このページでは一眼カメラ用交換レンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)」の情報を収集しています。
最新情報
- ニコンは近日中にタムロンOEMの広角ズームレンズを発表する? 2022年9月19日
- タムロン「17-28mm F/2.8 Di III VXD G2」となりそうな特許出願 2021年9月13日
- タムロン「17-28mm F/2.8 Di III RXD」は注意点もあるが非常に説得力のある光学性能 2021年2月12日
- タムロン17-28mm F/2.8 Di III RXDは価格・サイズ・光学性能に妥協が無い魔法のレンズ 2020年8月6日
- タムロンが「17-28mm F/2.8 Di III RXD」の不具合修正用ファームウェアアップデートを公開 2020年6月22日
- タムロン17-28mm F/2.8 Di III RXD 小型軽量・低価格ながら画質を犠牲にしていない【海外の評価】 2020年3月30日
- タムロン17-28mm F/2.8 Di III RXD ズームレンジが狭いものの全域で均質性の高い画質【海外の評価】 2020年3月16日
- 17-28mm F/2.8 Di III RXDは最高の光学性能では無いがコスパ最高な広角ズーム【海外の評価】 2019年10月5日
- タムロン17-28mm F/2.8 Di III RXDは純正レンズから乗り換える価値のあるレンズ【海外の評価】 2019年9月23日
- タムロン17-28mm F/2.8 Di III RXDは逆光耐性に優れた小型軽量な広角ズーム【海外の評価】 2019年9月16日
レンズデータ
ブログ
レビュー
購入早見表
レンズデータ
関連レンズ
- FE 12-24mm F4 G
- Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4?ZA OSS
- FE 16-35mm F2.8 GM
- 12-24mm F4 DG HSM
- 14-24mm F2.8 DG HSM
更新履歴
- 2020-06-22:タムロンがファームウェアアップデートを公開しました。
- 2020-05-12:タムロンが一部カメラのと組み合わせで不具合を告知しています。
- 2019-08-24:Dustin Abbottがレビューを掲載しています。
- 2019-08-08:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
- 2019-08-01:フォトヨドバシが実写レビューを掲載しています。
- 2019-07-23:DPReviewがサンプルギャラリーを公開しています。
- 2019-07-16:Mobile01がレビューを掲載しています。
- 2019-07-04:Mobile01が外観と作例をいくらか掲載しています。
- 2019-06-28:正式発表されました。
海外の評価
Optical Limits
Optical Limits:Tamron 17-28mm F/2.8 Di III RXD - Review / Test Report
レンズの紹介:
- タムロンは早くからミラーレス用レンズを投入し続けており、今では大部分のセグメントに対応するレンズをラインアップしている。その中の一つがこのレンズだ。
- ソニーとシグマが高性能を追求する中、タムロンは興味深い設計思想を継続している。小型軽量化を目指し、F2.8ズームとしては珍しいレンズに仕上がっている。価格も手ごろだ。
ビルドクオリティ:
- 28-75mm F2.8 Di III RXDと同じ特徴を数多く備えている。プロ仕様と言うよりはコンシューマーグレードのレンズだ。
- 長くてスリムな筐体はプラスチックをベースとしている。しかし、正確で頑丈に組み立てられている。
- ズーミングによる全長の変化は無いが、前玉は前後する。フィルターを装着することできちんとした耐候性を発揮するはずだ。
- 花形レンズフードが付属する。
携帯性:
- ズームレンジ全域でレンズの全長は一定だ。
操作性:
- リングは滑らかに回転する。
オートフォーカス:
- ステッピングモーター駆動のAFに対応している。
- 正確に言うと高速では無いが、この種のレンズとしては十分な速だ。
マニュアルフォーカス:
- 電子制御のフォーカスリングで正確に動作する。
手ぶれ補正:
- 光学手ぶれ補正は搭載していないが、ボディ側の補正機能を利用できる。
解像性能:
- ズームレンジが狭いのでハイパフォーマンスが期待される。これは真実だが、そうでない部分もある。
- 17mmから中間域までは最高のパフォーマンスを発揮する。広角ズームで望遠側を重視する人はいないだろう。
- 17mm F2.8は抜群の中央シャープネスだ。フレーム端はF2.8で許容範囲内だが、F5.6?F8で非常に良好な性能となる。これは賞賛に値する。
- 21mmでもF2.8で弱点は無く、結果は少し良好だ。
