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ソニーAPS-C α6xxxシリーズにベストなレンズ

これまでソニーAPS-C Eマウント用レンズを70本以上テストしているSony Alpha Blogが「α6xxxに最適なレンズ」と題してシャープネスランキングを掲載しています。Outstandingはシグマ56mm F1.4 DC DNのみ。

2400万画素を活かせるレンズは限定的

α6xxxシリーズは2400万画素センサーを使用している。フルサイズの4200万画素や6100万画素のような高画素ではないが、表面積が小さいAPS-Cにおける2400万画素は画素の密度が非常に高い。α7R IVのAPS-Cクロップで2600万画素となる。

このため、APS-C 2400万画素を最大限活用するためには、フルサイズの2400万画素・4200万画素に対応するよりも優れたレンズである必要がある。

今回はレンズの解像力=シャープネスのみに焦点を当てている。レンズの評価にはAFやボケ・発色・色収差・逆光耐性・歪曲など、他にも多くの基準を考慮する必要がある。このため、今回のシャープネスランキングだけを参考にせず、他の基準も確認して欲しい。

極めて優れたレンズ(Outstanding)

このグレードは2400万画素 APS-Cセンサーの可能性を最大限に活用できる。等倍でも全体的にとてもシャープでコントラストが良好だ。フレーム全体でこのグレードを達成できるレンズはほとんど無い。

優れたレンズ(Excellent)

Outstandingのほうが少し良好だが、優れた結果を得られるレンズだ。

非常に良好なレンズ(Very good)

非常に良好な結果を得られるが、等倍で確認するとある程度ソフトに見える。一般的に優れた単焦点レンズの絞り開放が該当する。

良好なレンズ(Good)

全体的に見ると良好だが、等倍で見るとシャープではない。

平凡なレンズ(Average)

絞るとかろうじて非常に良好な結果を得られるが、フレーム全体で良好な結果を得られるわけでは無い。

悪いレンズ(Bad)

等倍で見ると悪い結果だ。テレビで見る分には問題無いが、パソコンで拡大することは出来ない。

とのこと。
最高評価である「Outstanding」を獲得したのはシグマ「56mm F1.4 DC DN」のみとなった模様。私もマイクロフォーサーズ用を使っており、確かに良いレンズだと感じています。

56mm F1.4 DC DNには及ばないものの、ソニー最新ズーム「E 16-55mm F2.8 G」「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」がどちらも「Excellent」と評価されています。この2本があれば広角以外の大部分はカバー可能出来るので、大きな問題は無さそうですね。

広角レンズの選択は悩ましいところですが、フルマニュアル操作に問題が無ければ「Laowa 9mm F2.8 Zero-D」を検討したいところ。Sony Alpha Blog以外のレビューサイトでも評価が高く、APS-Cの機動力を活かせる小型軽量レンズに仕上がっています。

比較的古いAF単焦点レンズ(ソニー純正・ツアイス)の評価が伸び悩んでいるのも気になるところ。この辺りはシグマとVILTROXのAFレンズ頼みと言ったところでしょうか。

タムロンも「Di III-Aシリーズ」として動き出しそうなので期待大。「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2」「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2」「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」をはじめ、フルサイズ用レンズが比較的安いので検討してみるのも一つの手と言えそう。

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