mount products”

キヤノンはサードパーティがRFマウント用のミラーレスレンズをリリースするのを積極的に阻止しているようです。顧客と中国のレンズメーカーVILTROXとの会話を見てみよう。(一次ソースはDPReview

Viltroxは基本的にキヤノンから「すべてのRFマウント製品の販売を停止するように」言われたことを認めている。

キヤノンRFマウントを使用することの法的側面については不明だが、中国から発売される最新のレンズは素晴らしく、数年前のレンズから大幅に改善されている。中国製レンズにはアフターサービスの問題が残っているが、価格を考慮すると新しいものを買えばいい。

とのこと。
少し前にサムヤンやVILTROX製のキヤノンRFマウントが忽然と姿を消したのが話題となりましたね。サムヤンは「技術的な問題」と主張していましたが、少なくとも画像の会話の中でVILTROXはキヤノンから販売の停止を求められたと主張しているようです。(もちろん、この画像がフェイクである可能性もありますが…)これが本当であれば、今後も(電子接点付きの)キヤノンRFマウント用のサードパーティレンズが登場する可能性は低そう。ただし、キヤノンはフルラインアップ戦略を提唱しており、既に幅広い選択肢のRFレンズを用意しています。サードパーティ製レンズを締め出すだけの行動力はあるのかなと。

ちなみに私はサムヤンAF 85mm F1.4 RFが製造中止になる前のユーザーだったりします。その後も魅力的なAFレンズを投入し続けているだけにサムヤンレンズがEOS Rシステムで利用できないのは惜しい。とは言え、RFレンズが増えてきた現在はサムヤンレンズの必要性も下がってきていますが…。

その一方で、ニコンは中国でのインタビューにて「社外製のZマウントレンズの製造中止を求めてはいない」と言った趣旨の発言をしています。実際、ニコンからはコシナが正式にマウント情報を開示してもらい開発したと思われるレンズをリリースしており、VILTROXはZマウント用のレンズを投入しています。この方向性の違いが将来どのような影響を与えるのか、今後の動向に注目ですねえ。

VILTROXレンズ一覧

フルサイズ

APS-C

参考:RFレンズ一覧

RF ズームレンズ
RF 単焦点レンズ
RF-S レンズ

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