- 28mmで状況は変わり、中央は非常に良好だが、フレーム端はF2.8とF4で少しソフトだ。F5.6?F8で改善する。
像面湾曲:
- 最小限だ。
ボケ:
- 驚いたことに超広角レンズながら玉ボケは良好な描写だ。
- 縁取りはわずかで、内側は少し騒がしい。このクラスではもっとも酷いレンズを見てきた。
色収差:
- F2.8で平均1.7ピクセルだが、F4で減少し、中程度の絞り値で良好な結果を得られる。
球面収差:
- 記載なし。
歪曲収差:
- 自動補正の場合は歪曲収差を心配する必要が無い。
- RAWでもミラーレス用レンズに予想していたほどの強度ではない。非常に穏やかだ。
周辺減光:
- 自動補正の場合は周辺減光は効果的に抑えられている。
- RAWでは17mm F2.8で-3EVと目立つ減光が発生する。これは一般的な数値よりも高い。
- 絞ると改善するが、17mm F8で1.7EVは褒められる数値ではない。
- ズームすると問題は改善するが、少なくともF2.8では問題が残っている。
コマ収差:
- 記載なし。
逆光耐性:
- 記載なし。
総評
タムロン17-28mm F2.8 Di III RXDは、数点の注意点があるものの、非常に説得力のある光学性能だ。超広角ズームであることを考慮すると、最も重要なところでかなりシャープなレンズである。歪曲収差は、広角ズームとてしは非常にまともだ。周辺減光の数値は、このクラスにおける他のレンズとほぼ一致している。ボケには一長一短があり、玉ボケは比較的きれいに描写されるが、全体的には少し騒がしい。
画質は価格の割にとても良好だ。また、ややプラスチックっぽい筐体は好みの問題である。しかし、このアプローチの紛れもない利点は、わずか420gという非常に軽い重量である。AF速度は少し遅いが、このクラスでディールブレーカーとなる要素ではない。
全体的に、しっかりとしたパフォーマンスを持つレンズだ。抜群のレンズでは無いが、実用的で、合理的な価格設定である。
Lensrentals
Lensrentals:MTF Tests of the Tamron 17-28mm and 28-75mm f/2.8 Di III RXD Lenses
タムロン「17-28mm F/2.8 Di III RXD」「28-75mm F/2.8 Di III RXD」のMTF結果を公開する。シグマ製品より手ごろな価格設定であり、ソニーGMの半値以下だ。しかし、コスト・サイズ・画質のうちどれかは犠牲になるものだ。このレンズはコスト・サイズに優れているため、画質は並みと予想される。しかし、我々はタムロンが奇跡を起こすことを願っている。実際にどうなっているのか見てみよう。
17-28mm F/2.8 Di III RXD
- 基本的に3倍ズームは広角端・望遠端・中間域の3ポイントでテストするが、2倍ズームは広角端と望遠端のみでテストしている。ちなみに10倍ズームはテストしていない(旅のお供だが高解像では無いからだ)。
- 17mmの中央は突き抜けたシャープさだ。そして広角レンズのわりには中央から離れたところもシャープさを保っている。しかし、サジタル・タンジェンシャルの分離に見られるように、かなりの非点収差が発生している。これは倍率色収差の影響もあるが、実際に非点収差も見られる。
- 28mmは中央シャープネスが低下するものの、非点収差・倍率色収差が無くなる合理的なトレードオフとなっている。
- 全体的にF2.8広角ズームとしては優れたパフォーマンスを備えている。
- AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDとの比較
フェアな比較では無いが、この画角が広く設計が難しいニコン製広角ズームは、(本当に良好な)初めての広角ズームレンズだった。タムロンの17mmとニコンの18mmを比べると、タムロンのほうが優れている。 - EF16-35mm F2.8L III USMとの比較
ニコンより新しく、タムロン寄りのズームレンジを備えている。広角端を見比べると互角の性能であることが分かる。価格はキヤノンが倍以上であることを考慮するとタムロンの勝利だ。 - FE 16-35mm F2.8 GMとの比較(広角端)
GMの半値でどれほど近い性能なのか?答えは「僅差」だ。中央はタムロンがよりシャープで、ソニーは非点収差が少ない。何を重視するかはあなた次第だ。 - FE 16-35mm F2.8 GMとの比較(28mm)
ソニーは24mm・タムロンは28mmでテストしている。この状況ではソニーが良好だ。しかし、半値のレンズとしてはタムロンもかなり良好な結果だ。 - EF16-35mm F2.8L III USMとの比較(28mm)
キヤノンとタムロンは同じような性能だ。
28-75mm F/2.8 Di III RXD
- 2倍以上のズームレンズなので3点で測定している。
- 28mmの中央シャープネスは並外れた性能だ。中央周辺も良好である。
- 55mmは中央があまり良く無いように見えるが、中央周辺は維持されている。
- 75mmは非常に平均的で許容範囲内だが、驚くような性能ではない。
