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キヤノン 24-120mm F2.8 ISと85mm F1.4 ISを想定したような特許出願

2022年11月25日付けキヤノンの気になる特許出願が公開。光学手振れ補正を搭載したフルサイズ対応の「24-120mm F2.8 IS」や「85mm F1.4 IS」を想定したような特許出願を掲載しています。

概要

  • 【公開番号】P2022175604
  • 【公開日】2022-11-25
  • 【発明の名称】光学系および撮像装置
  • 【出願日】2021-05-14
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】光軸に対して偏心する可動群を小型軽量化しつつ、可動群による色収差の発生を抑制する。

実施例1

  • 焦点距離:24.72-116.36
  • F値:2.91
  • 半画角:37.12-10.53
  • 像高:21.64
  • 全長:178.45-204.02
  • バックフォーカス:14.59

実施例4

  • 焦点距離:82.47
  • F値:1.45
  • 半画角:14.70
  • 像高:21.64
  • 全長:126.52
  • バックフォーカス:13.50

実施例5

  • 焦点距離:103.16-387.89
  • F値:4.64-7.30
  • 半画角:11.84-3.19
  • 像高:21.64
  • 全長:176.10-288.59
  • バックフォーカス:15.98-63.01

ズームレンジの広いF2.8標準ズームや、大口径85mm F1.4に手振れ補正を搭載した光学系に関する特許出願ですね。ズームレンジの広いF2.8ズームは魅力的ですが、どのような価格設定・サイズのレンズとなるのか気になるところ。バックフォーカスを考慮しても光学系だけで150mm以上はありそうなので、大きく重く、そして高価なレンズとなりそう。85mm F1.4 ISはEFレンズにも存在するラインアップなので、いずれは登場するだろうなと予想しつつ、この光学系を採用するのかは不明。最後の実施例の「100-400mm」は既存の「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」と異なる設計のようです。どれもバックフォーカスが短いことからミラーレス用になると思われますが、これらが実際に商品化されるのかは不明。

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