- 一眼レフ用28-75mm F2.8は非常に人気のあるモデルだったが、比較して新しいRXDは古いレンズを凌駕しているのが明らかだ。ずっと良い。それにも関わらず、我々はこの古い28-75mm F2.8を良いレンズと思っていた。
- EF24-70mm F2.8L II USMとの比較
広角端の性能はほぼ同じだ。カメラでテストした場合は違いが分からないはずだ。
大部分の24-70mmと同じくどちらも望遠側で少し低下している。ただし、キヤノンは中央半分でタムロンより明らかに解像している。 - FE 24-70mm F2.8 GMとの比較
広角端ではソニーが僅かに有利、中間域ではさらにソニーが有利となる。望遠端はどちらも低下するがタムロンのほうが見劣りする。
個体差
- どちらも広角端における中央領域のバラつきは少ない。
- 28-75mmは55mmと75mmの中央だけ見ても個体差がかなりあることが分かる。どの個体にしても「凄い!」と呼べるものは無いが「かなり良好」な個体があれば「ソフト」な個体もある。
解像度の観点から「17-28mm F/2.8 Di III RXD」は本当に良好なレンズだ。価格とサイズを考慮すると驚くほど良い。Eマウントの広角ズームで17mm始まりで十分ならば考慮する価値がある。「価格・サイズ・光学性能」が両立している奇跡のようなレンズだ。
「28-75mm F/2.8 Di III RXD」はリーズナブルで優れたレンズだ。このズームレンジが必要で、価格を重視している場合は素晴らしい選択肢となるだろう。純正ズームを買う価格でさらに単焦点レンズが買えそうだ。
75mmの解像度は、少なくとも絞り開放で満足できない人がいるだろう。しかし、お散歩や休日写真家にとって価格に対して十分な性能になると思っている。タムロン以外のレンズの多くは2倍以上高いレンズであることを思い出す必要がある。
いつも言っている事だが、これは解像度テストに過ぎない。レンズに興味がある場合は他のレビューも参考にしてみるべきである。ただし、このレビューで参考にしてほしいのは個体差だ。レビュワーによって意見が割れているとしたら、それは個体差である可能性を考慮すべきだ。
Digital Camera World
Tamron 17-28mm f/2.8 Di III RXD
- 純正レンズのファンはこのレンズと比べ、ズームレンジの広さを指摘したがる。とは言え広角側の画角差は僅かであり、「28-75mm F/2.8 Di III RXD」の存在を考慮すると28mm止まりも理に適っている。
- 「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4?ZA OSS」と比較した時に考慮すべきは光学手ぶれ補正の有無だ。ただし、α7は第二世代以降でボディ内手ぶれ補正に対応している。
- レンズはLD・XLDレンズを含む13枚構成だ。ハイクオリティな鏡筒は防塵防滴仕様となっており、レンズマウントにはシーリングが施されている。
- ズームリング・フォーカスリングの操作性は優れている。
- レンズサイズは73×99mm、重量はわずか420gだ。α7・α9との組み合わせでバランスが取れている。
- オートフォーカスはステッピングモーター駆動を採用している。ファストハイブリッドAFに対応しているほか、瞳AFやDMFも利用可能だ。
- オートフォーカスは無音かつ超高速。一貫して正確なフォーカシングである。
- 超広角レンズで四隅まで解像性能を維持するのは課題だが、このレンズはF2.8の絞り開放でもフレーム全域で優れたシャープネスを得ることが出来る。
- 色収差は最小限に抑えられているが、補正しないとフレーム隅で僅かに目に付く可能性がある。
- 歪曲収差は良好に補正されている。17mmで樽型、以降は糸巻き型へと変化する。
- 周辺減光はズームレンジ全域でかなり目立つが、1段絞ると大きく改善する。
安いレンズでは無いが、ソニー「FE 16-35mm F2.8 GM」の半値以下で買える超広角ズームレンズだ。小型軽量でα7・α9と組み合わせた時のバランスが素晴らしい。小型軽量・低価格だが画質と汎用性は犠牲になっておらず、純正を買わずにタムロンを選ぶ理由となる。
タムロンはここ数年で着実に実力を付けてきた。見事な性能・優れた操作性・驚異的な画質を実現している。
長所:並外れた光学性能・F2.8・防塵防滴・優れたビルドクオリティ
短所:手ぶれ補正なし・狭いズームレンジ・16-35mmより狭い画角
Phototrend
TEST TAMRON 17-28 MM F/2,8 DI III RXD, ZOOM ULTRA GRAND-ANGLE POUR HYBRIDES SONY PLEIN FORMAT
- 一般的な広角ズーム「16-35mm」と比べると「17-28mm」とズームレンジが狭く汎用性は低い。手ごろな価格設定と光学性能の維持そしてレンズサイズの小型化のために妥協すべきポイントとなったのだろう。
- ズームレンジは狭いが、F2.8の明るさと最短撮影距離19cmは役に立つ。
- ステッピングモーター駆動の静かで高速なAFは動画撮影にも適している。
- レンズサイズは7.3cm×9.9cmで全長は一定だ。重量は420gであり、とてもコンパクトで軽量な広角ズームレンズであることが分かる。α7R IIIとの組み合わせでバランスは良好だ。
- Di IIIの単焦点・ズームレンズは全てフィルター径が67mmで統一されている。
- 外装はポリカーボネート製のシンプルなデザインだ。レンズ鏡筒にボタンやスイッチは存在しない。全てカメラ側で制御する。
- ズームリングは幅広く滑らかに動作する。17mmから28mmまでの回転量は約90°だ。
- フォーカスリングは幅が狭く、ハードストップは無い。28-75mm F2.8ユーザーにはお馴染みの操作性だ。
- 前玉にはフッ素コーティングが施されているのでメンテナンスが簡単だ。
- ズームレンジ全域で優れたシャープネスだ。17mmは絞り開放から優れており、28mmも非常に良好だが、ピークはF4まで絞った時となる。
- フレーム全域の均質性が高く、17mmでも28mmでもフレーム端まで良好だ。フレーム端で最高の結果を得るにはF4~F5.6まで絞る必要がある。
- 色収差はをとても良好に補正している。テスト中に色収差が問題となることは無かった。
- 目立つフレアやゴーストは発生しない。
- 周辺減光は17mm F2.8で目に付くが、F4まで絞ると解消する。28mm側で周辺減光はほとんど発生しない。
- 歪曲収差は17mm側で樽型歪曲が発生する。20mm前後までズームすると解消するが、28mmでは糸巻き型歪曲となる。今ではLightroomのレンズプロファイルで簡単に補正可能だ。
- α7R IIIとの組み合わせでオートフォーカスに不満は無い。動体でも静止体でも素早くフォーカス可能だ。悪条件でもパフォーマンスは一定である。
- FE 16-35mm F2.8 GM:非常に優れた画質と幅広いレンジを備えたF2.8ズームだ。ただし、680gと重く、88.5×121.6mmと大きい。そして2,399ユーロと高価なレンズである。
- 14-24mm F2.8 DG DN:明るく画角の広い広角ズームレンズだ。ただし、出目金レンズでフィルターが付かず、タムロンと比べてレンズサイズが大きく重い。
- FE 12-24mm F4 G・Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4?ZA OSS:どちらもF4ズームである。そしてタムロンはより安価に手に入れることが可能だ。
- タムロンは「17-28mmのズームレンズで良いのか?」を良く考える必要があるものの、それ以外は優秀な選択肢となるだろう。
数週間このレンズを使用して「28-75mm F/2.8 Di III RXD」と同じく売れるレンズだと感じた。純正より小型軽量で「F2.8ズーム」に必要な光学性能を備えている。さらに価格が安く、防塵防滴、静かなAF、接写性能が高いという強みを持つ。
17mm始まり、歪曲収差を考慮すると完璧なレンズとは言えないが、妥協すべきポイントだろう。本当に考えるべきは17-28mmのズームレンジだ。
長所:小型軽量・良好なシャープネス・均質性・接写でのボケ描写・耐候性・価格
短所:周辺減光・歪曲収差・AF/MFスイッチが無い・手ぶれ補正無し・ズームレンジ
PhotographyBlog
コストパフォーマンス抜群の広角レンズ
- F2.8ズームレンズとしては驚くほど軽量でコンパクトなレンズだ。α7シリーズに加えてAPS-C α6000シリーズのような小型ボディとも相性が良い。
- ビルドクオリティはSPシリーズほどでは無いが、ポリカーボネート製鏡筒で良好なクオリティを維持しているように感じる。
- 設計は日本と大きく表示されているが、実際に作っているのはベトナムだ。
- 28mmまでズームインしても全長は全く伸びない。よく見ると内筒が前後しているものの、外装を飛び越えて伸びることは決してない。
- オートフォーカスはRXDを採用しており、静かで動画撮影にも最適だ。DMFも利用可能である。α7 IIIとの組み合わせで快適で満足のいくフォーカシングである。
- 色収差はとても良好に補正されている。
- F2.8では顕著な周辺減光が見られる。これを解消するにはF5.6以降まで絞る必要がある。
- 17mmでは樽型歪曲が見られる。
- ボケの評価には個人差があると思うが、我々の見解としては良好に見える。
- 17mmのシャープネス:
・中央:F2.8~F16で際立ったパフォーマンスを発揮する。F22で回折の影響を受ける。
・端:F5.6~F11で最適なパフォーマンスを得ることができる。 - 20mmのシャープネス:
・中央:F2.8~F16で際立ったパフォーマンスを発揮する。F22で回折の影響を受ける。
・端:F5.6~F16で最適なパフォーマンスを得ることができる。 - 24mmのシャープネス:
・中央:F2.8~F16で際立ったパフォーマンスを発揮する。F22で回折の影響を受ける。
・端:F5.6~F16で最適なパフォーマンスを得ることができる。 - 28mmのシャープネス:
・中央:F2.8~F16で際立ったパフォーマンスを発揮する。F22で回折の影響を受ける。
・端:F5.6~F16で最適なパフォーマンスを得ることができる。
最高の光学性能とは言えないが、コストパフォーマンス抜群の広角ズームレンズであることは間違いない。28-75mm F2.8 RXDよりも優れており、ズームレンジ全域におけるF2.8のが画質は向上している。さらに小型軽量でコンパクト、オートフォーカスは静かで高速だ。この調子で望遠ズームレンズが登場するのも楽しみである。
Admiring Light
Lesnumerique
Dustin Abbott
優れた光学性能
- ここ最近のレンズは大型化の一途をたどっている。光学性能は高いが旅行する時には嵩張ってしまうので小さなレンズが欲しくなる。17-28mm F2.8 RXDは間違いなく全長の短いレンズでとても軽量だ。
- GMやZAよりズームレンジこそ狭いものの、より軽いレンズである。
- 鏡筒は大部分が軽量金属かエンジニアリングプラスチックを使用している。外観で唯一の欠点はAF/MFスイッチが無いことくらいだ。
- ズーム操作によりレンズ鏡筒の長さは変化しない。鏡筒内で前玉の移動は見られるが、レンズ内部で完結している。ズームリングは滑らかで良好な抵抗感である。少し硬いと言うコメントも見られるが、私の個体ではそう感じなかった。
- フォーカスリングはズームリングより狭く、ズームリングとは異なる触感を持っている。滑らかで問題無い動作だ。
- RXDモーターを採用する2本目のレンズだ。とても高速で、静かであり、確実に被写体を捕捉する。ミラーレス用レンズに相応しい駆動方式だ。低照度ではソニーカメラ側の性能に足を引っ張られるが、精度は良好だ。瞳AFや追従連写でも良好な結果を得ることが出来た。
- 動画撮影時にAF動作音の問題は無い。
- 周辺減光はやや目立つが、他の広角レンズと比べて軽度だ。
- 17mm:
・歪曲は大きな樽型となり、陣笠状に歪んでいる。幸いにもレンズプロファイルで良好に補正される。歪曲が気になる場合は20mmくらいまでズームすると良いだろう。
・非常にシャープなレンズで、F2.8から大部分が高コントラストで優れた解像性能を発揮する。接写時でも優れたパフォーマンスを発揮し、無限遠ではよりシャープで豊かな色とマイクロコントラストを持っている。 - 20mm:絞り開放から良好なコントラストで低色収差となり完璧に実用的な画質だ。少し絞ると四隅パフォーマンスが向上する。歪曲収差と周辺減光が光学的に補正されているので風景撮影に最適な焦点距離だ。
- 24mm:20mmのパフォーマンスと似ている。
- 28mm:とても穏やかな糸巻き型歪曲だ。画角は28-75mm F2.8の28mmと比べて僅かに広い。
- 28-75mmのような暖色傾向とはならず、ニュートラル寄りだ。28mmを比較すると、28-75mmのほうがコントラストが僅かに高く、四隅がより解像している。17-28mmの28mmは劣っているものの、まだまだ良好な画質だ。
- 広角レンズはしばしば逆光耐性が弱いものだが、このレンズは顕著に良好だ。絞ることで美しい光条も発生する。
- 軸上色収差・倍率色収差の補正は良好だ。実写で問題は感じない。
- このレンズにボケを求める人は少ないだろうが、ボケ質はきちんとしている。
- コマ収差補正は完璧では無いが、優れたパフォーマンスで間違いない。
タムロン17-28mm F2.8 Di III RXDはコンパクトなレンズながら良いポイントが多い。多くの人にとって、遥かに高価なGMレンズに代わる優秀なサードパーティ製レンズとなるだろう。ズームレンジは狭いが、良好な防塵防滴・携帯性・非常に強力な光学性能・静かなAFと高い精度を備えている。
最も懸念すべき材料はズームレンジだが、これは価格設定を考えるとトレードオフだろう。このレンズは多くのファンを生み出すことになるだろう、ちなみに私もその一人だ。
長所:完璧な耐候性と美しいビルドクオリティ・高速かつ正確な優れたAF・美しい色とコントラスト・マイクロコントラスト・優れた逆光耐性・良好な色収差補正・レンズ補正対応・コストパフォーマンス
短所:ズームレンジが狭い・17mmで目立つ歪曲収差
ePHOTOzine
エディターズチョイス
- ソニーαシリーズはボディが小さいにも関わらず、一部のレンズがフルサイズ一眼レフと同じくらい大きく重いことが欠点だった。このタムロンレンズは素晴らしくコンパクトで、420gと控えめな重量だ。
- 外装はハイクオリティなプラスチックを使用し、全体的にとてもしっかりとした作りである。カメラとのバランスは良好で全体的にコンパクトだ。
- フィルター径は67mmで面白いことに28-75mm F2.8 RXDと同じサイズである。
- ズームリングはかなり硬いが滑らかに動作する。
- オートフォーカスはとても高速で正確だ。
- 17mmシャープネス(α7 III)
・中央:F2.8-F16 excellent、F22 very good。
・四隅:F2.8 very good、F4-F11 excellent、F16-F22 good。 - 20mmシャープネス(α7 III)
・中央:F2.8-F16 excellent、F22 very good。
・四隅:F2.8 very good、F4-F11 excellent、F16-F22 very good。 - 24mmシャープネス(α7 III)
・中央:F2.8-F16 excellent、F22 very good。
・四隅:F2.8 very good、F4-F16 excellent、F22 very good。 - 28mmシャープネス(α7 III)
・中央:F2.8-F16 excellent、F22 very good。
・四隅:F2.8-F16 excellent、F22 very good。 - シャープネスは顕著に良好であり、基本的に全ての絞り値と焦点距離が一貫して実用的だ。
- それほど目立たないが、四隅の色収差がいくらか発生する。
- 歪曲収差は17mmで-2.6%の樽型、20mmで-0.51%の樽型、24mmで1.05%の糸巻き型、28mmで1.34%の糸巻き型だ。高い数値では無いが、直線的な被写体では目に付くかもしれない。
- 逆光耐性は特に問題無い、優れた結果だ。
- 周辺減光は17mm F2.8で-2.0EV、20mm F2.8で-1.9EV、24mmと28mm F2.8で-1.7EVだ。
このレンズは優れたパフォーマンスを発揮し、操作性も素晴らしい、さらにリーズナブルな価格設定だ。小型軽量・簡易防滴を加えて全ての項目が長所となる。エディターズチョイスと評価するのはとても簡単だ。
長所:全体的に優れたシャープネス・特に中央で良好な色収差補正・程よい歪曲収差・良好な周辺減光・小型軽量・ビルドクオリティ。価格設定・簡易防滴・高速AF
短所:AF/MFスイッチ無
Camera Labs
ソニーGM以上の遠景解像
- サイズは73mm×99mmでズーミングによる全長の変化は無い。重量は420gであり、F2.8ズームレンズとしてはとても軽量だ。
- 最短撮影距離は0.23mだが、レンズ前面からわずか0.11mしか余裕が無い。
- フィルターは67mmである。ソニーGMの82mmと比べて遥かに低コストのフィルターを利用できる。
- 価格はなんとソニーGMの半値以下だ。
- 28mm使用時におけるピント位置の再現性は97.2%と良好だ。α7R IIとの組み合わせで40コマ中にピントミスは確認できない。
- 31mm幅のズームリングは65度の回転角を持つ。かなり硬いので指一本での操作は難しい。
- 13mm幅のフォーカスリングはとても滑らかで指一本での操作が可能だ。
- ある程度のフォーカスブリージングが見られる。ピント距離が近いと画角が少し広がってしまう。
- F2.8ズームは軸上色収差の補正が完璧では無い傾向があるが、このズームレンズはとても良好な性能だ。絞り開放から色ずれはほとんど無い。ただし、F2.8からF4に絞るとピントが少し移動する。
- シャープネス(17mm)はAPS-Cイメージサークル内において全域がとても良好だ。ただし、フルサイズ四隅、特に17mmは強い非点収差で甘くなっている。ソニーGMの絞り開放はタムロンより中央や四隅がよりシャープだ。しかし、タムロンはF4まで絞ると中央やAPS-Cフレームまでとてもシャープになる。
- シャープネス(20mm)はF4まで絞ると優れた中央解像となり、APS-CフレームはF5.6まで絞ると同様に優れた解像性能を発揮する。フルサイズ四隅もまたとても良好だ。ソニーGMはタムロンのF4と同程度に開放から優れている。
- シャープネス(24mm)の中央解像はソニーと同程度だが、絞り開放におけるAPS-C枠やフルサイズ四隅はまだ少し劣っている。
- シャープネス(28mm)はF4でとても優れたパフォーマンスを発揮するが、フルサイズ四隅はF5.6まで絞る必要がある。ソニーGMは四隅のパフォーマンスでまだ有利だ。
- 遠景では非常に優れたパフォーマンスを発揮する。フルサイズ四隅でさえ、F2.8からとても実用的だ。ただし、28mmだけ少しソフトである。
・17mmはソニーGMと非常によく似た性能だ。
・20mmでもソニーGMと非常によく似た性能だ。
・24mmではソニーGMよりもシャープなAPS-C、四隅の画質となる。
・28mmでもソニーGMより良好だ。
・遠景解像はとても見事なパフォーマンスである。 - 周辺減光はレンズプロファイルを適用しても完全には解消しない。
- 歪曲収差は17mmで樽型、強い陣笠状となる。ズームすると急速に糸巻き型歪曲へと変化する。
- コマ収差(17mm)はソニーGMと同じくらい良好な補正だ。28mmでもとても良好である。
- 玉ボケはソニーGMよりも強めの玉ねぎボケとなる。口径食の影響はどちらも穏やかだ。
- クローズアップの場合、APS-Cフレームまではとても実用的な結果となる。
- フレアやゴーストはほとんど発生しない。
- FE16-35mm F2.8 GMはタムロンより明らかに大きく重く、遥かに高価だ。しかし、2.2倍の光学ズームと近接でも非常にシャープな光学性能である。しかし、遠景や一般的な撮影距離ではタムロンと互角で、24mmや28mmはタムロンのほうが良好だ。軸上色収差・コマ収差・ボケ・逆光耐性もよく似ており、たまにタムロンがリードする。
逆光時でもコントラストが維持され、シャープな描写だ。中距離の四隅はシャープでは無いものの、風景や建築物のような撮影ではソニーGMよりさらにシャープである。光学1.6倍ズームを許容できるのであれば、明らかにおススメできるレンズだ。
長所:F2.8ズーム・小型軽量・防塵防滴・主に遠景で良好な画質・逆光耐性・とても使えるクローズアップ性能・ソニーGMの半値・信頼性の高いAF
短所:近距離における四隅の画質・クローズアップ時の撮影距離がほとんど無い・制限されたズームレンジ・騒がしい後ボケ
Admiring Light
16-35mm F4 ZAよりシャープ
- Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4?ZA OSSより450ドル安く、FE 16-35mm F2.8 GMよりなんと1300ドルも安い。今回は4年間愛用してきた16-35mm F4 ZAと簡単な撮り比べを実施した。
- 17-28mm F2.8 RXDは驚くほどコンパクトで軽量なレンズだ。ハイクオリティなプラスチック鏡筒で重量は驚異の420gである。フィルター径は67mmだ。
- 16-35mm F4 ZAはフルサイズEマウント初の広角ズームレンズで、金属外装、72mmのフィルター径である。F4ズームだが、サイズはタムロンよりも少し大きい。35mm時はタムロンと同じ全長だが、16mm時ではタムロンより少し長くなる。
- 17mm:
・中央:タムロンは隅まで一貫してシャープな描写だ。F2.8と明るいレンズにも関わらず、ソニーと同じくらいシャープである。
・四隅:タムロンは特に絞り開放でソニーよりも明らかにシャープだ。F4まで絞るとさらに差が開く。F5.6-F8でソニーも追随するがタムロンほどでは無い。 - 23mm:
・中央:ソニーよりも余裕のあるシャープな描写だ。
・四隅:開放ではタムロンがまだリードしている。絞ると差は僅かだ。 - 28mm:
・他の焦点距離と比べて似たような画質だ。
・四隅はタムロンがF4で僅かにリードしているものの、F5.6-F8でほぼ同じだ。
・中央は全ての絞り値でタムロンが僅かに優位だ。 - 近接撮影でもタムロンが優位である。
簡単なテストだったが、タムロン17-28mm F2.8 RXDがソニー16-35mm F4 ZAより優れているのは明らかなようだ。シャープネスはレンズ描写における部分的なものでしかないが、今のところタムロン優位である。
Sony Alpha Blog
コストパフォーマンス良好なレンズ
- タムロン2本となるソニーFE用ズームレンズだ。コストパフォーマンスの良い28-75mm F2.8 RXDをうまく補完している。
- オートフォーカスは静かで信頼できるものだ。
- ビルドクオリティは良好である。
- シャープネス:α7R III
・中央:F2.8から非常に良好で、F4-F8まで優れたパフォーマンスを発揮する。F11で少し低下し、F16から回折の影響が見られる。
・四隅:F2.8は中央よりシャープネスが低下するものの、F4まで絞ると非常に良好だ。唯一の弱点は24?28mmのよすみくらいだろう。
・全体的にとても一貫性のあるシャープネスである。 - 周辺減光は特に17mmで目に付くが、F2.8で穏やかとなり、F4で解消する。
- 色収差はテスト中に全く目に付かなかった。
- 歪曲収差は中程度の樽型だ。
- 逆光耐性はとても良好である。
- F16まで絞ると素敵な光条が出来る。
- 広角レンズとしてはボケが綺麗である。玉ボケは良好な円形で柔らかい描写だ。
- 発色やコントラストはとても良好だ。
- FE16-35mm F2.8 GMとの比較
・GMは遥かに重くて大きなレンズだ。そして頑丈なレンズである。
・ボケはよく似ている。
・発色はどちらも非常に良好だが少しGMの方が優れている。
・中央シャープネスは全てのズームレンジ・絞り値でとてもよく似ている。
・四隅は17?20mmでほぼ同じパフォーマンスだが少しだけGMが良好だ。
・四隅24?28mmはF2.8においてGMのほうは1グレード良好である。F8まで絞ると違いは僅かだ。
・これらの違いは僅かであり、4200万画素や6100万画素でしか見分けがつかない。2400万画素のα7 IIIでは違いが無い。
・高画素機を使わず、16-35mmの古典的なズームレンジでなくても問題なければ、より安価なタムロンで満足できるはずだ。 - 動画との相性はとても良好だ。
ソニーGMの僅か1/2.5の価格で非常に優れたパフォーマンスを発揮するレンズである。秋からにズームレンジは狭いが、28-75mm F2.8 RXDと組み合わせることで補完関係となるはずだ。
24?28mmにおける絞り開放のシャープネスはGMに敵わないが、α7 IIIのような2400万画素センサーならば少しの違いも分からないだろう。16-35mm F4 ZAより良好なパフォーマンスである。
全体的にコストパフォーマンスが良好で強くおススメできるレンズだ。
長所:価格・小型軽量・とても優れたシャープネス・限定的な歪曲と周辺減光・色収差が見られない・とても良好なボケ・とても良好な発色
短所:ズームレンジが狭い・24?28mmにおける四隅のパフォーマンス
Mobile01
安価だが妥協が見られない光学性能
- 17-28mmとズームレンジは狭いが比較的小型な広角ズームレンズだ。フィルター径はわずか67mm、レンズ直径はわずか7.3cmとなる。レンズ全長が変化しない広角ズームレンズとしては最も小型である。
- 日本設計、ベトナム製造だ。
- 重量は550g。α7R IIIが657gなので、合計1207gのシステムだ。大口径広角ズームレンズのシステムとしては最軽量となる。
- インナーフォーカス式のRXD(ステッピングモーター)駆動だ。AF-Sのフォーカススピードは普通だが、被写界深度の深い広角レンズと言うこともあり、AF-Cはとても良好だ。とても静かで動画でもノイズは発生していない。
- シャープネス:α7R III
・17mm:中央は絞り開放からF8まで一貫したパフォーマンスである。四隅は開放が少し甘いものの、F4-F8で一貫したパフォーマンスを得ることが出来る。
・28mm:四隅はF5.6まで絞ると安定するが、2400万画素のカメラを使えば結果はより寛容的となるはずだ。 - このレンズはカメラの色収差補正に対応しており、実写ではほとんど色ずれが確認できない。
- 逆光耐性はBBARコーティングのおかげでシャープな描写を維持している。絞ると目立つようになるが、見栄えは優れている。
- 歪曲補正はカメラ側の補正をオフにすると広角端でも望遠端でも目立つ。歪曲補正はオンにしておくべきだろう。
- 周辺減光は目立たず、絞ると顕著に改善する。
- 光条はF5.6まで絞ると発生し始める。
安価な大口径広角ズームだが、画質に妥協は見られない。絞り開放からピークの中央画質で、基本的に像高8割は実用的な描写性能だ。オートフォーカスは抜群では無いものの、色収差補正・逆光耐性・周辺減光は広角レンズとして非常に良好。絞り開放からハイエンドレンズのようなパフォーマンスだ。
価格と小型軽量なサイズも相まって非常におススメできるレンズである。この調子で望遠ズームレンズが登場することを期待したい。
Richard Wong
バランス良好な広角ズーム
- これは発売前のプリプロダクションモデルを使ったレビューである。
- レンズ外装は28-75mm F2.8と同じプラスチック製だ。
- 420gと軽量でレンズサイズはとても小さい。
- ズームリングもフォーカスリングも滑らかで十分良好だ。
- 大口径広角ズームとしては小さい67mmフィルター径である。28-75mm F2.8 RXDと同じ67mmなのでフィルターを使い回しやすい。
- ズーミングによるレンズ全長の変化は無い。外装の内側で内筒が前後する。
- オートフォーカスはとても高速だ。動作は滑らかでノイズは全くない。
- TECHART TZE-01を使いNikon Z6に装着しても非常に高速なAFだ。
- 中央シャープネスはどの焦点距離・絞り値でも非常に良好だ。絞り開放からシャープなので絞ってもあまり改善しない。
- 四隅のシャープネスは17mmで中央と比べて少しソフトだが、実際にはとても良好だ。22mmは17mmと比べて少しソフトだ。F4まで絞ってもまだソフトさが残るものの、F5.6でとてもシャープになる。28mmもやはり少しソフトだが、絞ると22mmの時よりもシャープとなる。
- 周辺減光は17mm F2.8で少し減光が強い。F4で少し改善し、F5.6でほぼ改善する。28mm側は減光が遥かに少ない。
- 歪曲収差は広角レンズらしくかなり目立つ。
- 玉ねぎボケの傾向は強くない。
- 逆光耐性は最小限に抑えられている。
- 色収差はとても良好に補正されている。高コントラストな逆光シーンでもほとんど目立たない。
画質とレンズサイズ、価格設定のバランスはとても良好だ。唯一妥協が必要なのは17-28mmと狭いズームレンジくらいだろう。28-75mm F2.8 RXDと同じく超人気レンズとなるはずだ。
過去履歴
- 2019-06-25:MTF・スペックシートのリーク画像が出回っています。
- 2019-06-23:今週発表とネット上で噂が出回っています。
- 2019-06-05:Photar.ruが「6月2?6日の間に予約販売が始まる」と噂情報を発信しています。
- 2019-05-15:Sony Alpha Rumorsが「予約開始までまだ1~2か月ほどかかる」と噂情報を発信しています。
- 2019-02-20:タムロンが本レンズを開発発表しました。
- 2019-02-20:本日16時に登場と噂されているので専用ページを作成しました。28-75mm F/2.8 Di RXDの前例を考えると入荷待ちとなる可能性大。早めに予約しておいたほうが良いでしょう。
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